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「発言は正しければ言っていいわけではない」ことがわかってない人たち

「橋下氏の発言も石原氏の発言も事実ですし、正しいですよ」

こんな擁護ツイートを見て、思わずぶっ飛んでしまった。
発言内容が正しければいいという問題ではないということが、
わかっていないのだろうか。

例えば、自民党安倍首相が、
橋下氏以上の恐ろしい軍国憲法を制定するため、
参議院選挙前に人気を取るため、北朝鮮に電撃訪問したとしよう。

そこで安倍首相が金正恩氏に、
海外メディアや部下が大勢いる前で、
悪気なく彼のためをと思い、いつもの感情のこもらない、
ごにょごにょっとした口調で淡々と、
「その髪型、変ですね。やめた方がいいですよ。
顔は残念ですがお父さん似でブタみたいですね。
整形したらもっと国民的人気が出るかもしれません」
と言ったらどうなるか?
大変な外交問題、下手したら北朝鮮がミサイルぶっ放しかねない、
状況になるだろう。

上記の発言の内容は正しくて事実だとしても、
その場でその立場の人が今のタイミングで言ってはならないことだ。
それを「安倍首相の発言は事実だ!」と擁護したところで、
この発言がきっかけでミサイルぶっ放されたら、
何の国益にもならない。

例えば会社で上司が女性の部下を呼びつけ、
全社員の前で大きな声で、
「君はブサイクだしデブだな。彼氏も今までいないんだって?」
と発言したらどうか?
たとえこの発言の内容が正しく事実であったとしても、
言ってはいけない発言であることぐらい、
誰だってわかるだろう。

政治家の発言を言葉狩りみたいに、
おもしろおかしく一部だけを抜きだし、
バッシングするマスコミの手法は問題だとしても、
その発言が正しいとか事実であるかという前に、
この立場の人がこのタイミングでこの人に向かって、
この言葉を言っていいのかどうかというのは慎重に考えなければならない。

橋下発言が事実かどうかという問題と、
政治家という立場としてこの時期に、
敢えてこの発言をする意味があるのかないのかという問題は、
まったく別個として考えなくてはならない。

だから発言が正しくて事実だから、
言っていいということにはならないのだが、
そこを完全に勘違いしている人もいるようだ。

もちろん敢えて物議を醸す発言をすることで、
今まで人が見て見ぬふりをしてきた問題を、
世間の議論の俎上に乗せるという手法はあるだろうし、
そういうことが必要な問題もあるだろう。
そこまで考えて発言したのなら、
それはそれで立派なことかもしれないが、
一般人のネット上のつぶやき感覚と同じく、
政治家という立場にもかかわらず、
場合によってはその発言が国際社会に発信されるかもしれない中で、
なんでもかんでも本音を言ってしまえばいいというのは、
政治家としては大いに問題があると思う。
猪瀬都知事のとんでも発言もあったように。

ネット選挙解禁で起こること。
それは政治家の失言が増えることぐらいだと私は思う。
立場を考え、影響を考え、
その上で発言をするという最低限の知能がない人間は、
多くの人を動かす政治家には、
残念ながら向いていないと思う。

テレビ番組でおもしろおかしく毒舌コメントしていれば、
人気は出るかもしれないが。


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by kasakoblog | 2013-05-17 10:30 | 政治

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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