群馬B級スポット!
2012年 09月 05日

せっかくここまで来たので仕事後に、
どこかおもしろい場所はないかと探していたところ、
とっておきのB級スポットが3つも集まっている、場所を発見!
行ってきたのでご紹介します。


場所は群馬県太田市の藪塚温泉。
特急も停車する東武桐生線の藪塚駅から徒歩約10分。
のどかな田園風景を歩いていくと藪塚温泉に到着。
ここから温泉はずれの老人ホームの方に向かい、
さらに道を外れて案内板に従い、山道を歩いていくと、
突如として表れるのが素晴らしい巨石廃墟!
藪塚石切り場跡だ。




明治に石切りが本格化し、
最盛期の大正時代にはなんと350人もの労働者が。
しかし水に弱く、中に小石があるなどの欠点から、
廃れていき、昭和30年頃に閉山されたという。
ちなみにここは“合法廃墟”。
立入禁止ではなく誰もが観光できます。
太田市観光協会のページにも紹介されているほどだ。
この素晴らしい廃墟を訪れた後、近くにまだ2ヵ所もB級スポットがある。
その1つが藪塚温泉近くにあるジャパンスネークセンターだ。


入口までの道のりは潰れたそば屋など、
とってもあやしげな雰囲気。
その手前に麦藁帽をかぶったおじいちゃんがいて、
「昼飯は食ったか!」と声をかけられ驚いた。
ご馳走してくれるというわけではなく、
食堂を営業している単なる客引き。
「食べました」と答えると、
「じゃあ帰り寄ってけ!」といわれ、
いや~、この食堂で食べるのはちょっとこわいです、
と思いながら、昭和レトロなスネークセンターに入っていく。


さてこのヘビのテーマパークなるジャパンスネークセンターも、
相当なB級スポットで、施設も老朽化し、
雰囲気もおどろおどろしく、
ヘビにとって食われそうな雰囲気で、
一刻も早く出て行きたい気分になるのだが、
お目当てはこのジャパンスネークセンターではない。
この施設内にある恐竜のテーマパーク、
アドベンチャーセンターの廃墟が目的だ。


スネークセンターの古い看板に、
「大洞窟入口」とあり、ここが跡地。
先ほどの石切り場と同じような、
採石場跡の洞窟を利用したテーマパークだったらしい。
特に立入禁止という札もなく、
でも明らかに敷地内とはいえ廃墟的雰囲気を漂わせており、
おそるおそる洞窟の入口を入っていくと、
施設廃墟と展示された恐竜の残骸を見ることができる。






奥にはまったく明かりのない洞窟もあり、
ゴミが散乱していて、とてもそこまでは入っていけなかった。

相変わらずここ自体も絶妙なB級感を漂わせている。

上州新田郡三日月村を再現したテーマパーク。
ここも超ビミョーなB級スポット!
はっきりいって廃墟かと思うような建物が一応展示になっている。






入場料とは別料金をとられる、
絡繰屋敷(からくりやしき)と怪異現洞もたまらない。
からくり屋敷は出れなくなると困るというので、
スタッフのおばちゃんがずっと付き添ってくれるのは、
ありがたいんだけど、なんとも気まずい雰囲気(笑)。



意味もなく、お墓があってその手前で足を踏むと、
急に階段が現れたり、滝が現れたり。
洞窟内なのに火山噴火?をイメージした、
謎の赤いライトアップとか効果音があったりして、
なんともいたたまれない気持ちになる。
洞窟内には恵比寿様もいる。

都内から日帰りも可能。
ぜひ興味があったら行ってみてください。
何かのついででいいとは思いますが(笑)。
・藪塚石切り場跡写真
http://www.kasako.com/1209yabuzukafoto1.html
・国内珍スポット目次
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