2008年 02月 24日
マイルやポイントの誘惑
マイルがたまるクレジットカードや、
ポイントがたまるクレジットカードがある。
「ためたってどうせたいしたことないだろう」と、
今までそれほど気にしていなかったんだけど、
地道にためて稼いでいくと、結構なマイル数、ポイント数になる。
そんなわけで最近、できるだけクレジットカードを使おうという意識が働く。

単に現金で支払っていた代わりに、
クレジットカード決済するだけなら、
マイルやポイントがたまるだけで、何の損もないわけだけど、
「できるだけ早くためたい」という意識が強くなると、
何か必要ないものでも「買うものないかな」と探し回っている自分に気づき、
おっとこれはいけないなと思ったりもする。

本来ならできるだけお金を使わないことがいいはずなのに、
「使えば使うほどマイルやポイントがたまる」と言われると、
ついついお金を使う方向に意識が働いてしまう。
また最近ではいらんことに、
ここで買うとポイント2倍だとか5倍だとか倍率が違う。
そのせいでたとえば本を買うのでも、
こっちで買った方がポイントが数倍になるからと、
便利で買える方より、ポイントが増える方を選んだりしてしまう。

そう考えると、多大なコストがかかるにもかかわらず、
多くの企業がポイント戦略を実施する理由がわかる。
消費者の「合理的」な行動を、
マイルやポイントを餌に大きく変えることができるからだ。

それにしてもこうしたクレジットカード付帯のマイルやポイントだけでなく、
レンタルビデオ屋だとかレストランだとか、
やたらに自社ポイントプログラムやスタンプカードなどが多い。
「登録は無料でたまれば得」といってカードを作っていくと、
財布の中がカードだらけでほんと困ってしまう。
カードが増えれば増えるほど、使用頻度の少ない店で買い物する時、
そこのポイントカードだのスタンプカードなどを探すのが大変になってしまう。

そこで思うに、一層のこと、
現金決済はできるだけ辞めて、クレジットカード決済主体の社会にして、
さらにポイントプログラムも全部キャッシュバックで統一してしまえばいいのにと思う。
キャッシュバックがつくポイント比率だけ、店によって変えればいい。
そうすればみな統一基準で比較がしやすいし、
どこでも使えるし、いっぱいカード持たなくて済むし。

まあそんなことしたら企業や店にとっては、
自社のリピーターを増やすことにつながらないから嫌なのはわかるんだけど、
消費者からしてみれば、いろんな提携カードやポイントカードが増え、
しかも仕組みがどんどん複雑になって、
とてもついていけない。

それにしてもマイルやポイントをためようと、
現金決済ではなくクレジットカード決済にすると、
すごく便利な店と不便な店に分かれる。
スーパーなんかはサインレスで決済できるから、
現金より時間が短いし、財布が小銭で膨らむ心配がない。

その一方、本屋とかレストランとかで使おうとすると、
現金で決済するより2~3倍ぐらい時間がかかってしまう。
十数万の買い物するならそのぐらいの時間かけて慎重になってもいいけど、
たかだか数千円の支払いでそんなに時間かけてどうする?と思ってしまう。
そんだけ手間かけているわりに、
ほとんどの人がカード裏面のサインとレシートのサインを見比べてないし。

財布に小銭や紙幣いらず、
ポイントカードやクレジットカードやスタンプカードでいっぱいにならず、
定期とカード数枚で済む時代が来ないかな。

ケータイクレジットやおサイフケータイが進化すると、
すべてを担うカードの代わりに携帯1台で済むってことになるのかもしれないけど、
携帯で最近面倒なのはやはり会員登録。
携帯で空メールを送ると割引クーポンが送られてきたりするからぜひ登録を、
ということでやたらどの店でもQRコードがあったりするんだけど、
そうして登録した店から何度もメールが来たり、
いちいち割引クーポンを登録した画面を決済時に携帯で見せなきゃいけなくて、
ほんと面倒だし、店にとっても細かい個人情報とっているわけじゃないから、
あまり意味がないんじゃないかと思う。
そもそも携帯で登録した人が5%引きになり、
そうじゃない人が割引にならないというのもなんとも不公平な話だし。

もっと消費者にフレンドリーなリピーターづくりの仕組みにしてほしいなと、
最近つとに思う。


by kasakoblog | 2008-02-24 17:09 | 金融・経済・投資


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