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お金を稼ぎたいと思うようになった件

早いもので今年も残り1ヵ月半。
私たちは同時代を生きているがゆえに、
多分まったくことの重要性に気づかないと思うが、
2011年3月11日に始まる東日本大震災をリアルタイムで経験したことは、
この後、時が経てば経つほど、
貴重な歴史の生き証人となるだろう。
日本の大転換点となるのだから。

震災が起きるまで、私はお金に対する執着心はあまりなかった。
物質的な欲求があまりないからだ。
いい車に乗りたいとも思わないし、
いい服を着たいとも思わないし、
高い食事をしたいとも思わない。

旅行やカメラ関連には、かなりお金を使う方だが、
普段、ラーメン屋とマックと松屋以外で、
お金を使うことはあまりないから、
そんなにお金に困ることはなく、
無理して働いて大金稼ぎたいなんてちっとも思わず、
むしろもらえるお金が少なくなっても、
自由な時間が増える方がいいとすら思っていた。

でもちょっと311の震災が起きて変わった。
歴史の大転換ともいうべき「事件」が起きた時に、
既存メディアのように広告主の圧力に負けて、
事実を改変してしまうような報道ではなく、
自由な立場で取材をし、既成の枠組みに捉われず、
「事件」についての記事を書けたらと思ったからだ。

そのためにはお金が必要だ。
例えば今回の震災が起きた時に、
すべての仕事を一旦中断して、
もしくは今の仕事を多少減らして、
ずっと被災地に入って取材を続ける、
といったようなことをするには、
その間、仕事ができなくても、
生活と取材ができるように、
ある程度の蓄えがあるもしくは、
継続的に収入を得られる仕組みなり商品ないとダメだと思った。

でも現状は今の仕事を投げ出して、
被災地取材にお金を注ぎ込むほどのお金はない。
それでお金があればなと思ったのだ。

今回の震災で3月末から約3ヵ月間、
避難所の所長のごとく避難所にほぼずっと滞在し、
被災地支援を行っていた東京のボランティアの方は、
不動産の賃貸業が主だったため、
東京を離れても被災地に居続けることができた。
東京にいなくてもお金は入ってくるし、
賃貸業の仕事なら電話やメール連絡でも、
大方のことは事足りたからだ。

また別のボランティアの方は、
かつて年収数千万円はもらっていたであろう、
外資系企業に勤めていたからか、
今はあまり仕事はしていなくても、
被災地に頻繁に行って活動しても、
金銭的に困るようなことはなかった。

日本のあり方を180度変える、
1000年に一度の大事件ともいっていい東日本大震災は、
被災地に限らず、日本全体に大きな影響を及ぼした。
今、何が起き、どんなことをしたらどうなったのか、
どんな人がどんなことをしたのか、
どんな成功モデルがありどんな失敗モデルがあったのか、
そうした取材をするのは、
今後の日本社会にとって大きなヒントとなるだろう。
しかし今の私の状況では、
1ヵ月に1度ぐらいが被災地取材の限度だった。

読者の中には毎週行っているように思っている方もいるが、
実はそんなに行っていない。
1ヵ月に1度ぐらいのペース。
ただ1度行くともうものすごい量の取材ができる。
いろんな話があり、密度が濃く、
それで毎日のようにブログ記事が震災の話題になり、
それで毎週のように行っていると錯覚されたのかもしれない。

被災地取材に限った話ではなく、
どんな取材でもそうなんだけど、
私がホームページに掲げた「かさこ活動理念」を実現し、
それによって沈没しそうな世界と日本をよくしていくには、
既存の大手メディアではなく、
何の利害もなく取材ができる個人メディアが、
大きな力を持つことを今回知った。
そこでいつでも自由に動き回れるような、
ある程度の経済的バックボーンが必要だなと。

真っ先に思いつくのは有料メルマガ。
でもそれはしたくない。
なぜなら読者が限定されてしまい、
社会への影響力も限定されてしまうから。
今年になって1万リツイートされた記事や、
5000リツイートされた記事があったが、
それはオープンで無料で誰でも見れるからだろう。
それだけ多くの人に読んでもらえれば、
私の活動理念の実現に一歩近づく。

期待していたのは電子書籍。
これならコストもかからず、
直販できるので利益率もよく、
取材活動費の原資になりやすい。
しかしまだまだ日本では電子書籍はまだかなという感じがする。
ましてお金を払ってとなると厳しい。
それだったらまだ無料にして広告入れた方がいい。
でもそうすると広告主の圧力という問題が出てきて、
既存メディアと同じことになってしまう。

お金を得るには紙媒体の直販しかないかなとも思った。
例えば「かさこマガジン」を無料ではなく有料にするとか。
でも紙媒体には印刷費という莫大なコストがかかる。
郵送代もバカにならない。
将来的にはなきにしもあらずの選択肢だが、
今はちょっとある程度の収入源になるとは見込みがたい。

そこでいろいろ考えてたどり着いたのが、写真データの販売だ。
写真もデジタルデータになってから価格破壊が進んでいる。
今まで専門のストックフォト業者が、
1点3万円~5万円ぐらいの値段で写真を貸していたが、
素人カメラマンの投稿型写真素材サイトが出てきて、
1点500円~3000円ぐらいという価格破壊が起きた。

とはいえ写真データはお金を払っても欲しい、
という場面はまだまだある。
実際に撮影に行くよりレンタルフォトで買った方が安いし、
いくら無料でも素人の撮影したものより、
ビジュアル的にいいものがやっぱりいい。
また有名観光地の写真はいっぱいあっても、
ちょっとマイナーな場所になったり、
名所でも何でもない普通の町並みとかになると、
急に写真の希少価値が上がる。

そこで私は写真素材集DVD販売を始めることにしました。
第一弾は8月に撮影したイタリアの写真。
撮影した約8500点の中から、約5200点に絞り、
5200点すべて実データで、まとめてDVD4枚に焼いて、
3万5000円で販売スタートしました。

えっ、写真で3万5000円?と個人の方は思うかもしれませんが、
あくまで主たるターゲットは会社。
私が勤めている編プロなんかでも、
写真をストックフォトから購入することは結構あり、
1点1万円~5万円払うこともある。
5000点でまとめて3万5000円というのは、
そういう意味ではかなり破格の安さなんです。

そんなわけでもし出版・広告・映像・旅行関係にお勤めの方や、
その知人の方がいれば、
ぜひ私の写真販売を紹介していただければありがたいです。
今のところ商品はイタリア写真DVDのみですが、
これまで通り、今までの膨大なストック写真を、
媒体や用途にあわせて1点とか2点を有料で貸し出すこともしています。

とりあえず直近で撮影に行ったイタリアをDVDにしましたが、
今後もどんどんテーマや国を増やして、
DVD写真素材販売をしていこうかなと思っています。

それがうまくいってある程度の収入になれば、
無料ブログ記事の取材費にあてられ、
これまで以上にいい記事を無料で届けていきたいと思います。

かさこの写真販売サイト
http://www.kasako.com/photo.html

イタリアの写真見本
http://www.kasako.com/1108ita4.html

イタリア写真全5291点のサムネールPDF
http://www.kasako.com/photopdf.files/2011kasakoitaly.pdf


かさこ活動理念について(2011年2月6日)
http://kasakoblog.exblog.jp/14147529/

※2011年12月または2012年1月発刊予定の「かさこマガジン2」は、
32ページに増量しますが希望者に無料で送る予定でいます。
まだほとんどできていないのですが、しばし完成までお待ちください。
by kasakoblog | 2011-11-13 01:18 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


by kasakoblog