流行り病と縁の下の力持ち
2014年 01月 18日
最近話題となっているニュースなどに飛びつきがちだ。
もちろん話題になっているということは、
多くの人が関心を持っている話であり、
それを自分なりにどう考えるか意見を書くことは重要だ。
でもこの流行り病ばかりを追いかけていると、
ブログは底の浅い薄っぺらなものになってしまいかねない。
一瞬一瞬は注目を集めるかもしれないが、
せっかく書いたその記事が資産(ストック)にならない可能性が高い。
なぜなら時とともに風化し、意味のない情報になってしまうからだ。
そこでブログを更新していく上で気をつけたいのは、
話題となっている流行りものに突っ込む記事だけでなく、
その時は地味な記事であっても、後々資産となるような、
地味だけど必ず情報を必要としている手堅い記事を増やしていくことだ。
例えば最近アップしている台湾の珍スポット。
興味のない人には何の興味もないかもしれない。
そんなことより都知事選がどうのとかいう記事の方が、
多くの人にとって興味があるかもしれない。
でも都知事選はどうのというのは賞味期限が選挙が終わる数週間のものでしかない。
5年後、10年後になって価値ある記事、多くの人に見られる記事ではない。
もちろん書き方によっては普遍性のあるものに仕上げることもできるが、
だいたいの場合はその時の情勢分析で終わってしまう。
でも台湾の珍スポットというのはその場所が閉鎖されない限り、
5年後でも10年後でも記事としての価値がある。
へえ~こんな場所があるんだ、行ってみたいという人にとって貴重な情報になる。
多くの人は調べ物をネットでする。
その時に台湾珍スポットのような記事は後々まで残る資産になる。
またこうした写真や取材をしていることで、
他の雑誌に記事や写真を提供したりするなど仕事につながる可能性もある。
私の場合、ブログのアクセス数が増えても、それが収入につながるわけではない。
でも広告べたべたはっているブロガーの場合、
アクセス数を集めることが収入増加の鍵となるため、
どうしたって流行り病に手を出しがちだ。
その分析が素晴らしければ、それはそれで記事を書く意味があるんだろうけど、
収入のために話題選びをすると、自分の詳しくないことに言及したり、
たいした分析でもないのに誰かが言っているような評論に過ぎなかったりして、
瞬間風速的にアクセスが増えても、「なんだ、このつまらない記事」と思われて、
逆にブログのブランド価値を下げてしまうケースもある。
いわゆる炎上商法というやつだ。。
流行りの話題は重要だし、私のブログでも取り上げていくと思う。
でも常にそれだけになってはダメだという意識はあり、
流行り病とロングテールで続く記事のバランスを考えながら、
更新していかなくてはならないというのが、10年以上も毎日記事を更新してきた私の実感。
そんなわけでブログを更新している人がいたら、
ぜひそんな点に気をつけてもらったらいい。
炎上商法でアクセス集めて広告収入稼ぐより、
地味だけど資産になる記事書いて、そこから派生した仕事を得られる方が、
はるかに収入はいいし、自分のブランド価値アップにもつながる。
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