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自分を守ることが他人を守ること

M7級の首都直下地震が4年内に70%で起きるとの、
東大地震研の報告があった矢先に福島で震度5。

毎日のように地震情報をチェックしていると、
地震が多い時期と少ない時期があって、
なんとなく傾向がわかる時もある。
11月ぐらいはかなり減ったが、
元旦の大きな地震を機に、
1月に入って、千葉~茨城~福島~宮城~岩手で、
地震が頻発していた。

<最近の太平洋沖の地震>※震度3以上のみ
1/12:福島震度3、宮城震度3、福島震度4、茨城震度3
1/13:茨城震度3
1/14:岩手震度3
1/15:宮城震度3
1/17:茨城震度3
1/18:福島震度3、宮城震度3、福島震度3
1/19:千葉震度3
1/22:茨城震度3
1/23:福島震度5、宮城震度3

東日本大震災以降のあまりの地震の多さに、
慣れてしまって感覚マヒしているかもしれないが、
毎日のように震度3が起きるなんて、
数年前に毎日のように地震情報をチェックしていた時と比べると、
あり得ない異常事態だ。

もうすっかり311を忘れてしまい、
危機意識なく、日常生活を送っている人もいるかもしれないが、
いつ大地震が起きてもおかしくはない、
「臨戦態勢」のつもりで毎日をのぞんだ方がいい。
311からもう1年近く過ぎようというのに、
こんなに連日地震が起きるのは、
相当、地震活動が活発になっている証拠だと思われる。

そこでぜひやっていただきたいのが「自分を守る」ことだ。
災害が起きてボランティア精神に目覚めた人も多いかもしれないが、
他人を助けるためにも自分をしっかり守ることが大事だ。
というか自分を守れない人間に他人は守れない。

自分を守るとはどういうことか。
地震活発の異常時期なのだから、

1:普段からなるべく歩きやすい靴や服装を心掛けること。
ヒールの高い靴とかヒモ靴はできれば避けたい。

いざ地震が起きた時に歩きにくい格好をしていれば、
ケガをする可能性がある。
はっきりいって災害被害を拡大させる「人災」だ。
ケガをしやすい格好をして、
ケガ人が増えれば、災害直後の救出活動が大変になる。
ようは足手まといにならないよう、
自分を守ることは、災害被害を拡大させないマナーといえる。

そして自分が歩きやすい格好していて、
ケガをしなければ、ケガ人を助けたり、
子供やお年寄りの手助けできたりするわけだ。
だからこそ、自分を守ることが他人を守ることにつながる。

2:自宅や企業で食料などを備蓄する。
災害時には食料や水ほか様々な物資が手に入れられにくくなる。
そんななか、ろくに備蓄もしていないがために、
店に殺到して売り切れ続出させる。
これぞ被害拡大、本当に困った人にモノが回らない、人災行為だ。

これだけの地震多発異常事態、
首都直下型が4年以内に70%なんていわれなくても、
みんなが自分を守るために、自宅や企業できちんと備蓄する。
すると万が一、地震が起きたとしても、
自分の食べ物は確保できているわけだから、
自分を守ることができるし、
他人を助ける余力が生まれるだろうし、
少ない物資を困った人に優先的に回すことができるようになる。
備蓄がきちんとあれば、
消防、警察、自治体の人などにも面倒な手間を省くことができる。
きちんと普段から備蓄をしておくことは、
自分を守るだけでなく、災害被害を最小限に抑える工夫でもある。

・・・・・・・

当たり前のことなんだけど、
この当たり前のことをわかっていない人もいる。
自分を守れないのに他人を助けようとする人たちだ。

東日本大震災病といってもいいかもしれない。
津波被害の凄惨な映像を見て、
あまりにショックが大きかっただけでなく、
自分が安穏と暮らしていて、
何もボランティアしないのは罪悪だみたいに思ってしまい、
ろくに自分を守れる状況にないのに、
後先考えず、ボランティアに没頭してしまう。

それで自分の少ない収入を犠牲にし、
仕事に支障をきたし、家族を犠牲にする。
これでは何の支援だかわからない。

実際に私の知人でそんな人がいた。
独身女性で身よりもなく、
斜陽産業に勤めていていつリストラされるかもわからない身。
しかも検査入院で体の異常も見つかるという始末。

そんな状況にもかかわらず、
ボランティア活動から足を洗えない。

悪いけどバカじゃないかと思う。
自分の立場を考えたら、他人を助けるより、
災害時や病気になった時に、自分の身をしっかり守れるよう、
きちんと貯金なり備蓄なりをし、
リストラされても転職できるよう勉強したりして、
自立できることが、自分を守ることであり、
他人を助けられる立場になることであり、
社会に迷惑をかけない立場になることだ。

先日、お会いしたある方はこんなことを言っていた。
「悪いけど私はボランティアには行かない。
小学校の子供がいるのに、その子供をほったらかしにして、
その子を一人にしてボランティアに行くなんて、
そもそも無理だしおかしい」

その通りだと思う。
自分を守ること、自分の家族を守ること。
それが第一だ。
それも十分、他人を守ることにつながる。
自分とその家族が他人の迷惑にならないように、
自立しているのだから。
子供をほったらかしにして支援に行くことは支援じゃない。

自分や自分の家族を犠牲にして他人のために何かしなくちゃというのは、
バランス感覚を失った、心の病の持ち主といってもいい。
災害というショックで、自分の置かれた立場や、
客観的な状況を見失い、
とにかく他人のためになっていることをしていないと、
いてもたってもいられないという焦燥感は「病気」だと思う。

他人を助けることが社会貢献じゃない。
自分が他人の世話にならないよう自立することも、
立派な社会貢献だ。
そこを履き違えている人もいる。

当たり前の話だけど自分を守ることが第一。
それが災害被害や人災を拡大させない第一歩。
きちんと自分が守れるようになってから、
余裕ができたら他人を助ければいい。

そういう自立ができる人が増えれば、
助けなきゃいけない人も減るわけだし、
社会の歪みもひどくならないわけだし。

日本に住む限り大地震は絶対に起きる。

2000年からだけでも震度6以上の地震が、
こんなにも頻発している。

2000年7月1日:新島・神津島 震度6
2000年7月15日:新島・神津島 震度6
2000年7月30日:三宅島 震度6
2000年10月6日:鳥取 震度6

2001年3月24日:安芸灘 震度6

2003年5月26日:宮城県沖 震度6
2003年7月26日:宮城 震度6
2003年9月26日:十勝沖 震度6

2004年10月23日:新潟中越 震度7

2005年3月20日:福岡西方沖 震度6
2005年8月16日:宮城県沖 震度6

2007年3月25日:能登 震度6
2007年7月16日:新潟中越 震度6

2008年6月14日:岩手・宮城内陸 震度6

2009年8月11日:駿河湾 震度6

2011年3月11日:三陸沖 震度7
2011年3月12日:長野 震度6
2011年3月15日:静岡 震度6
2011年4月7日:宮城県沖 震度6
2011年4月11日:福島 震度6
2011年4月12日:福島 震度6

大地震は生きているうちに3~4回は来るだろう。
その時のためにきちんと備えて、
まずは自分を守ることを心掛けたい。

ちなみに首都直下で気をつけるのは、
火災とビルからの落下物。
東北での地震とはまた違った危険があるので注意したい。

・地震備えのチェックリスト
http://kasakoblog.exblog.jp/15296828/

・毎日1回はチェックしたい地震情報
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/

by kasakoblog | 2012-01-23 23:31 | 東日本大震災・原発

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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