働かなくても食えればいい。働くを考える良書「ニートの歩き方」

毎日、仕事が大変で、いろんなストレスもあり、息苦しい。
好きを仕事になんて言われても、好きなものなんかない。
というか、正直、仕事するのはだるい。
そんな人にぜひ読んでほしいのが「ニートの歩き方」pha著だ。

「いや、でもニートになんかにはなりたいわけじゃない!」
と怒る前に、別にニートになるために読むんじゃなく、
こんなに楽に生きている人もいるんだよって意味で、
この本を読んで欲しい。

私はかねがね思っているんだけど、
技術が発展し、文明が進歩するなら、
みんな働かなくて済むようになるんじゃないか。
それが真の発展なんじゃないかとも思ったりもする。

例えば、昔は城の石垣を積むのに、
何百人もの人が重労働を強いられて、
石を運ばされていたとして、
でも重機とか便利な道具が発明されることにより、
わずか数人で短時間で同じことができるわけだ。
その代わり重機を作る人がいるとしても、
過去の時代に比べて、
働く労力も減るし、働く時間も減るはずなのに、
じゃあ今の現代はそうなっているかといえば、
必ずしもそうはなっていない。
むしろ毎日たくさんの仕事に追われ、
生きるために働いているのではなく、
働くために生きているような状況だ。

でもそれって根本的におかしいんじゃない。
だからそんな生活やめた。
でもなんとか生きていくためのお金は必要。
そこでどうするか考えてこんな風にしてます。
そしたら意外と働かなくてもなんとかやっていけます。
そんなことが書かれているのは本書だ。

しかもこの本は非常に時代洞察に優れた、
本質的なことが書かれている。

会社中心社会は終わっているのに、
なんで会社にしがみついているのかとか、
世間体を気にするから息苦しい生き方になるとか、
ネットがあればかなりいろんなことができるとか、
東京にはなんでも落ちているし、
ネットで無料でくれといえば、
いらないけどまだ使えるものを持っている人がくれるとか、
自分が向いていない土俵で懸命に働いても負けるだけだとか。

そして何よりも「これがイヤだ」って感じたら、
その直感に素直に従い、その環境から離れた方がいい、
というのは、労働意欲がないとかそんなことじゃなく、
幸せに生きるために重要な原則だと思う。

「仕事を頑張りすぎて自分の人生を削るのは本末転倒だ」

その通りだと思うが、でも多くの人は、
世間体を考えたり、常識的な社会的立場ばかり考え、
その枠組みから抜け出せず、心身ともにストレスためて生きている。
そんなんだったら生きていない方がマシじゃない?
って思うよね。
だから自殺者が多いんだろうし。

こういう指摘も実にぐっとくる。

一般的に世の中の「常識」だとか「当たり前」だとか
「守るべき伝統」だとかにされているものは、
よく遡ってみるとせいぜい50年から100年ぐらいの歴史しか
持たないものだったりする。

まさにその通り。
ところが古い世代の人間が自分たちの若いときの基準を振りかざし、
これが常識だとかこれが当たり前だとかこれが伝統だとか騒ぐ。
そんなもん100年前には常識でもなんでもなかったことではないか。
えらそうな口利くなボケ、今の時代に合ってないやんけ、
といつも思ったりもする。

まじめすぎ、がんばりすぎ、世間の常識にとらわれすぎ、
今の生活が苦しい、仕事が苦しい、ストレスだらけで大変、
というような人はぜひこの本を読むといいと思います。

働かなくても食えればいい。
たったその発想の転換ができるかどうか。
良書です。

・「ニートの歩き方」pha著

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by kasakoblog | 2012-09-15 00:21 | 書評・映画評

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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