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自然災害を拡大させるのは小市民的行動

ものすごい台風が来ると事前にわかっているのに、
通常通り出社しようとする人たちについて、
2年前に「台風で出社するバカ」
http://kasakoblog.exblog.jp/11318327/
という記事を書いた。

今回もものすごい台風が日本各地を襲う予定で、
ぜひ自然災害を人災に変えないために、
小市民的行動は控えて、
あまりに雨・風が強いなら、
外出はできるだけ控えてほしい。

自然災害は防ぎようがない。
しかし被害を拡大させるのは、
自然よりも人災だということを、
3.11以降の原発事故で目の当たりにしてきたはずだ。
あなたは人災の原因になるんですか?

例えば明日台風が来ると予報されていて、
あなたが小学校の先生で、
明日予定されている運動会を決行しようとするだろうか?
子供たちに被害があったらどう責任をとるのか?
普通の感覚なら中止にするだろう。

ところが日本人は「会社」となると頭がいかれてしまう。
行くことが仕事だと思い込み、
電車本数が激減し、ダイヤが乱れているところに、
みんなで突っ込んで、
「いや~普段よりも1時間も長くかかってしまいましたよ」
ってそれが会社への忠誠尽くしたみたいな感覚って、
ほんとバカじゃないかと思う。

どうしても大事な仕事があるなら、
前日から泊りこめばいいわけだし、
無理に悪天候のなか1時間長くかかって出社しても、
誰もトクはしないし、会社に何の利益も生まないわけで、
それなら前日に持ち帰れる仕事があったら、
持ち帰って家でやって、ダイヤが正常になり、
天候がよくなったら出社することの方が、
会社にとっても自分にとっても「利益」になるのではないか。

そもそも大きな勘違いは、
悪天候でダイヤが大幅に乱れているということは、
取引先も同僚も上司も部下もお客様も、
みんなその悪天候の影響を受けて正常な経済活動が、
できない状態にあるということだ。

そこにいつも通りに無理やり出社しようとしたところで、
みんな行けないのだから意味がない。

3.11の教訓は自然災害を甘く見すぎたことだ。
「津波なんてたいしたことない」と甘く見ていたことが、
被害をより拡大させた。

「台風なんてたいしたことない」といえるのだろうか。
名古屋では一時110万人に避難指示・勧告が出たという。

日本人は3.14以降、
原発が爆発し、余震が頻繁に起き、電車本数が激減しているのに、
無理やり出社しようという人がいかに多かったことか。
そして多くの人はそのために被ばくしたわけだ。

自然災害が原因で原発事故が起きたとしても、
被害を拡大させたのは小市民的行動ゆえだろう。

自然災害を防ぐことはできないが人災は防げる。
気象情報を見て、かつ外の状況を見て、
今、何が何でも通常通り出社すべきなのかどうか、
きっちり見定めて、人災を拡大させないように注意したい。

命が一番大事でしょうに。
自然の猛威を甘く見てはいけないなんて、
3.11が起きたからわかっているとは思うけど。

by kasakoblog | 2011-09-21 01:50 | 働き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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