前にお世話になったお客さんとかに、
年賀状は堂々と連絡がとれるチャンスなので、
いっぱい年賀状をもらっている中で、
数秒でぱっと見て終わってしまうのではなく、
いかに目にとめてもらって、
自分のことを思い出してもらって、
また仕事を頼んでみようかなって思わせる、
年賀状を作ろうと思うと、結構大変で。
12月はじめにフリーのイラストレーターさんがこんな話をしていた。
まさに私も同じ想い。
年賀状は普段お世話になっているお客さんや取引先、
ご無沙汰している過去のお客さんなどにアプローチできる絶好の機会だ。
ありきたりの干支の絵柄と挨拶文言で、
印刷だけして一言も手書きコメントも加えず、
ただ出しておけばいいなんて非常にもったいない話だ。
年末最終週になって、
そろそろ会社でも年賀状書きをしている人もいるだろう。
せっかくお金もかけて時間もかけて手間もかけて、
年賀状を出すなら、意味のある年賀状を出すべきだと思う。
ありきたりの年賀状出すなんて、
はっきりいってお金の無駄、資源の無駄、時間の無駄。
だったら出さない方がまだいい。
みんな儀礼的な年賀状がいっぱいくる。
ぱっと表面見て「あっ、この会社からきているな」ぐらいしか見ず、
つまらない裏面は見て1秒か2秒。
なんて無駄なことやってるんだろう。
政治にいつまでも景気対策しろだとか、雇用を増やせとか、
そんなこと言っている暇があったら、
年賀状ぐらい少しは工夫しろよと思う。
営業ツールとして意味のあるもの。
営業ツールでなくても、
いっぱいくる年賀状の中で目をとめてもらい、
「この会社、なんかおもしろいな」
って思わせるような内容にするとか、
思わずメールや電話したくなってしまう仕掛けにするとか、
いくらでも工夫の余地はあるだろう。
でも多くの会社は、ただ出すことに意味がある、
ぐらいにしか考えず、
年末忙しい時期に社員はいやいや、
宛名確認したり、どこに出すか出さないかを確認しなければならない。
こんな非生産的なことやっているから、
政党に関係なく、不景気なんだと思う。
会社の決まりで決まったつまらん内容の印刷文面なら、
せめて担当者として自筆で一言コメントを加えるべきだ。
この一言があるかないかだけでも、
相手の印象は大きく変わる。
以前のブログでも紹介したが、
会社の年賀状では自由度が少ないため、
自腹をきって大事なお客様にのみ、
営業担当者が年賀状を出している人がいた。
しかもその人らしいものすごいインパクトのある内容。
こういう年賀状がくると、
「また来年もこの人に頼もう」とか思うわけじゃないですか。
もちろん会社によっては、
いろんな制約もあるんだろうけど、
だからといっていつまでつまらん年賀状に、
無駄なコストとエネルギーを注いでいるのだろう。
年賀状時期ではないタイミングで、
営業ハガキみたいなのがきたら、
人はうざいと思うわけじゃないですか。
でも年賀状だとそういう嫌味な感じなく、
「へえ、この会社、こんなこともしてるんだ」
とか思ってもらいやすい。
どうせお金と時間をかけて年賀状を出すなら、
重要な営業ツールとして、
ちゃんと工夫した内容にしたい。
それができないなら、せめて一言コメントを加えるべき。
そういうほんのささいな気遣いというか工夫の積み重ねが、
担当者やその企業の業績にはねかえってくるんだと思う。
ちなみに私は2年前に年賀状はやめました。
年賀状の代わりに「かさこマガジン」という冊子を送っています。
2011年は16ページ、2012年は32ページ、
そして2013年の年始に配布するのは40ページ。
部数も5500部にまで増加した。
1年に1度のご挨拶。
ネットやメールだけのつきあいが多い時代だからこそ、
デジタルデータばかりがあふれかえる時代だからこそ、
1年に1度、希望者に心をこめて、
私の集大成をお送りいたします。
※「1」「2」を希望された方は、希望メールをいただかなくても、
以前いただいた住所にお送りいたします。
ただヤマトのメール便のため、郵便と違って転送されませんので、
住所変更した方はお知らせいただければと思います。
※希望者には誰でもさし上げています。
希望の方は、郵便番号、住所、お名前、希望部数を、
メールにてご連絡ください。
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