人気ブログランキング | 話題のタグを見る

前代未聞の写真教室!真逆の方法論の2講師による実技指導

前代未聞の写真教室!真逆の方法論の2講師による実技指導_e0171573_19305745.jpg
「マニュアルで撮れ!オートは使うな!
被写体に寄れ!ズームは使うな!
1カットで決めろ!枚数を撮るな!」
と教える写真家・須田誠さんと、
「オートで撮れ!ズームを使え!枚数をいっぱい撮れ!」
と教える私こと、かさこによる、
まったく正反対の撮影術を教える2講師による写真教室を、
3/2にサンクチュアリ出版にて開催し、無事に終了しました!

おもしろかったです。
だって講師がまったく逆のこと言ってる(笑)。
参加者からすれば「えっ、どっち??」みたいな話。

でもそれでいいんです。
写真の撮り方なんてみんな千差万別。
写真の目的は教科書通りに操作することじゃない。
「いい写真」を撮るために、どんな方法で撮るかだけの話。
だから須田流でやってもよし、かさこ流でやってもよし、
シーンによって使い分けてもよし、
新たな自己流を編み出してもいいんです。

そういう意味ではこの真逆の撮り方を教える講師が、
同時に登場することで、参加した人が、
「どっちもありなんだ!」って思えたとしたら、それは素晴らしい気づき。
写真の撮り方に正解なんてない。
こんな方法もあんな方法もありなんだって知ることで、
カメラを身構えすぎず、気楽に楽しく撮れるんじゃないかと思います。
前代未聞の写真教室!真逆の方法論の2講師による実技指導_e0171573_2462945.jpg

今日、会ったばかりの参加者の方が、
とってもおもしろいことを言っていた。
「かさこさんって何事にも動じない感じですけど、
その方法を教えて欲しいです!」
会ってまだ数時間もたっていないのに、
私ってそんな風に見えるんだと思いながら、
「私はできるだけ自分の存在を消してるからじゃないですかね」
との話になり、そこから発展して、写真の撮り方の話題に及び、
「自分の存在感を消して相手に気取られないようにすることで、
自然な表情を撮りたいっていうのが私のスタンスなのかも」
という結論にたどり着いた。
前代未聞の写真教室!真逆の方法論の2講師による実技指導_e0171573_247443.jpg

参加者との一連の会話の中で、
ふと私がカメラマンとして特殊なのかもとも思った。
写真だけの人は写真で表現したいと思うからこそ、
人物でも景色でもコミュニケーションをとり、
できるかぎり寄り、そこに自己を投影した写真を撮る。

でも私はカメラマンという意識があまりない。
ジャーナリストというかメディアというか、
できるだけ自己を投影しない、ありのままの写真を撮りたいと思う。
だからマニュアル操作せずオートで撮り、
気配を気取られないよう、自分を投影しないよう、
被写体に自分の存在を感づかれないよう、
ズームで撮影したりするのかもしれないと。

数年前、友人の結婚式のカメラマン役を、
立て続けに頼まれたことがあった。
結婚式なんかぜんぜん撮ったことなかったんだけど、
なぜか立て続けに「式場で頼んだカメラマンより、
かさこさんの写真の方がいい」と言われた。

その理由がなんとなくわかったような気がする。
それは自分の存在を消して撮ったからではないかと。
式場のカメラマンは仕事上、記念撮影的なものを撮らなくてはならない。
それはそれでもちろん重要な写真だし、「いい写真」だと思うのだが、
いかにも結婚式の写真ですといわんばかりの、
ありがちなカット、ポーズ、記念撮影的な写真ばかりだと、
だんだんと見飽きてきてしまう。

で、私が撮った写真は、記念撮影的なものはあまりない。
披露宴中、ずっと新郎新婦が見えるやや遠目の位置にいて、
2人の何気ない様子を撮影する。
新郎が新婦に話しかける。幸せそうな笑顔が出る。
彼にしか見せない笑顔が出る。
そこを私は撮る。
私が撮っていることは気づかせない。
なぜならカメラで撮られているという意識になった途端、
カメラ用の表情に変わってしまうから。

一方、結婚式で初めて会った式場カメラマンに、
「はい、笑顔でお願いします!」なんていわれて、
冗談言われて笑顔が出たとしても、
それはやっぱり恋人に向ける笑顔ではない。
だからなんとなく作った感のある写真になってしまう。
もちろんそれはそれで素敵ではあるし、
記録としては貴重なんだけど、
その笑顔は恋人だけに向ける笑顔ではないわけです。

私の撮り方って人物でも景色でも、
透明な存在で自分はいたいみたいな立ち位置で撮影しているから、
変に自分が投影していなくて、
自然な表情が撮れるのかな、なんて思ったりもした。
多分それは写真家として写真で表現しようというのではなく、
写真を表現手段の1つに過ぎず、
メディアとしてありのままの素材を撮る感覚で、
撮影しているからなのかもしれない。

最終的には写真を何のために撮るのかによって、
撮る方法論も違ってくるわけで、だからこそどちらが正解で、
どちらが間違っているということではない。

須田さんとはまるっきり撮り方が真逆にもかかわらず、
事前にお互いの話す内容をすりあわせしていないにもかかわらず、
ともに共通していることがあった。

LooK。
しっかり見ることが大事。

須田さんがLooKがまず何より重要だという話をしていた。
私も今回の写真教室のためのスライドを作っている時に、
イベントの前日に「観察力」ということと、
「見ているようで見ていない」という文言を入れた。
2人は撮り方の方法は違うけど、心で感じたものをしっかり良く見て、
それを写真で表現するという、
写真で最も大事な点はまるっきり同じじゃないかと。
前代未聞の写真教室!真逆の方法論の2講師による実技指導_e0171573_2483889.jpg

そんなわけで写真の方法論は自由。
何のために撮るのか、何を撮りたいのかによって、
自分にとって最善の方法を、
選べばいいんじゃないかと思います。

もっといえば、写真で表現する必要性はまったくない。
最近、私は写真より動画の方が、
より伝わるんじゃないかと思ったら、
カメラでそのまま動画撮れるから、
写真でなく動画撮ることも多いし、
写真より文章で表現する方がいいと思えば、
もともとカメラマンというよりライターだから、文章の方を選ぶ。
写真なんて表現手段の1つにしか過ぎないわけで、
カメラなんて1つの道具に過ぎないわけで、
すべてを写真で表現する必要はない。

この感動を伝えるには、
この感動を思い出として記録するには、
写真が最も優れた手段だと思ったら、写真にすればいい。
最近はそんなことも考えながら、写真を撮っています。

長くなりましたが、今回の写真教室に参加したみなさま、
ありがとうございました!
「いっぱい写真を撮るための10か条」を下記に記載しておきますので、
活用していただけたらと思います。

かさこ流・いっぱい写真を撮るための10か条
①縦と横、両方で撮る
②カメラを上下に動かす
③カメラを左右に動かす
④あらゆる方向から撮る
⑤あらゆる角度から撮る
⑥ズームして撮る
⑦パーツを撮る
⑧何気ないものを撮る
⑨背景を活かす
⑩組み合わせる

ちなみに参加者の複数人から、
「なぜかさこさんが写真集を出せるようになったのか」
そのきっかけを知りたいと聞かれた。
写真というより、サラ金社員からライターになり、
そこから独学でカメラを覚えて、
写真集を13冊出すようになった私の特異な経歴などを知りたい方は、
3/17に同じくサンクチュアリ出版で18:30~20:00まで、
「正社員全滅時代に備えたセルフブランディング術」の講演があり、
こちらで私が今までどんな風なキャリアを積み上げてきたかなど、
話をしますので、よかったらご参加いただけたらと思います。
※予約はこちらから。
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=571&

また本日「かさこマガジン」をお渡ししましたが、
次号も引き続き欲しいという方は、
郵便番号、住所(マンション名など省かず)、
お名前をメールいただければ、次号以降、
無料で郵送する登録をしておきます。
kasakotaka@hotmail.com

かさこフェイスブック(お気軽に申請どうぞ。基本承認致します)
http://www.facebook.com/kasakotaka

かさこツイッター(お気軽にフォローどうぞ。基本フォロー返しします)
http://twitter.com/kasakoworld

そんなわけで映画作ります。

※Amazonで買い物する際、下記よりお願いできればありがたいです。
Amazon
(有料メルマガに頼らない私の方法 http://kasakoblog.exblog.jp/18718552/

by kasakoblog | 2013-03-03 02:48 | 旅行記

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


by kasakoblog