おバカ行為の投稿より企業の不祥事暴露をどんどん投稿すべし
2013年 08月 21日
飲食店やコンビニなどで不適切行為の自慢ネット投稿が止まらないが、
そんなことする暇あったら、
内部にいるからこそわかる企業の不祥事を、
ネットでどんどん暴露したらいい。
そういえば最近のニュースでは、毎日新聞の報道によると、
秋田書店の漫画雑誌で読者プレゼントの景品数水増しが発覚したのは内部告発だったという。
プレゼント担当を4年以上した女性社員が、
「一つの商品しかないのに、当選人数を10人にするのはおかしい」などと上司に訴えたが、
「会社にいたかったら文句を言わずに黙って仕事をしろ」と言われたという。
内部告発を受けた社内調査で同社が事実関係を把握し、不当表示を中止した模様。
消費者庁が秋田書店に景品表示法に基づく措置命令を出した。
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20130821k0000m040031000c.html
消費者庁の措置命令
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/130820premiums.pdf
※秋田書店は事の経緯については反論しているが不正は事実。
秋田書店の反論:【社告】毎日新聞の報道に対する弊社の見解について
http://www.akitashoten.co.jp/news/201
秋田書店のことの真相はともかく、こういう不祥事ってまず外からはわかりようがない。
でも消費者を騙した悪徳行為・犯罪行為をしているのだから、
こうした企業の不法行為をしった内部関係者が、
ネットなり消費者庁なりマスコミなりに、どんどん内部告発すべきだ。
問題が明らかになれば、まず二度と不正は行われなくなるだろうし、
また同業他社で似たようなことをしている企業も、
まずいと思ってやめる可能性が高い。
ただ内部から不祥事を告発すると、
日本では裏切り者だと非難されかねない。
ドラマ半沢直樹のようにはいかず、
今の日本企業の場合、告発したものがクビを切られたり、
冷飯食わされたりされかねない。
ちなみに秋田書店で内部告発したとされる女性は、
「多数の読者にプレゼントを発送せず、不法に窃取した」
と書かれた解雇通知書が2012年2月に送られてきて、懲戒解雇されたという。
秋田書店は不正を告発したから解雇したのではないとしているし、
もしかしたら告発者がプレゼントを窃取していたのかもしれないが、
とはいえ消費者に対して不正が行われていたことの事実に何ら変わりはない。
内部告発すれば自分の立場に大きなリスクを生じる。
だからみな組織の言いなりになり、
「仕事だから」「上司に言われたことだから」とあきらめ、
不法行為に加担する加害者になる。
もしくは犯罪行為を黙認する共犯者となる。
でもいつかこうしたことが世の中に発覚した際、
不法行為を知りながら加担もしくは黙認していた人は加害者となる。
下手をしたら、上司や会社を守るために、
責任をなすりつけられ、解雇されるかもしれない。
そもそも客を騙した企業は糾弾され、社会から白い目で見られることになる。
だからネットで不適切行為を自慢してしまう勇気があるなら、
そんなことより企業の不祥事行為を告発したらいい。
そしたらある意味では社会の英雄になれる。
もちろん告発するからにはきちんとした裏付けや証拠がないと大変なことになるし、
企業から嫌がらせを受けるかもしれない。
でも今は昔と違う。
ネットという武器がある。
もし内部告発したことを理由に、対応を改めて反省するどころか、
嫌がらせをするような企業ならば、
逐一ネットでその経緯を公表したらいい。
もしその告発が正しければ、多くの人は味方になってくれるだろう。
そうなれば企業も態度を改めざるを得なくなる。
様々な企業の不祥事問題が起きるのは、
その不祥事を告発せず、黙認している多くの「犯罪者」がいるからだ。
仕事だから仕方がない、上司の命令だから仕方がないと、
言い訳して、社会や顧客に迷惑な行為を及ぼしている。
景品数の不当表示ぐらいならまだかわいいかもしれないが、
告発されずに黙認されている企業の不祥事によって、
お客さんに実害を及ぼしている可能性もある。
場合によっては死者を出す可能性もある。
社会を良くするには、社会の成員一人一人が傍観者にならず、
自分は関係ないと他人事にならず、
不法行為を発見したらどんどん告発すべきだ。
それによって社会はよくなり、
企業だって体質改善してよくなるはずだ。
そんな告発で倒産するような企業なら、
存在価値のない企業だったということに過ぎない。
法的にも、企業の不法行為を発見して
監督官庁に届けしなかった従業員にも刑事罰を与えるなどして、
企業の不法行為を撲滅するよう働きかけたらいい。
ただ内部告発は昔は方法が限られていた。
マスコミにたれ込んだところで、
広告でシャブ漬けにされたマスコミは、
大企業など広告主の不祥事は報道しない。
現場の記者ががんばったところで、
上から圧力をかけられてボツにされるだけだ。
でも今はネットがある。
企業の不祥事や不適切行為は、瞬く間にネットで拡散し、
世の中に知れ渡ることになる。
それによりマスコミが動き、監督官庁が動き、
不正行為がなくなることで、社会はよくなるはずだ。
自身の不適切行為を自慢する投稿するより、
企業が何かおかしなことをしていないか目を見張り、
上司に訴えても、会社に訴えても改善されない場合は、
ネットで投稿すべきだと思う。
ネットに投稿する勇気がないのなら、
取り上げられるかはわからないが、
マスコミにたれ込んでみるのもいいと思う。
社会が悪いのも政治が悪いのも企業が不祥事をするのも、
そうした行為を黙認している圧倒的多数の人たちがいるからだ。
誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分が気づいたらやる。
一人一人がそうした意識になれば、
ブラック企業もなくなるだろうし、企業のイカサマ行為もなくなると思う。
ただくれぐれも投稿する際は、
しっかりした裏付けをとっておくように。
そういえばドラマ半沢直樹をリアル銀行員がみた感想という中に、
上司の前に行く時は必ずテープレコーダーを回して録音した、
といったような内容のコメントがあったと思う。
今はスマホやケータイがあれば、
あやしまれずに、録音や写真、動画も撮れるので、
きちんと証拠はとっておいた方がいいと思う。
でないと半沢直樹のようにはいかなくなる。
半沢直樹を見てフラストレーション解消しているだけで、
会社に戻れば加害行為の共犯者になるのではなく、
自分自身が半沢直樹になればいい。
※企業の不法行為ではない企業の秘密や社内情報、
顧客情報などをネットに投稿したりするのは、
許されない犯罪行為になるので注意したい。
・日本に半沢直樹が足りない~おかしなことはおかしいと言うべき
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