幸せの二極化時代~チャンスのある日本社会~
2008年 01月 03日
チャンスが回ってきた時に力を発揮できるかを気にした方がいい。
チャンスのない人間が多いんじゃない。
チャンスを活かせない人間が多いのだ。
2007年3月3日のつぶやきかさこ「ブレイク」より。
私は今年3冊の本を出版することができた。
・2007年6月発売:「金融屋」彩図社、笠虎崇著
・2007年8月発売:写真集「工場地帯・コンビナート」グラフィック社、かさこ著
・2007年10月発売:写真集「団地・路地裏・商店街」グラフィック社、かさこ著
それを自慢したくてここに書いているわけじゃない。
チャンスがない、コネがない、金がない、才能がないなど、
自分の人生を社会のせいにしてあきらめる人が多い世の中だけど、
日本は非常にチャンスにあふれている国だということを言いたいのだ。
私に特別なコネがあったわけじゃない。
ただ文章も写真もいつか来るチャンスに備えてやり続け、
それを成果に結びつけるために営業活動を行っていたから、
こうして本を出すことができたのだ。
だからみなさんもあきらめて欲しくないと思う。
自分の世界に閉じれば閉じるほど、チャンスは回ってこない。
いろんなところにアンテナ張って、積極的に動いた人間に、
チャンスが回ってくる。
チャンスは突然やってくる。
チャンスは一挙にやってくる。
チャンスをモノにできる力を、
身につけてきたかが問われる瞬間。
チャンスがなかなか回ってこないと、
腐ってしまうのはよくあることだと思うけど、
不意に訪れる機会を逃さないためにも、
やっぱり毎日素振りを欠かしちゃいかんのだ。
2007年3月3日のつぶやきかさこ「ブレイク」より。
チャンスを活かしてモノにしかかっている若い人たち、
チャンスが来た時に備えて努力をし続けている若い人たちはいっぱいいる。
そういう人たちに今年も数多く出会い、彼らにインタビューし、記事を掲載した。
・“ホリエモンのかばん持ち”保手濱彰人氏インタビュー
http://kasako.web.infoseek.co.jp/sakuhin.files/hotehamaakihito.html
・現役東大生社長・高橋飛翔インタビュー
http://www.kasako.com/sakuhin.files/hisho.html
・音楽でメシを食う~ドラマー海保けんたろー(メリディアンローグ)インタビュー
http://www.kasako.com/sakuhin.files/kaihokentarou.html
・次代を担うボーカリスト・齊藤涼(メリディアンローグ)インタビュー
http://www.kasako.com/sakuhin.files/merirog.html
・ギタリスト・長田秀人(メリディアンローグ)インタビュー
http://www.kasako.com/sakuhin.files/osada.html
・坂本龍一絶賛ボーカリスト・五阿弥瑠奈(Ooze)インタビュー
http://www.kasako.com/sakuhin.files/luna.html
自分のやりたいことを見つけ、
チャンスをモノにするために努力し続ける彼らはすごく輝いていた。
そういう若い人たちがいっぱいいる。
私なんかはチャンスがある社会だということに気づいたのが、
30歳になったぐらいからだったけど、
ここにインタビューした人たちは、
それにいち早く気づき、自分の道を邁進している。
彼らのインタビュー記事には、
自分の道を見つけ、与えられたチャンスを活かし、
活動していく様子を詳細に記しているので、
ぜひ時間のある年末年始にでも読んでいただければと思う。
「二極化」という言葉が昨今、騒がれ始めている。
しかしそこでいう二極化とは、結局は所得格差に尽きるわけで、
所得格差によって教育格差や医療格差が生まれ、
それによって上流は人生に勝ち、
下流は人生の負け組になるという、
非常に情けない単純な二元論を展開することで、
1:自分が負け組なのは金がないから仕方がない
というあきらめの気持ちを納得させ、
2:勝ち組になった人間は金があるからだ。
そんなのけしからんという心を満足させるに過ぎない。
しかし実態はそんなに簡単にはいかない。
本当の意味での二極化が始まっていると私も思っている。
単に金持ちがそうでないかなんて単純なもんじゃない。
35歳過ぎても結婚できないとかできたとかなんて単純なもんじゃない。
格差社会になる?下流と上流?
収入格差の広がりで下流がスラム化し凶悪犯罪を起こす?
マスコミが喧伝する所得格差=勝ち組負け組という図式が、
崩壊しているバラバラ殺人事件が起きた。
外資系証券会社エリート夫を遺体切断事件と、
渋谷の歯科医家族の妹バラバラ遺体切断事件だ。
前者はマスコミの方程式でいえば人生の勝ち組のはずだ。
所得は多い、結婚もしている。
にもかかわらず、30歳にして高年収1超エリート男は、
結婚後、妻に絶えず暴力を振るい、
妻に殺害され遺体をバラバラに切断された人生で幕を閉じた。
その妻も名門校出らしいが、エリート勝ち組社員と結婚したものの、
夫の暴力に悩まされ、ついには夫殺害という殺人犯になった。
これが「勝ち組」人生の1つの成れの果てである。
一方、渋谷の歯科医家族の妹バラバラ遺体切断事件だが、
高級外車2台を所有し、自宅およびオフィス2軒を自己所有する、
裕福なエリート歯科医師家族の「勝ち組」のはずだが、
そこで“落ちこぼれて”3浪もしている次男が、
その家族ではすっかり浮いている、グラビアアイドルをめざす妹を、
「夢がない」となじられたことで殺害し、
専門家も感嘆するほど見事な遺体切断を行い、
乳房と下半身部分だけ別に切り取るという異常な行為まで行い、
逮捕されるという結末に至った。
両親はもちろん、エリート歯科医師を継ぐべく優秀な長男も、
弟と妹の衝撃殺害事件で、この先の「勝ち組」人生は、
何の保証もなくなったのである。
2007年1月12日「バラバラ殺人に見る「勝ち組」の崩壊」より
収入が多いから幸せだとか勝ち組だとか、
そんな格差社会がやってきているんじゃない。
人生を幸せに生きられるかどうかという、
今、日本は、真の二極化時代が訪れているのだ。
「幸せ」という価値観は人によって違うので、
金持ちになったから勝ち組だとか、
結婚できたから勝ち組なんてそんなことにはならない。
ただ一人一人が幸せか不幸かと感じる感じないにおいて、
二極化がどんどん進む時代になると思う。
自分が幸せだと思う人はどんどん幸せになり、
自分が不幸だと思う人はどんどん不幸になる。
そういう意味での人生の二極化が、
今、日本社会に浸透しはじめている。
所得格差ではなく幸せ格差の時代ということにいつ気づくか。
マスコミは相変わらず愚かな所得格差論を煽っている。
たとえば、2007年3月8日のつぶやきかさこ、
「東京/沖縄格差が257万円という愚かな格差論議」を見てみよう。
産経新聞のニュース
県民所得地域格差3年連続で拡大 東京と沖縄「257万円」
1人当たりの県民所得(名目)でトップの東京と
最下位の沖縄の差は257万円と、 前年より7万円も拡大。
安倍晋三政権にとって格差是正は大きな政策課題。
こういう情けないバカな議論があふれかえっているわけだけど、種明かしは簡単だ。
東京の方が257万円収入があったとしても、
物価の高さ、家賃の高さから、
東京の生活費が沖縄より257万円高かったら、実質格差はゼロになる。
つまり、格差はないということだ。
なぜ収入だけの格差を気にするのかまったくわからない。
沖縄へドロップアウトしている人が、
若者、リタイア世代含めて非常に多いわけだけど、
それは結局のところ、
東京より生活費にお金がかからないという要因も大きいだろう。
30年ローンを抱えた高収入サラリーマンの方より、
低収入で実家ぐらしのフリーターの方が、
実ははるかに高水準の生活をしている可能性があるわけで、
でもそういう実態格差まで調べず、
単に収入だけで格差だと騒ぐナンセンス。
政治やマスコミは数字上の収入格差だけを問題にするけど、
みんな単なる収入だけでは人生を選択してないわけです。
高収入だけと残業が多く家族といられないなら、
パートで外食とか旅行ができなくても時間があって家族といた方がいいとか、
収入だけでは図れない価値観も含めて、
職業を選択しているわけで、
収入格差=幸せ格差にはならないわけだ。
マスコミが騒ぐ所得格差社会なんかが問題なんじゃない。
自分の人生をいかに楽しむか。
そのためには、自分で考え、主体的に行動し、
自立できる力を身につける必要があると思う。
これからますます「幸せ」格差の二極化が進んでいく。
自分の人生を悲観的に捉えず、誰かのせいにするのではなく、
自分自身が自分の人生を見つめ直し、
人それぞれのベストな答えを出す時代。
人生の成功という答えが1つではなくなった社会になったからこそ、
自分なりの道を見つけだせる発想力、
チャンスが回ってきた時にチャンスを活かせる普段からの努力、
チャンスを引き寄せる営業力が大事になると思っている。
才能とは持続する情熱である
2008年、みなさんにもチャンスが回ってきた時に、
それをチャンスだと捉えることができ、
チャンスをモノにすることができるか。
持続する情熱を大切にすることで、
よい年になるのではないかと思う。
私の2007年のブレイクはほんの序章に過ぎない。
このブレイクを活かしてまた新たなチャンスをつかみ、
さらなる「幸せ」「楽しさ」「満足感」のある年にしていきたい。
そのベースとなるのがこの毎日の日記(つぶやきかさこ)にある。
2008年でかさこワールド毎日更新は9年目へと突入する。
私はいつでもスタンバイOK。
今はまだレギュラー選手ではなく、
ベンチの控えに過ぎないかもしれないけど、
いつでも声が掛かったらそれに応えられるよう、
毎日更新を続けていく。
というわけで2008年もかさこワールドをよろしくお願いします。
2007年は文章、撮影ともに精力的に活動しました。
今年書いた文章はざっと90万字(原稿用紙2250枚換算)。
(つぶやきかさこ1440枚、金融屋200枚、会社の仕事610枚)
90万字というと相当な文章量ですが、
365日で輪って1日換算に直せば、たかだか原稿用紙6枚程度。
撮影枚数はあまりに多すぎて数え切れませんが、
シャッターを切った回数は、
日本のカメラマンの中でもかなり上位に入るのではないかと、
勝手に思っています。
数が勝負ではありませんが、
いつかやってくるチャンスをモノにするために、
毎日毎日ちょっとずつ積み重ねていくことが、
大事なんだと思っています。
●二極化時代を生きるヒントとなるつぶやきかさこ
2007年つぶやき目次からお探しください。
http://kasako.web.infoseek.co.jp/tubumoku.files/2007mokuzi.html
・2007年2月2日 ないものねだり~島へ、都会へ
・2007年2月7日 キャッチボール
・2007年2月15日 社会とつながる手段を得る
・2007年4月7日 仕事/家庭以外の第三の場(趣味)を持とう
・2007年4月11日 落ち込まない方法
・2007年6月8日 人生楽しむ秘訣はメリハリ
・2007年6月14日 会社を辞めるかどうかチェックリスト
・2007年7月30日 普段使っている物にお金をかけよう
・2007年9月11日 みんな、がんばってる
・2007年10月17日 あまったれ
・2007年11月27日 夢をあきらめたんじゃなく、夢がないだけだ
・2007年12月21日 「サラリーマンが嫌」から道を誤る
