人生楽しく生きるための仕事の選び方の秘訣
2013年 11月 19日

A:仕事が楽しいし、お金も稼げる。
B:仕事は楽しいけど、あまり稼げない。
C:お金は稼げるけど、仕事はつまらない。
D:仕事はつまらないし、お金もあまり稼げない。

圧倒的に多くの人は、Cの、「お金は稼げるけど、仕事はつまらない」にいるのではないか。
だからストレスもたまるし、不満もたまるし、
会社に愚痴ばっかだし、仕事に文句ばっかりになる。
でもここにいる人たちは、「それが仕事だ」と思い込んでいる。
すなわち「おもしろい仕事なんかあるわけがない。
あったとしてもそんな仕事につけるのはごくわずかな人だけだ。
仕事とはそもそもつまらないものだし、我慢してやることだし、
生きていくためにお金を稼ぐことが大事なのだから、つまらないのは仕方がないと」
でも仕事がつまらないと思っている人の仕事ぶりが、
果たして客の心をつかめるのだろうか?
「歌を歌うのは大嫌いだけど、歌うと金が稼げるから、
いやだけど仕事して歌っている」というミュージシャンの音楽が心に響くだろうか?
それと同じように、いやいや仕事をしている人間が、
提供する商品やサービスなんてたいしたもんはないんじゃないか。
だから平気で食材偽装とかできるんでしょ。
プライドもプロ意識もこだわりもない。
仕事はいやいややっているもの。
金を稼ぐためだけにやっているもの。
客のことなんか考えていない。
だから客を騙すことを平気でできるのだ。
それでも高度成長期はこのCタイプの生き方でもよかった。
努力しなくても工夫しなくても、仕事がつまらなくても、
勝手に物が売れ、給料が上がっていったからだ。
つまらないけど稼げるから働くモチベーションが続いたのだ。
しかし最近はそういう時代ではなくなった。
CタイプがどんどんDタイプの「つまらなくて稼げない」もしくは、
「つらいけど稼げない」に移行しつつある。
つまらないけど、稼げるからいいやという動機が、消滅してしまう可能性が出てきた。

まず第一段階として、「楽しいけどあまり稼げない」仕事に移行すべきだ。
いきなり移行して生活できなくなってしまうと困るので、同時並行でやればいい。
パラレルキャリアだ。
日中、会社では「稼げるけどつまらない」仕事をし、
帰宅後や週末は「楽しいけどあまり稼げない」活動をする。
若い人なら就職・転職選びの段階で、
「稼げるけどつまらない」仕事を選ぶより、
「楽しいけどあまり稼げない」仕事を選んだ方がはるかにいい。
なぜなら、楽しいとがんばれるからだ。
がんばると力がつく。
力がつけば、やがて理想的な仕事のスタイルである、
「楽しいし稼げる」に移行できるはずだ。

「楽しいし稼げる」ようになるハードルも高い。
でもそこに必要なのは継続と営業の2つだ。
1つはその楽しいことを継続して続けて、楽しいことを極めること。
そしてもう1つ大事なことは、
その活動を営業し、宣伝し、仕事に結びつける努力をすることだ。
前者までできる人は結構多いが、後者ができない人が多い。
好きだから地道に活動しているんだけど、
営業努力をしない、宣伝力をしなければ、仕事につながるわけがない。
ネットで活動を公開して発信し、
いろんな人と接点ができるような場を設けて宣伝し、
楽しい活動を仕事に変えていくために、
自分の活動をどう切り出したら仕事にできるかを考え、
そのアイデアをもとに見込み客に営業をかけていく。
これができれば、理想的なワークスタイル「楽しいし稼げる」ことができるだろう。
整理すると、第一に、
「稼げるけどつまらない」仕事から「楽しいけどあまり稼げない」仕事に移行する、
もしくは同時並行でやる。
第二に、楽しいことを継続して力をつけながら、
宣伝・営業にも力を入れ、仕事に変えていく。
そんな風に仕事の選び方を考えて行動してみたらいい。
私もまさにそれを実践してきた。

もったいないどころか、やがてDタイプに転落してしまう恐れもある。
だからみんな必死なんだ。
台風だろうが出社する。
客を騙していると知っていて上からの命令を聞いてしまう。
会社に逆らおうものならCからDの落ちてしまうからだ。
でもそんな苦しい努力をするなら、
楽しいことして稼げるようになる努力をした方が100倍ましだし、
社会全体にとってもその方がいい。
ぜひこのマトリックスをもとに自分の人生の時間割を考え直してほしいと思う。
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