2013年 05月 05日
将来不安からうまい儲け話に騙されないために~投資詐欺話の3つの要件とは?
アベノミクスで一時期まったくなくなった株本コーナーが、
書店に復活したり、マネー誌が売れたり、
証券会社のセミナーが満席になったりと、
大変な騒ぎになっている。

歴史は繰り返すとはよく言ったもので、
だから人ってダメなんだなって思う。
ラクして儲けたい。人が儲かってそうな話にのっかる。
結果、損をしてしまう。
もう何度もその繰り返しじゃん!と思うが、
人はどこかでラクして儲かる話が転がっている、
と思い込んでいる。

ただ妙な儲け話や投資話に引っかかってしまうのは、
年功序列、終身雇用が崩壊し、
国家財政など考えずに無茶苦茶財政運営しまくっているため、
将来不安、年金不安があるからだろう。

まともに働いて、コツコツ貯金するだけでは、
将来の不安に備えられないと思い込んでいる。
そういう時代だからこそ、騙す側にとっては絶好のチャンスだ。

つい先日もアメリカの資産運用会社「MRIインターナショナル」が、
資金を消失させ、日本人ばかりが被害にあい、
大きな問題となってニュースになっている。

しかしまあひどい。
報道情報による勧誘文言を聞く限り、
「私たちはあやしいですけどお金預けますか?」
といっているようなものだ。
「年利は6~8・5%と高利回り」
「元本は絶対に安全」
「診療報酬請求債権」

投資詐欺話の3つの要件を見事に満たしている。
1:高利回り
2:安全
3:一般には馴染みのない用語

この3つが出てきたらまず「詐欺」だと思うべきだ。
MRIに騙されてどうしてくれるんだ!
なんて被害者の人が言っているみたいだけど、
高利回りで絶対安全なんて言われたら、
それはまず間違いなく100%詐欺だから。
絶対安全なんてあるわけがない。

1:高利回り
高利回りで騙されてしまう人ってほんと多い。
でも高利回りには理由があるわけで、
すなわち裏にはリスクがある。
危険なことしているから高利回りなんであって、
普通にやったら低利回りになるに決まっている。
高利回り話に飛びつくなら、
「そこに投資したお金はなくなってしまっても仕方がない」と思うべきだ。
これ鉄則。
あとから騙されたなんて言ってもどうしようもない。
そんなインチキに騙される方がおかしい。

2:安全
そして「安全」という言葉を一言でも言ったら、
この話は真っ先に断るべきだ。
責任回避が天才的なまもとま金融機関なんか、
絶対に「安全」とか「儲かります」とは言わないから!
なぜならそんなこと言ったら、
後で損した時に大問題に発展してしまうから。

儲かる「かもしれません」。儲かる「時もあります」。
儲かる「ことが期待されます」。
「儲かる」という単語を使う時には、
必ず下記のような言葉が加わっているはずだ。

だから「絶対に儲かる」とか、
「絶対に損しない」とか、
「絶対に安全だ」なんていう勧誘文句を言う人は、
自ら「私は100%あやしい詐欺師です」と正直に告白しているようなもの。
「絶対に安全」=「絶対に投資してはいけない」
という意味だということを覚えておこう。

3:一般には馴染みのない用語
「高利回り」「安全」でこれはあやしい!と思った人が、
コロっと騙されてしまうのが、
3つ目の一般に馴染みのない用語を使うこと。
一般的なビジネスや投資商品ではなく、
ニッチな感じのものに目を付けた話や、
一般に馴染みのあるものだとして、
そこに複雑な仕組みをかませているもの。

投資の大原則は「自分がわからないものには投資はしない」なのだが、
実は多くの人はその逆を言ってしまう。
自分がわかるものには投資しない。
なぜなら損をするのがわかっているから。
でも自分がわからないものには投資してしまう。
なぜならわからないから、損してしまうからくりが見抜けず、
難解な用語や複雑な仕組みから
「なんとなく良さそう」「これは多くの人が知らない儲け話かも」
と思ってしまうのだ。
だから損する。
当たり前の話だ。
わからないものに手を出せば、損するに決まっている。

景気は気分とはよくいったもので、
アベノミクスで気分が高揚し、
随分と財布のひもが緩んでいる空気が充満している。
でも将来不安や年金不安を抱える人は多い。
そこに詐欺師は狙いをつけている。

高利回り、絶対安全、難解な話に加えて、
「あなただけに特別にお教えします」とか、
「まだ多くの人に知られていない話です」とか、
その手の誘い話があったら100%詐欺だと思った方がいい。
それで騙されるなら、はっきりいって騙される方もバカだ。

ただこうした明らかな詐欺的な儲け話はともかく、
アベノミクスに浮かれて投資信託みたいな、
まがいものの商品には手を出さないように。

日本の投資信託ってあり得ないぐらい詐欺商品ですよ。
購入時にひどい時は3%もの手数料をとられ、
損をしていようが、毎年1~2%ものの手数料をとられ、
元本を取り崩して分配金渡すことで儲かっていると錯覚させる、
とんでもない投資効率の悪いまがいものの金融商品。

「MRIみたいな話なんかに私は騙されない!」といいつつ、
投資信託みたいなまがいもの商品を購入しているのは、
はっきりいってMRI被害者と五十百歩の違いしかない。

アベノミクスで浮かれて、
うまい話に騙されないように注意したい。

※これだけ株が上がっているのだから、
株式投資をした方がいいかな?と思っている人は、
「「株式投資は儲からない」は本当か?」を読んでみることをおすすめします。

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by kasakoblog | 2013-05-05 23:36 | 金融・経済・投資


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