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その年賀状、もらった人、喜ぶ?

その年賀状、もらってうれしい?
人の年賀状、一体、何秒見てる?

会社でも家庭でもこれから年賀状作成という人もいるだろう。
しかし昔と違って、年賀状出さなければ失礼だ、
みたいな文化は随分薄れている部分もある。
まして今はメールなんてものができてしまい、
年賀状ではなくメールで新年の挨拶をする人もいる。

そんな時代にわざわざ時間とお金をかけて年賀状作るなら、
印象に残る年賀状を送りたい。意味のある人に送りたい。

年始で会社に来て、年賀状がきていて、
どれだけうれしい年賀状があるだろうか?
去年もらった年賀状ですごく印象に残っているものが、
どれだけあるだろうか?

単に「この人からきてるな」「この会社からきてるな」
と送り主を見て、裏の何の変哲もない、
ありきたりのデザインだけ見て、はい終わり。
なんと壮大なるムダ、もったいないことだろう。
そもそも年始から電話やメールで連絡とるような取引先に、
わざわざ年賀状送る意味があるのか、
根本的に考え直した方がいい。

年賀状は年始の挨拶ということにかこつけて、
堂々と相手先に「DM」なり「自社紹介」なり、
普段の感謝を送れる貴重な機会にもかかわらず、
「謹賀新年」とかありきたりの挨拶に、
干支を入れただけのデザインで、誰が見るのだろうか?
なんというビジネスセンスのなさ!
というか他人配慮のなさ!
客を喜ばせてなんぼの世界でしょうに。

せっかく送るのだから、最低限でも手書きで一言、
担当者宛にメッセージを送るのは当然としても、
そもそもテンプレート的デザイン年賀状なんて、
正直もらってもうれしくないし、
お互いに年賀状を送らなければならないという義務感から、
積極的に年賀状を活用せず、
ただ義務的やりとりするなんて、
互いに貴重な時間とお金をムダにしているようなものだ。
それとも郵便局への寄付か?

どうせ出すなら、相手の心に残る年賀状を送りたい。
「なんか、この会社おもしろそう。また仕事したいな」
って思わせるような内容にしたい。

まあガチガチの大企業なんかでは、会社からの一律支給で、
斬新なデザインの年賀状なんて無理なのかもしれないが、
そんなもの何百枚も何千枚も出すなんて、
貴重な売上をドブに捨てるようなものだ。
もらった相手だって「きてるな」って2~3秒見て、
捨てるだけなわけだし。

毎年圧倒的人気で、お客さんから絶大な支持を受けている、
金融機関のディーラーの人に何度も取材をしているのだが、
その人は会社の年賀状がつまらないので、
個人で独自のデザインの年賀状を、
親しいお客さんに自腹で送っているという。

一度ちらっと見せてもらったことがあるが、
インパクトがあって印象に残るデザインで、
いかにもその人らしい個性を表現した年賀状だった。
こういうのって、もらったらうれしいじゃないですか。
そしてまたこの人に仕事を頼もうって思うに違いない。

まあとはいえ会社はいろいろと制約も多いだろうし、
そもそも無駄な年賀状を出すのをやめている企業も多いだろうが、
会社の年賀状とまったく同じことがいえるのが家庭用の年賀状だ。

儀礼的に「あけましておめでとう」と書いて干支だけ。
そんなんだったら出さない方がマシじゃない?
相手だってそんなのもらってもうれしくないだろうし。

よくあるのが子供だけが写真に載っている年賀状。
気持ちはわかる。
我が子が誰よりもかわいい。
そのかわいい子供をみんなに見てもらいたい。

でもどうだろう?
他人から子供だけが写った写真の年賀状もらって印象深いだろうか?
親や親戚や兄弟に送るならともかく、
知人・友人に子供の写真だけの年賀状送られたって、
正直だから何?って感じじゃないか。

それよりも最近どうしているのか近況を一言そえるとか、
子供だけじゃなく配偶者と自分も写った写真を載せる方が、
「元気そうでやってるんだな」とか「だんなさんってこんな人なんだ」とか、
もらった人が相手のことをイメージできるじゃないですか。
だから子供だけ写真ってやめてほしい、
どうせなら自分も写った写真にしてほしい。
だって子供に会ったことも話したこともないけど、
あなたには会ったことも話したこともあって、
あなたがどうしているかを知りたいのだから。

メールで年始の挨拶が十分できる時代に、
儀礼的にお金と時間をかけて相手にとって、
たいしてうれしくない、数秒見てはい終わり、
なんて年賀状じゃつまらない。
どうせ送るなら自分の近況を伝えて、相手も楽しんでもらえる、
そんな年賀状を作成した方がはるかにいい。

私が年賀状でもらっていいなと思うのは、
きれいな写真が写っているやつとか、
一言、メッセージが書いてあるやつとか、
結婚しましたとか子供が生まれましたと書いてあって、
家族みんなが写っている写真が載っているやつとか。
あとはおもしろおかしな工夫をしているやつとか。
そんな年賀状送られてきたら、やっぱりうれしいし、
親近感がわくじゃないですか。

そんなわけで3連休に年賀状を作成しようと思っている人は、
1:儀礼的ならやめちまえ
2:送らねばならないなら印象に残る、親しみが伝わる年賀状を
3:子供だけ写真ではなく自分も写ってる写真を載せる
という3つを考えてみてはどうだろうか?

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by kasakoblog | 2011-12-23 00:55

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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