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会社に通う最後の日!

2/20を持って7年間勤めた編プロを辞めて、
2/21より完全フリーランスになります!
そして多分ですが、もう二度と会社勤めはしないでしょう。

これまでの会社勤め経歴
1:22歳~24歳:大手サラ金アイフル勤務
入社2ヵ月目にして契約件数最多記録をマーク。
入社4ヵ月目にして契約金額最高記録をマーク。
不動産担保ローン部門において、約2年間で10億円融資する、
トップセールスマンとして活躍。

そういえば入社1年目の時に100万円かけて自費出版し、
「旅行作家」名刺をつくったりもした。

長期の旅に出たいと退職。
(休職話もあったがこの機会にライター業界に転身を決意)

2:25歳~27歳:広告系編集プロダクション勤務
面接で「3年でフリーになる」と物議を醸したおかげで、
「こいつはやる気がある」という話になり、未経験ながら採用。
編集、ライターとして勤務。
この頃、会社にいた契約社員だった、
カメライターの先輩にいろいろと教えてもらう。
個人の仕事も紹介してもらい、旅話を冊子に連載していた。

この時、ホームページも立ち上げ。
「トラベルライターかさこ」と書いたら、
知人から「トラベルライターなんかじゃないじゃん!」
って笑われた。

27歳で激務がたたって突然、椎間板ヘルニアになり動けなくなる。
切開手術し入院1ヵ月。
いい機会と考え、退職。
この年、結婚もした。

3:27歳:フリーライター
ほんの数ヵ月だけフリーランスに。
いきなり中国取材のトラベルライター仕事まいこんでくるも、
フリーは厳しく、編プロに就職することに。

4:27歳~29歳:旅行雑誌系編集プロダクション勤務
憧れていたトラベルライターになり、
海外取材を年4回ペースでこなす。
この時、フィルムからデジタルへの切り替わり時期で、
仕事でもカメラを兼ねるようになる。

5:30歳~36歳:金融・経済系編集プロダクション勤務
ガイドブック取材だけでは飽き足らず、一転してお堅い編プロに。
ここで仕事をするうちに、
自分は意外と金融・経済に興味があることを知り、
いろいろ奥が深くて勉強になるしおもしろかったので、
ついつい長居して7年もいてしまった。

ちょうどこの頃より個人で本の出版も。
編プロに勤める傍ら、年3冊ペースで本を出す。

社長のステマ強要に嫌気がさし、
これをいい機会に完全フリーに。

6:37歳~:完全フリーランスに

我ながらはちゃめちゃな人生。
でも編集・ライター業は12年もキャリアを積んだことに。

いや~まだ信じられないけど、
今日で会社勤め最後ってことは、
もう毎日通勤電車に乗らなくてもいい!
自分で自由に時間を組める。
会社勤めの人からすれば夢のような生活かもしれないけど、
そんな夢のような生活が2/21から始まります。

といっても自由が増える分、自己責任は重くなる。
安定的な収入は期待できないし、
毎日が休みのようであって毎日が仕事だし。
会社員みたいに会社行った時だけが仕事って感じではない。

でも思う。
そうだろうか?
今の会社員って会社行った時だけが仕事ではなく、
会社を出た後だろうが休日だろうが、
ケータイとスマホとネットとメールの「おかげ」で、
ある意味では会社にいる時間だけ仕事していればいい、
ということはなく、フリーランスのように、
四六時中、仕事って人も少なくないんじゃないか。

つまり技術の進歩で働き方が変わってきた。
そこで会社員の働き方のスタイルも変わってきた。
でもその変化を認めず、今まで通りのスタイルに縛り付ける、
頭の古い、頭の悪い経営者や上司もいる。
それに我慢ができなかったというのも、
辞めるきっかけになったかな。

出社している間だけが仕事じゃないでしょう。
出社していれば仕事していることになるって、
そんな時代じゃないでしょう。

私は一足早くフリーになる。
でもこの先、いわゆるサラリーマン=正社員という働き方が、
どこまで続くかはわからない。
もはやみんなフリーランス、
みんな契約社員、みんな派遣社員みたいになり、
仕事ごとの完全歩合で、確定申告も自分でするという時代に、
そう遠くない未来になるんじゃないか。
(もちろんそうしにくい業種や職種もあるが)

安定を求めても安定は得られない時代。
大企業にすがっても頼りにならない時代。
頼りになるのは自分自身。
自分自身がしっかりし、自立することが、
真の安定につながる。

もちろんとはいっても一人で仕事ができるわけではなく、
私も今後は今まで以上に、
編集やライターやデザイナーやイラストレーターや、
カメラマンやWebディレクターなどと協働しながら、
働くことになると思う。

とはいえ私の場合、普通の会社員が辞めるパターンとはちょっと違い、
ここ数年、ずっと会社の仕事も個人の仕事もしてきた。
会社の仕事を終わって平日夜や休日は、
ほとんど個人の仕事をしていて、
いわゆる「遊んだ」とか「休んだ」という記憶はあまりない。
もちろん遊びも休みも大事だから、
遊んだり休んだりしているけれど、
でも私の場合、遊びが仕事になったりもするので、
すでに仕事とプライベートの境界はあいまいで、
四六時中、仕事のようで、遊びでもあるような、
そんなスタイルを続けてきたので、
会社を辞めたら何の予定も仕事もなくて、
しばらくゆっくりできるってことはなくて、
3月中旬に出版する2冊の本をはじめ、
いろいろちょこちょこと仕事は入っている。

今は私のような働き方は珍しいかもしれないけど、
多分そのうち多くの人がそんな働き方になるのではないか。
そういう時代が来た時のために、
ぜひみなさんもフリーになっても食っていける、
仕事力を身につけておいた方がいい。
今、勤めている会社に通用する会社仕事力ではなく。

でもほんと会社を辞めてあらゆる意味ですっきりした。
前にも書いたけど、いつ大災害などが起きるかもわからない時代、
いつ死ぬかもわからない時代に、
毎日いやだいやだと思う会社や仕事するなんて、
人生もったいなさすぎでしょう。

そんな理想論なんてと思うかもしれないけれど、
楽しく働き、仕事や会社に誇りを持って働いている人もたくさんいる。
別にフリーにならなくてもいい。
転職でもいい。
今の会社や上司がおかしい、変だと思うのなら、
それを改善するよう社内努力をするか、
それができなければ会社を辞めればいい。

大丈夫。辞めたって。
捨てる神あれば拾う神あり。
いやな仕事、いやな上司、いやな経営者、いやな会社、
いやな取引先、いやな客を切れば、
その空いた分に新しい可能性が必ず入ってくる。
いやなものに人生縛られていて、
見切りをつけることができないでいると、
いつまでたってもいやなものから逃れられない。
だからいやなことに見切りをつけることが大事。
ほんとスッキリする。
そして人生が好循環に変わっていくから。

私の独立がみなさんの人生を見直すきっかけになり、
いい方向に人生が歩めるようになればと思っています。

でもそのためには私がみなさんより、
2歩先、3歩先をゆき、それを証明しなければならない。

「ほら、いやな会社辞めたってぜんぜん不安じゃなかったでしょう?
とっても楽しい人生、歩んでますよ」と言えるように。

大変な時代になる。
でも大変な時代こそおもしろい時代。
真の力があるものだけが生き残る時代になる。

だから今からしっかり力をつけておくように。
それが自分の人生のためになるから。

・かさこプロフィール
http://www.kasako.com/profile.html

by kasakoblog | 2012-02-20 00:05 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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