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被害者の実名報道を重視する旧来メディア。加害者の実名報道するのは週刊誌ぐらい

吉祥寺の路上で何の罪もない女性を殺した、
18歳の「少年」と17歳のルーマニア人の顔写真および実名を、
7日発売の「週刊新潮」(新潮社)が掲載した。

旧来メディアはアルジェリアテロの際、
被害者遺族の心情を踏みにじってまで、
被害者のプライバシーをさらけだすことを、
社会的使命だと訴えた。

一方で、桜宮高校で体罰して生徒を死に追いやった顧問について、
実名も顔写真も報道することはなく、
また吉祥寺の路上殺害においても、
被害にあった女性の実名と顔写真をさらしまくっているわりに、
「少年」だからということで実名や顔写真は報道しない。
で、一体、旧来メディアが主張する社会的使命とは何なのか?

テレビのニュースを見ていて不思議に思うのは、
芸能人でも有名人でも国会議員でもない一般人が、
火事で亡くなった際に、わざわざ全国区の放送で、
貴重な時間を使い、火事のニュースと、
亡くなった方の名前などを報道する。
一体、この報道に何の意味があるのだろうか?と、
いつも不思議に思ってしまう。

多くの人は火事で亡くなった方を知らない。
火事で亡くなった親族などには、
警察などから情報は伝えられるだろう。
で、わざわざ火事のニュースを取り上げ、
わざわざ火事で亡くなった方のプライバシーを、
暴露する必要があるのだろうか?

吉祥寺の路上事件の報道も痛ましい。
なぜ殺されてしまった人の顔写真と実名をさらす必要があるのか。
そんなことより許しがたい犯罪を行った、
18歳の「大人」の実名や顔写真こそ報道すべきではないか。
そうした社会的使命を感じて、
訴訟リスクをとってでも報道しているのは、
週刊誌ぐらいしかないという情けない実態。

許しがたい犯罪を行った加害者のプライバシーを厳重に守り、
何の落ち度もない被害者のプライバシーをさらけだすことに、
社会的意義があるとのたまう旧来メディアは、
ネットや携帯電話など情報伝達技術が劇的に変わった、
今の時代状況をまったく理解していず、
自分たちの役割を勘違いしているんじゃないか。

被害者実名や顔写真こそ、
のぞきみ趣味の二次被害を広げないためにも、
厳重に吟味し、取扱い、
犯罪行為を行ったことが間違えのない犯罪者こそ、
実名報道、顔写真掲載するべきだと思う。

旧来メディアの被害者実名報道は、
被害者を二度辱める行為だと私は思う。

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by kasakoblog | 2013-03-07 11:20 | マスコミ

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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