2011年 07月 27日
中国を笑えない日本の恐ろしい実態
中国で高速鉄道の事故が起きた。
このニュースを見て多くの日本人が、
「だから中国製は安全性に問題があるんだ」
「中国だからずさんな管理で危険なんだ」
「事故を隠蔽しようと必死になっている非民主的な国家だ」
という印象を持ったのではないか。

しかし、中国をそんな風に“下”に見れるのだろうか?

「安全性に問題がある」ものを平然と作り、
「ずさんな管理」で次々と問題が発覚しているにもかかわらず、
未だに「真実を隠蔽」しようとしているのは、
まさしく日本の原発事故そのものではないか。
中国のものは危ない、日本は安全なんて、
いまや誰も思えない。
日本はある意味では中国レベルの危険な状況に陥っている。

数年前に中国の毒ギョーザ問題が騒ぎになった時、
「中国の食品=危ない」というイメージから、
多くの日本人が中国の冷凍食品などを買わなくなった。

しかしじゃあ日本の食品は今、安全なのか?
毒ギョーザのみならず、
“毒”牛肉、“毒”稲わらが大きな問題になっていて、
しかももうそれは全国に拡散し、消費されてしまいました、
という話だ。

中国並みのずさんな食品管理ではないか。
中国並みの危険な食品だらけではないか。

私はガイガーカウンターで被災地など、
放射線量を計っていてブログでも掲載しているが、
「被爆」という意味で大気の放射能なんて、
ほんの一部にしか過ぎない。

いっておくが3月の原発爆発で、
日本中の大気、水、土壌が汚染されたのだ。

稲わらと牛肉しかなぜ問題にしないのか?
他の畜産物は大丈夫なのか?
野菜は?魚は?水は?

なぜ稲わらと牛肉しか取り上げられないのか不思議。
他の食品だって汚染されている可能性は当然あるに違いない。
牛の全頭検査をしろなんて言っているだけでなく、
日本産のすべての食品検査をしなければ、
日本版“毒”ギョーザが広く流通してしまっている可能性は高い。

原発事故で日本は中国をバカにできなくなった。
中国並みの危険・ずさん管理・隠蔽体質であることがわかった。

放射能汚染で日本産の食品が全滅する恐れだって十分にある。
我々が生き残る道は、高い輸入食品を買うか、
汚染された日本産の食品を食うかぐらいしか選択肢はない。

稲わらが危ない。牛肉が危ない。
中国が危ない。福島が危ない。

そんな問題じゃない。
危ないのはどこか特定のところじゃない。
遠くのどこかで、
自分には関係のないものが危ないんじゃない。
原発事故が起きていまや何が危ないかもわからない。

一刻も早く何の食品が危ないのかを調べないと、
手の打ちようがない。
自衛することすらできない。

土日に南相馬市に行った際、
「被爆」という言葉が日常会話のように飛び交っていたのに、
驚きを感じた。

でも残念ながら日本はそんな国になってしまった。
もはや起きたことはどうしようもない。
中国のように隠蔽するのではなく、
きちんとした調査をして、
何が危なくて何が危なくないのかをはっきりさせないと、
日本は中国と同レベルの危険社会になってしまうと思う。


by kasakoblog | 2011-07-27 12:54 | 政治


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