前代未聞の旅写真教室、終わりました!
2012年 08月 06日
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございます!
教室ほぼ満室の31名出席。その後の懇親会も21名参加。
まだアンケートを見てはいないのですが、
多分、感触としてはよかったんじゃないかと思ってます。
1時間半、旅写真の撮り方について話しました。
振り返ってみれば20年間、旅写真を撮り続けてきた。
下記、私のカメラ機材履歴
シャッタースピード、絞り、露出なんて言葉は一切なし。
写真教室で上記の言葉を使わないで講義する教室は、
ほとんどないんじゃないか。
写真撮影術本もしかりだけど。
だってAUTOできれいに撮れるんです。
だって一眼レフじゃなくてもスマホだってきれいに撮れるんです。
フィルム時代の前近代的な撮り方で教えてたらダメなんです。
デジタルカメラ時代にはそれにふさわしい教え方がある。
そんなことを私が今まで撮影してきた写真実例をもとに、
いい写真、悪い写真を2枚並べたりしながら、
ぴっちり1時間半、話しました。
その後は参加者から写真を募って、
旅写真コンテストを実施。
9名9枚の応募写真の中から、
参加者のみなさまに挙手をしていただき、
グランプリを選んでいただきました。
グランプリ写真に輝いた旅好きのOLの方に、
写真集「戦う場所」をプレゼント。
なんとこの方、工場萌えということで、
工場も写っている写真集を差し上げたので、
きっと喜んでいただけたかもしれません。
その後は懇親会=かさこオフ会。
講義の後の懇親会とはいえ、かさこオフ会方式を貫くべく、
参加者全員に自己紹介してから話す形式にしました。
スタッフ含め24名の方に自己紹介していただきましたが、
実に個性豊かな方ばかりでとてもおもしろかったです。
またやっぱりこういう懇親会は、
いきなり放置プレーでみなさん勝手にご歓談くださいではなく、
自己紹介を取り入れてよかったなと思いました。
これはほんの一例ですが、
ある参加者が「今度ヨルダンに行きたいので、
ご存知の方いればお話しましょう」と自己紹介したところ、
別の参加者の自己紹介で、
「GWにヨルダン行きました!」と早速思わぬところでマッチング。
20名以上もの初対面の会で、もし自己紹介がなかったら、
この2人は話すことはなかったかもしれない。
私自身一人見知りなのと(最近はそうでもないけど)、
ああいうみんな初対面の交流会とか懇親会で、
当たり前のように放置プレーで勝手に話せというのは、
会を開いた主催者の怠慢であり自己満足だと思う。
主催者は参加者を知っているから、
みんなと話せて楽しいかもしれないが、
参加者同士はみんな手探り状態で、
相手がどんな人かもわからず、
その場の近い相手と話だけして終わってしまう。
こういう情けない、主催者が参加者に対して配慮のない、
交流会、懇親会を撲滅するべく、
ぜひこういう会合を開催する方は、
かさこオフ会方式=会を始める前に、
全員自己紹介させる方式をとってほしい。
そうすれば誰に話すと自分が合いそうかがすぐわかるし、
その場で全員に話せなかったとしても、
こんな人がいたって記憶に残るのでいい。
そんなわけでおかげさまで、
私としても相当な時間をかけてスライドを作って、
準備した甲斐あり、
有意義な旅写真教室ができたと感じています。
今回参加できなかった方もいらっしゃると思うので、
機会を見て同じ内容で教室を開催したいと思います。
それと今回、懇親会で質問が多かったのは、
私の変わった経歴についてのこと。
「なぜカメラの専門学校に行かずとも、
写真の仕事ができるようになったのか」
「なぜサラ金のアイフルから編プロに転職しようと思ったのか」
「今はどんな仕事をしているのか」
などなど。
私の変わった経歴について興味を持った方が多くいたので、
今度は数年前にマスコミ専門学生向けに講演した、
「サラ金社員がなぜ本を出せるようになったのか」
という内容をベースに改変して、
私がたどってきた経歴の裏にある、
私の想いとかエピソードとか失敗談とか成功談とかを、
話す機会を設けるつもりでいます。
それと「大阪でも写真教室をやってほしい」
「大阪でもオフ会をやってほしい」という声が以前からあり、
今年は名古屋オフ会もしましたので、
大阪オフ会も開催する方向で動きたいと思います。
私にとって今回特にうれしかったのは、
ツイッターのリツイートやフェイスブックのシェアなどで、
私のブログを知り、以来、毎日読んでますという方が、
多くいらして、お話できたこと。
極論暴論は承知の上の記事もありますが、
私の記事を読んでくださる読者の方が、
こんなにも多くいることを改めて感じ、
多くの人に考えるきっかけや行動するきっかけを与えられるような、
そんな記事をこれからも毎日書いていきたいと思います。
というわけで教室参加者の方にお約束した、
今回の講義のポイントテキストです。
・・・・・・・
カメライターかさこの旅写真撮影術まとめ
第1章 いっぱい写真枚数を撮る秘訣
<1>旅行中、常にカメラを首からぶら下げる
<2>いろんな角度、切り取り方で撮ってみる
①縦と横両方で撮る
②縦でも横でも3バリエーション
③あらゆる方向から撮る
④あらゆる角度から撮る
⑤ズームして撮る
⑥全体だけでなくパーツを撮る
⑦時間を変えて撮る
⑧何気ないものを撮る
第2章 構図のコツ
①被写体をセンターからずらす
②余計なものは省く~引き算
③何が主役か明確にして撮る
④組み合わせる
⑤全体を入れようとしない。一部分を切り取る。
⑥背景に何を入れるか考える
第3章 偶然を必然に変える旅行術
①ベストシーズンを狙う
②天気予報をチェックする
③日の出、日の入時間をチェックする
④方角を考えてスケジューリング
⑤徒歩>自転車>車
⑥機動性に優れたカメラを持つ
⑦大都市より郊外を重視
⑧市場をチェックする
⑨予定に柔軟性のある個人旅行にする
⑩できれば一人旅がベスト
⑪同行者の写真がうまかったらマネる
・・・・・・・
講義で紹介しきれなかったおすすめスポットは、
国内については、
http://www.kasako.com/japanfototop.html
海外については、
http://www.kasako.com/traveltop.html
をご覧ください。
ご参加いただいた方の中で、
ブログやツイッターやフェイスブックで、
今回の教室模様をご紹介いただいた方は、
お知らせいただければ私の方で、
リツイート、シェアさせていただきます。
また今回ご参加できなかった方も、
オフ会などまた開催しますので、
ぜひご参加いただければと思います。
ツイッターのフォローは遠慮なくどうぞ。
基本フォロー返しします。
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基本承認いたします。
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個別にお話したいという方は、
メールいただければと思います。
kasakotaka@hotmail.com
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アマゾンで買い物の際に、
下記リンクからお願いできれば助かります。
私に数%の手数料が入ります。
取材費やカメラ機材費にあてさせていただきます。
(みなさまに負担はありません。個人情報などは私には通知されません)
・Amazon
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また会いましょう!
http://www.kasako.com/