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北京大雨の報道規制?!北京にいたけど日本の原発報道規制は?

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7月21日に北京で過去60年で最大となる記録的な大雨があったが、
中国政府が中国紙に報道規制を行ったとの記事があった。
死者数が当初発表の倍の77人になり、隠ぺいだと問題になっているという。

ちょうどその時、私は北京にいた。
先日の日記でも書いた通り、
ツイッター、フェイスブック、Youtubeなど、
ネットのアクセスが厳しく規制されている中国では、
さもありなん話だ。

ただちょうどその時に私は北京にいたので、
現地でまったく報道がなく、
ものすごく隠ぺいしていたかというと、
そうでもなかったと感じている。

北京には7月20日から24日まで行っていた。
19日の日に撮影ができるかどうか、
中国のヤフーで天気予報を見ようと思った。
その時、トップページのニュースで知ったのだが、
中国各地で大雨被害が続出しているとのことだった。
ちょうど日本でも九州の大雨被害が頻繁に報道されていた頃。
日本のニュースで中国でも大雨被害が起きている、
というのは見たことがなかったので、
その時、驚いたのを覚えている。
九州だけじゃなく中国でも広範囲にわたって大雨被害があり、
大雨は日本に限った話なんかじゃないんだと。

中国のヤフーで北京の天気予報を見ると、
21日だけ「暴雨」となっていた。
日本のヤフーの天気予報では北京は単に雨とのこと。
現地でわざわざ「暴雨」と書いているということは、
中国各地で起きた大雨が北京にも及ぶと、
事前に予想はできていたようだ。

21日午前中の北京は小雨が降ったりやんだりの天気。
「なんだ暴雨じゃないじゃん」と思いつつ、
でも九州でも中国各地でも大雨が続出しているので、
この日は遠出の予定は避け、
屋内見学できるものを優先しようと考えていた。

午前中、故宮を見た後、北京の銀座ともいえる繁華街、
王府井で北京ダックを食べようとしたのだが、
コースで600元(約9000円)もするというので、
バカらしくなってやめた。

すぐそばにある普通の中国レストランに入り、
30元(約450円)ぐらいで、
スープ、ごはんと、おいしい中華料理を食べていた。
すると突然、ものすごい大雨が降ってきた。
14時過ぎぐらいの話である。
レストランのそばはちょっとした水たまりができていた。

しばらくするとやんだが、
その後は何度もものすごい雨が降ったり、
やんだりを繰り返していた。
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もはや外での観光・撮影は不可能。
夕方から朝陽劇場で雑技を見た。
最寄りの地下鉄駅から劇場まで行くのに、
この時もかなりの大雨だった。
一番安い席が180元(約2700円)なのだが、
最前列に案内され、しかもチケットにはVIPと書かれていたので、
一番高い席に間違えられたのかと思ったが、
最前列は安い席なのだそうだ。

18時過ぎに終わったが外はものすごい雨。
中国人たちは専用の雨合羽というより、
ごみ袋のようなビニール袋を持参しており、
それをかぶって駅に向かっていた。

昼間に北京ダックを食べれなかったので、
夕食は北京ダックを食べようと、
地下鉄を使って市内の別の場所に移動。
19時過ぎだったが、引き続きものすごい雨で、
地下鉄駅からレストランまでの道は、
かなりの水たまりができていたが、
靴が濡れる程度でひざまで浸かるとかそういうことはなかった。
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北京ダックの半羽コースを128元(約2000円)で食べ終えた後、
外に出るとやはりものすごい雨。
地下鉄を使ってホテルのある場所に戻ったが、
ホテルのある場所はそんなに水たまりはできていなかった。

ところが翌日、北京でテレビを見て驚いた。
北京市内で死人が出るほどの大雨との報道が流れ、
腰まで水が浸かるぐらいの被害があった場所が、
何度も報道されていた。
中国のヤフーを見ると、はじめは過去40年で最大の大雨となっており、
その後、過去60年で最大の大雨に変わり、
ものすごい浸水被害があった様子が、
ニュース記事で紹介されていた。
空港でも空の便が混乱し、
人であふれかえっている様子なども報道されていた。

それを見て、北京にいる私がびっくりした。
そんなにひどい場所があったのか。
ぜんぜんそんな場所、見なかったけどなと。

ただテレビでおもしろかったのは、
大雨に際して北京の人たちが助け合った、
というような特集をしていたことがあった。
中国人気質から考えるに、
こんなに他人のために助けるかいな、
という眉唾な報道だなとも思いつつ、
まるで、絆を強調して、美談だけを切り取る、
日本の震災報道を思い出したのだった。
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大雨の翌日は滞在中で最も晴れた日だった。
その日は北京から80㎞離れた郊外の町に行ったので、
日中はほとんど市内にはいなかったが、
前日の雨のひどさをうかがいしるような光景には出会わなかった。

だから正直、北京にいた私とすれば、
随分ちゃんと被害報道しているなという感じだったので、
報道規制という言葉を聞いて驚いた。
北京にいた私が北京の大雨被害のひどさを知ったのは、
中国のテレビからだったんだけどなと。

ただなぜ中国政府が規制を強化するのか。
それは人民の怒りが恐ろしいからだ。
自然災害であってもちゃんと対策をしない人災部分については、
のんきな日本人と違って容赦しない。
怒りだしたらとめられないし、
それがネットで拡散したら大変なことになる。
政府が転覆してしまうかもしれない。
そういう人民の恐ろしさを知っているからこそ、
ツイッターやフェイスブックなどを規制強化しているのだ。

ただ中国版のツイッターやSNSや動画サイトもある。
泊まったホテルの若い男の子が、
チェックイン時に私に自慢げに見せてくれたのは、
改造車でウイリーしたりして、
北京市内の道路を仲間たちと走っている様子の動画だった。
「これ、オレっす!」みたいな形で、
ネットの動画サイトを見せてくれた。
こういうのは規制されずにありなのかと驚きもしたが、
でもまあ外国系のサイトじゃないから、
何かあったらいつでも政府が管理できると考えているから、
この程度ならガス抜きで放置しているのかもしれない。

しかし日本が経済成長で負けている中国に対して、
まるで中国に勝ち誇ったように、
中国は相変わらず前近代的な国家システムで、
災害報道も報道規制しているというのを見て、
正直苦々しく思った。

日本だってバレちゃったじゃないか。
原発事故の報道をどれだけ規制したのか。
原発事故の情報をどれだけ隠ぺいしたのか。
1年4カ月もたって、当初は重くて飛ばないとか、
専門家がほざいていたストロンチウムが、
宮城、福島以外の10都県に飛散していたことがわかったとか、
今さら報道したり、
メルトダウンしていないと言い続けたり、
放射性物質の飛散予測データを発表せず、
多くの福島県民を被ばくさせたとか、
未だに原発がないと電力が不足するだとか、
活断層はないだとか、
安全でもないのに再稼働させちゃうとか、
やりたい放題の情報操作、報道規制で、
事故が起きた人災を省みず、
やりたい放題やっている現状を。

そしてそれに反対するデモを当初はほとんど報道しなかったり、
印象操作をかなりやっていた。
中国のことをバカにする立場に日本はまったくない。

大雨被害で中国の死者が倍になったというが、
原発により死者というのはどうなっているのか?
除染作業中に死んだ人も何人かいるが、
放射能とは関係ないとしたりするなど、
中国よりひどい報道規制、洗脳報道、印象操作、管理報道が、
行われている可能性は十分にある。

しかし日本は中国と違って、
ツイッターもフェイスブックも規制されていない。
その気になれば国民が一致団結し、
原子力ムラという日本国民を見殺しにするテロリスト集団を、
「抹殺」できる大チャンスがあるにもかかわらず、
中国国民と違って怒りが足りないのか、怒る人が少ないのか、
というか国民の中にこそ既得権益側につく人間が、
まだまだ多いからこそ、ぜんぜん体制側は恐れていない。
勝手にやらしておけばいいガス抜きになるだろうぐらいにしか、
思っていないのだろう。

それに政治家は国民が選べるので、
政治家はまだ国民世論を気にするが、
今、日本を牛耳り、国民を見殺しにしているのは、
国民が選挙で落とせない官僚や、
経団連の連中だったりするわけだ。
彼らの権力は半端ない。
都合の悪い国民は冤罪か税務調査で犯罪者の烙印を押し、
経団連に逆らえば職を失う可能性もあるかもしれない。

だから中国で大雨の報道規制がなされたといって、
一体そのニュースがなんなんだと思う。
日本は中国と同等、いやひょっとしたらそれ以下の、
報道規制国家でははないのか。

ただ日本ではネットは規制されていない。
それが唯一の救いだと思う。
まだ政府は国民をバカにしている。
どうせデモなんかやっても、
それだけで終わるんだろうと。
でもとんでもない人災による原発事故が起きた今、
日本を衰退させている最大の害悪を取り除かなければならない。
国民を平然と見殺しにする隠ぺい・虚偽体質を、
改善させなければならない。

政治家なら選挙で落とせばいいが、
そうでない権力層と戦うにはどうしたらいいのかが最大の難点。
でも今までのようにただ黙っているのではダメだろうし、
ましてや国民自体が既得権益側についていたら、
どうしようもないと思う。

もはや中国を笑えないほど、
日本は今、重大な岐路に差し掛かっていると思う。

・中国ヤフーの北京大雨ニュース特集
http://news.cn.yahoo.com/beijingdabaoyu.html

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by kasakoblog | 2012-07-27 22:03 | 政治

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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