簡単!家計簿の付け方~金融リテラシーの第一歩

預金は未だに低金利、年金はもらえるかもわからない。
賃金が上昇する見通しもなく、
投資をはじめてみたものの、株も投信も、
ライブドアショックとサブプライムショックでボロボロに・・・。
家計の貯蓄率も過去最低だという。
格差社会だのワーキングプアだのって言葉がバカみたいに騒がれている。

こうした不安を抱いているなら、
まず家計簿をつけることだと書かれた、
「投資戦略の発想法」(木村剛著)という本を紹介した。
しかし、実際に家計簿をつけている人は少ないのではないか。
特に独身の方で家計簿をつけている若者は、
皆無に等しいんじゃないか。

金融教育だの投資教育だの騒がれているけど、
株という名のギャンブルを教える前に、
家計簿のつけ方を教えるべきだろう。
そんなこともせずして何が「貯蓄から投資へ」なんだろうか?
だから日本の金融資産はどんどん取り崩され、
個人は資産を減らしていく。

年金不安、低賃金、格差社会とわめく前に、
まず、今、自分がいくら資産があり、
1カ月、1年でどのぐらい収支があるのか、
それを知るのが何より先決だ。
そのために家計簿が必要になる。

ただ「今年こそ家計簿つけよう」と思っても、
三日坊主で終わってしまう人は多いのではないだろうか。
なぜなら面倒くさいからである。
「家計簿つけるのが面倒くさいなんてけしからん。
面倒だろうが何だろうがつけろ!」
といったところで、やっぱり家計簿つける人を増やすことはできない。

そこで今すぐにでも簡単にはじめられる、
三日坊主にはならない、
究極の家計簿のつけ方を教えたいと思う。

1ヵ月に1度だけ。
財布に入っている現金がいくらかと、
通帳にいくら預金があるかだけをつけよう。

たとえば1/9時点で下記のようにチェックする。
財布:5万円
A銀行:10万円
B銀行:15万円
自分の全資産は30万円あることになる。

次は1ヵ月後、同じようにチェックする。
財布:3万円
A銀行:10万円
B銀行:12万円
自分の全資産は25万円
前月と比べて5万円マイナスになったと把握できる。

家計簿をまったくつけていないけど、
面倒な家計簿はつけれないという人に、
まずこの簡単資産把握法からはじめてほしい。
これはほんとおおざっぱな計算で、
収入がいくらかも支出がいくらかもわからない。
ただ何もつけないなら、たったこれだけやれば、
自分の現金資産の変化だけは把握できる。
前月比でどのくらいマイナスになったか、
プラスになったかだけでも把握できれば、大きな進歩といえる。

いきなり完璧な仕分けのされた、
毎日細かくつけなければならない家計簿からはじめようとするから、
結局何もできなくなってしまい、
自分が今、いくらお金を持っているのかすらわからなくなってしまう。

まずは簡単なところからはじめて、自分の資産把握をし、
徐々に必要性に応じて、
収入とか支出の内訳をつけていくようにすれば、
だんだん家計簿をつけるのになれていくし、
自分の金の動きが把握できるようになると思う。

ただ間違ってほしくないのは目的。
家計簿をつけることが目的じゃない。
家計簿をつけることで、
自分の生活にはいくらお金が必要で、
実際にいくら使っているかを把握し、
では将来、生活スタイルや職業選びは、
どうしたらいいのかを考える手段にすることが重要だと思う。

日本の国家が借金だらけで、
税金を湯水のように無駄遣いして、
そんなのけしからんというけれど、
やっぱりそれって、
国民の金融リテラシーが低いからなんじゃないかと思う。
家計簿もつけていない国民がわんさかいるから、
平気で税金を無駄遣いする国民が生まれるんだと思う。

お金は生きていく上では重要なもの。
これからどんどん知恵のない人間はプアになっていく。
知恵とはそんなに高度な知識じゃない。
家計簿をつけるとかそんな基本的なこと。

難しい金融知識や投資に飛びつく前に、
自分のお金の流れを把握することからはじめよう。

by kasakoblog | 2008-01-09 11:02 | 金融・経済・投資

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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