2012年 06月 10日
日本の希望は内需企業!輸出企業の横暴に振り回されるな
「日本の景気はいいですか?」と聞かれて、
多くの人はこの20年間「悪い」と答え続けてきた。

「日本経済の先行きは明るいか?」と聞かれて、
多くの人はこの20年間「暗い」と答え続けてきた。

それを裏打ちするかのように、
低迷し続けているのが日本の株価だ。
毎日のように「株価が下がってます!」と連呼され、
日本人はまるで日本経済に未来がないような、
洗脳をされ続けてきた。

今もなお日経平均株価は低迷している。
でもそれは輸出企業が多いイカサマ指標であり、
そもそも「平均値」が下がっていても、
リーマンショックや超円高、デフレ、
長らく続く景気低迷の中、
成長を遂げている日本企業はいっぱいある。
その多くが内需企業だ。

ここで10年間の株価比較を見てみよう。

まずは日経平均。
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10年前に比べて株価は低い。
つまり右肩下がりの日本株インデックス投資なんかしていても、
儲かるわけがないのである。

輸出企業の代表格、トヨタを見てみよう。
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見ての通り、円安バブル時代は大儲けしたせいで、
いわば為替によって株価は上がったものの、
現時点では円高なので10年前と同程度の株価水準だ。

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ソニーなんかこの10年でこの低迷ぶり。

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パナソニックも円安バブル時代は株価が上がっているが、
今は10年前より下の水準。

ここまでが日々ニュースで流れる、
日本経済はダメだ洗脳論である。

そして多くの人が未だに、
既得権益の輸出企業の洗脳報道に惑わされ、
「日本経済を支えているのは輸出企業だ!」
ととんでもない勘違いをしているが、
日本は各国に比べて輸出依存度は極めて低い。
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先日、ライブドアショック、リーマンショック以前から、
株式投資を続けて、数千万円儲かっている、
ある個人投資家に話を聞いた。

「為替リスクのある輸出企業なんかには絶対に投資しない。
そもそももう成長余力が見込めない」
核心そのものズバリである。

デイトレーダーなどではなく、
長期的に成長する企業を見極めようとしている投資家は、
こんな株価低迷時代でも、
株価が上がっている優良企業を見出している。
その多くが内需企業だ。

これだけ日経平均が下がり、
日本経済はダメだダメだといわれているにもかかわらず、
10年間で株価が上がっている、
わりと一般人でもなじみのある企業をいくつか紹介しよう。

ユニクロ。
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ライブドアショックもリーマンショックも欧州債務危機も何のその。
この急成長ぶり!

ニトリ。
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ユニチャーム。
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楽天。
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餃子の王将。
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ローソン。
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山崎製パン。
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カゴメ。
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どう?
この10年間といえば、
経済ニュースが暗いものばかり。
デフレで大変な時代だったはず。
高度成長期でもない。
でもわりとなじみのある企業の株価は、
10年前に比べて2~4倍ぐらいになっている企業もある。
そしてその多くの共通点は、
輸出ではなく国内向け商売だということだ。

しかもこれらの内需企業は、
新興国の経済発展に伴い、
今後、海外進出を行い、
海外でも稼げる可能性がある。

私が2011年12月にブログで、
日経平均のような右肩下がりの平均値に投資する、
インデックス投資は終わりを告げ、
右肩下がりでもいくらでもある、
成長企業を見出してそれに投資する、
アクティブ運用が見直されると書いた。
http://kasakoblog.exblog.jp/17016291/

まさにそれを実現している直販投資信託がある。
そのファンドマネージャー藤野英人さんが書いた、
日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい」を読むとよくわかる。

日経平均は低迷し、日本経済も低迷しているのに、
2000年以降、株価が5倍以上になった銘柄は、
なんと783銘柄もあるという。
この本には、右肩下がりの時代に、
成長企業を見出すことの重要性が書かれているので、
別に株式投資をしないまでも、
日本経済を理解する上ではとても役立つ。

見ての通り、為替リスクに左右されない、
内需企業で成長している企業は意外とある。
にもかかわらず、輸出企業の権力があまりにも強く、
円高を騒ぎ立てては、ろくに効果もないのに、
政府に為替介入させて大損させ、
自分たち輸出企業は消費税を還付されるイカサマ制度があるから、
消費税増税をごり押ししたりするなど、
権力にモノを言わせて、
崩壊しているビジネスモデルの既得権益を守ろうと、
マスコミや官僚や政治家を使って、
必死になって国民を洗脳し、
「円高介入すべき」「消費税増税すべき」
というマインドコントロールを行っているのである。

※参考:輸出企業に消費税が還付されるしくみ
http://hb8.seikyou.ne.jp/home/o-shoudanren/hayasi.pdf.pdf

しかしこのデフレ時代でも、
内需企業で成長しているところはいっぱいある。
日本経済全体がダメなんじゃない。
輸出企業がダメになっているだけなのだ。

輸出依存度が40%とか50%とかならともかく、
日本はたったの17%。
輸出企業の言いなりになっているから、
どんどん借金のツケばかりがたまり、
消費税だけ増税され、
日本全体を暗い雰囲気に陥れている。

そんな輸出企業に振り回されなくても、
いっぱい成長している内需企業が多いことに、
気づいていただければと思う。

・「日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい」藤野英人著

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by kasakoblog | 2012-06-10 22:48 | 金融・経済・投資


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