毎日のことを記録する重要性~人は忘れやすい生き物
2012年 12月 22日


ほんの1~2ヵ月前の写真と、今の写真とでは、
顔も体も大きく異なっているからだ。
「えっ、こんな顔してたっけ?」
「えっ、こんなに小さかったんだっけ?」
毎日、見ているはずなのに、
その変化を写真という記録で見比べて驚いたのだ。
人の記憶っていい加減なんだなと思う。
特に日々、毎日当たり前に接しているものに対しては、
常に接しているという「慢心」があるせいか、
自分はよくわかっているはずだと思い込んでいる。
別に子供とか家族のことだけではなく、
毎日の仕事や自分の行動やその時の気持ちなど。
でも人の記憶ってほんといい加減というかあやふやで、
数ヵ月も過ぎると、すっかり忘れてしまう。
忘れてしまうというより、
事実とは違っても自分の都合よく解釈しているのだ。
そんな時、客観的事実としての記録を見返す。
写真でも日記でもエクセルにつけた数値でもいい。
それを今と比べてみると、
「こんなにも違ったのか!」
「前とぜんぜん変わってないじゃないか!」
「数ヵ月前はこんなんだったんだ」
ときっと驚くだろう。
忙しい世の中になり、
情報があふれかえる世の中になり、
日々、毎日の仕事や生活や情報やニュースに追われ、
現在と少し先の未来のことばかりしか頭にない。
少し前のことはすっかり忘れてしまう。
逆に遠い未来のことは考えない。
大事なのはニュース(NEWS)。
短期的な最新情報ばかりに目を奪われがちで、
過去ー現在ー未来という長い期間で見て、
今、それがどのあたりのポジションなのか、
どのような意味を持つものなのかを精査しないまま、
毎日毎日ニュースばかりに飛びついてしまう。
だから正確、的確、冷静、客観的な判断ができず、
その場限りの雰囲気に流され、
何度となく同じ過ちを繰り返してしまったり、
今の状況を客観的に判断できなくなってしまう。
ただ漠然と日々を過ごしていたら、
あっという間に1年が終わってしまう。
一体、そんなに忙しい忙しいっていっていたけど、
自分は何をやっていたのか?
何にそんなに時間を使っていたのか。
それによってどんな成果があったのか。
日々の記録をつけていないと、
自分をきちんと振り返ることすらできなくなってしまう。
だから毎日、見慣れたことこそ記録をとっておくこと。
そして時々振り返り、チェックすること。
家族や自分の成長しかり。
時間の使い方やお金の使い方しかり。
仕事の成果や内容しかり。
目先が変わった最新情報にばかり振り回され、
その時の感情的な判断と世間の空気で、
「ただなんとなく」選択するから、
人類は何度も同じ過ちを繰り返してしまう。
個人レベルでも同じ。
記録をつけると毎日の意味が変わってくる。
過去を振り返ることで、
今、どのぐらいまできていて、
これから何をすべきかが判断しやすくなる。
最近はスマホなどもあるので、
ライフログ(生活記録)を取りやすくなった。
写真や文章や数字に残しておき、
大切なものの変化に気づき、
未来に正しい判断をするための材料にしてみてはいかがだろうか。
もう今年も残りあとわずか。
3連休でも年末年始でもいい。
1年を振り返ってみること。
記録をつけていなければ、
今から記録をつけはじめること。
人は忘れやすい生き物だから。
・人は忘れやすい生き物~過去を振り返らないから過ちを繰り返す
http://kasakoblog.exblog.jp/19385820
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