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遅れている人がいるから開始を5分遅らせるのはやめてほしい

講演とかセミナーでよくありがちなこと。
「まだ来ていない方がいるみたいなので、開始を5分遅らせます」
あれって何なんですかね?
すごい迷惑ですよね?
親切のつもり何ですかね?

そういえば先日、宣伝会議の無料講座に参加したのだが、
やはりこの言葉からスタートした。
「遅れている人がまだいるみたいなので、開始を5分遅らせます」
えっ、7~8割方、入っていると思うんだけど、みたいな。

電車が大幅遅延していて参加者の大半が来れないとかならともかく、
そうでないなら開始時刻ぴったりに始めるべきだ。
だってそうでしょ?
遅れてくる人の数人のために、なぜ時間通りに来た人が待たされなきゃいけないのか。
それは親切でもなんでもない。
時間通りに来たお客さんに対する背信行為だ。

ただかくいう私も講演をする側になって、遅らせる気持ちがわかったし、
最近のイベントでは遅らせないようにと思っているが、
前にやったイベントでは同じ過ちを何度かしているはず。

30人予約があったのになぜか時間になっても15人ぐらいしか来てなくて、
なんかあったのかなとか、できるだけ多くの人に始めから聞いてほしいなとか、
途中で後から何人も入ってきたらやだよなとか思ってしまうと、
ついつい「あと5分、待ってみよう」とか思ってしまうんです。

でも自分が講演を受ける側になって考えた時に、それって迷惑だよなと思ったので、
最近のイベントではなるべく開始時刻ぴったりにスタートするようにしている。

逆に終了予定時刻より延びるのも決していいわけではない。
講演のスライドを作っていると、あれも教えたい、これも話したいとついつい長くなってしまう。
リハーサルをして10分オーバーになっても、
「かえってお得感があるからいいかな」なんて思ったりもした。

でもそうとは限らないことに気づいた。
それは遠方から来てくれる予定の参加者が、
電車の関係で時間通りに終わるのをすごく気にしていることを知ったからだ。
後に予定がある人もいる。
家族がいて何時までには帰るよと言って来ている人もいる。
私の講演では遠方から来てくれる人が多く、
終了時刻が遅くなると、最後の飛行機や電車に間に合わないという人もいる。
だからできるだけきっかりに終わらす。
終わった後に質問したい人には、できるだけ対応するが、
予定されているプログラムはちゃんと時間内に収めることが、
お客さんのためなんじゃないかと思うようになった。

だからこそ時間通りに終えるためにも、始まりを遅らせちゃダメなんです。
始まりが遅くなれば、終了時刻を遅らせるか、
もしくは遅らせた分の話をカットしなければならなくなり、
それは来てくれた人のためにはならない。
一部の遅れている人を待つせいで。
そんなことはあってはならない。

ただ主催者側からすると、開場時間よりもやたら早く来る人は正直困るなという思いもある。
場所は時間で借りているわけで、準備時間も当然あるわけで、
それを含めて開場時間を設定しているわけです。

ところが開場時間の何十分も前に来て、
「なんで入れてくれないの?」みたいなのは、できればやめてほしい。
セミナー取材や講演取材をしていると結構そういう人を見るが、
イベントを企画する側の立場のことを考えてないんだろうなと。

話は少しそれたけど、セミナーとかイベント運営する人は、
安易に5分押しとか10分押しとか平気で時間を遅らせるのはやめてほしい。
時間通りに来ている人の満足度を下げるだけでなく、
「どうせあのイベントは5分遅れで始まるはず」みたいに、
遅れてくる人が増える結果にもなりかねないし。

もちろんそうはいってもイベント事だから当日のトラブルとか、
いろいろなことで遅れてしまうことはあるけれど、
準備ができているのに来ていない人もいるから遅らせる悪習は、
やめるようにした方がいいと思います。

・なぜセミナー開場時間前に会場に行ってはいけないのか
http://kasakoblog.exblog.jp/23188945/

※ちなみに講師をする機会がある人は、
「人は誰でも講師になれる」中谷彰宏著を読むとよいです。
中谷彰宏氏の本なんて大学生以来、10数年ぶりに読んだが、
講師の心得や講演運営をする上で、すごく実践的に役立つ内容が書いてある。
またこの本を読んで、自分が講演する時の心構えで参考になることが多かった。
おすすめの本です。

「人は誰でも講師になれる」中谷彰宏著


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by kasakoblog | 2014-01-29 22:49

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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