PRどころか逆効果。変形名刺はダメ
2012年 06月 16日
絶好の自己PRができるツールでもあり、
何の変哲もない名刺はダメだと思う。
もらった時に何か1つでも印象に残る名刺。
もしくは思い返した時に、
この人はどんな仕事ができるのかが、
一目でわかる名刺になっていなければならない。
私の場合は「カメライター」という肩書きでまず驚かれ、
「かさこ」という名前を不思議がられ、
裏面には、カラーでかわいい猫写真が入って、
猫好きの方を味方につけて、
そこには自分がどんなことができるかが書かれている。
具体的には、
・すでに取材済みの写真と文章で記事を提供
・ライターとカメラマン仕事を1人で請負
・写真貸出
・書籍出版
・有識者としてのコメント
・講演
著書:写真集11冊、一般書籍5冊、合計16冊
(2011年6月現在)
本当にこのような名刺は効果てきめんで、
はじめてお会いする方と、
まずこの名刺で盛り上がれて興味を持ってもらえる。
こういう名刺にすれば仕事につながりやすい。
効果の薄い営業・宣伝活動なんかする前に、
まずは名刺を見直すべきだろう。
ただ最近、勘違いしている人がいて、
名刺で自己PRしようと変形の名刺をくれる人がいる。
・形が長方形ではない。
・折りたたみになっていて2枚とか3枚分になっている。
・材質が紙ではない。
はっきりいってこういうのって逆効果。
そういえば以前、出版セミナーに出た時のこと。
税理士、会計士、弁護士など士業の人が、
やたら折りたたみ式名刺の人が多く、
分厚くて管理に困ると閉口した覚えがある。
多分、どっかのセミナーで、
こういう名刺がいいとでも教わったのだろう。
確かに折りたたみで2枚分とか3枚分にすると、
自己PRをいっぱい書ける。
でももらった側にしたら大迷惑。
名刺入れに入れるとがさばるし、
他の名刺と厚さが違うからしまいにくい。
いざ連絡先に連絡する時も、
折りたたみになっていて扱いずらい。
相手のことを考えずに押し付けPRになっているような人に、
仕事がくるわけがない。
ただこれは私だけの考えなのかなと思っていたが、
そうでもなかった。
最近読んだ本に「フリーで働く!と決めたら読む本」
というのがあって、
そこにはフリーランスの人が、
自己PRするための名刺やハガキや小冊子の作り方を、
解説しているのだが、
やはり私とまったくの同意見、
名刺は裏表に記載し自己PRするけど、
蛇腹折りなどの名刺でぎっしり書いてあるのは、
うっとうしいだけで間違いといった風に書かれていた。
同感だ。
何事も無難に控えめにと考え、
せっかくの名刺という営業ツールを、
有効に活用できないのは問題だが、
相手のことを考えずにただ奇をてらっただけ、
ただひたすら自己PRに徹しすぎるというのも問題。
その辺の按配をきちんと考えて、
名刺とかダイレクトメールとか広告とかを考えたい。
ちなみにフリーランスでなくても、
「フリーで働く!と決めたら読む本」はおもしろいです。
書かれていることはやや理想論で、
そんなもん、すべて実現できるかい!
という部分もありますが、
自分ブランディングを考える上では非常に参考になります。
というかやっぱりたどり着く結論は誰でも一緒なんだなと。
私も覚えやすい名刺にしたり、
自分が何ができるかを伝える小冊子を作って配布したりって、
この本でも書かれているけど、
効果的な営業方法を考えると、
結論は誰もし同じ感じになるんだなと。
・「フリーで働く!と決めたら読む本」
もし何かAmazonで買い物する方いらっしゃれば、
下記よりお願いできれば助かります。
・Amazon