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書評「好きなことで起業できる」三宅哲之著

生き方・働き方を考える良書!
私がかさこ塾や講演をはじめ、ブログで書いていることと、
非常に共通することが多いので、ぜひ読んでみるとよいと思います。

・何よりこの著者のプロフィールがすごい!
大手電機メーカーで大活躍していたにもかかわらず、
経営トップに直言したために、サラリーマン人生が一転し、
左遷、降格、パワハラを受け、うつ病になって、
21年間在籍した会社を退職って・・・。
しかもその後の転職もうまくいかず、46歳で独立起業したという。
会社員時代のすさまじい栄光と挫折を経験した上で、
天職デザイナーとして働き方アドバイスしているというのは、
ものすごく説得力があるなと思った。

・得意なことではなく好きなこと
最近、私もこのことを強く意識し、かさこ塾でも念押ししている。
得意なことから仕事を選んではダメ。
本書では、「好きなこと」を軸に、
「できること」「得意なこと」を組み合わせてとアドバイス。
順番を間違わないことと書いてあり、まさにその通りだと思う。

・人生まるごとインタビュー
好きなことを見つけるために、自分の人生の棚卸しを勧めているのだが、
「人生まるごとインタビュー」って方法がとってもいい。

私自身は中学生向けの講演のために、
自分を小学校から振り返る機会があった時に、
なぜ今、自分が旅行や写真や政治のことに興味があるかがよくわかった。
ぜひ自分人生まるごとインタビューをやってみるとよいと思います。
それがプロフィールを作る材料になる。

・会社員をすぐ辞めない「ハイブリッドキャリア」
独立起業で大事なことは会社員を辞めずに独立準備をすること。
私は「パラレルキャリア」と呼んで講演などで説明しているけど、
本書では「ハイブリッドキャリア」という言い方で、
会社をすぐ辞めてはいけないとアドバイスしている。

・キャッチフレーズ、肩書き、物語プロフィールの3本柱が大事
自分を売り込むためにはこの3つが大事と説明。
私のセルフブランディング術でも、
ユニークな肩書き、キャッチ―な枕詞、プロフィールを取り上げているが、
やはり好きなことで独立起業するのに大事な要素は同じ。

・見込み客のペルソナづくり
見込み客を明確化させることでビジネスにつなげていく、
というのはまさにその通りだと思う。

・リアルとネットの両面で情報発信
・同じ志の仲間をつくる

ざっと私が気になった重要な点をピックアップしたけど、
その他にもいろいろと細かく説明してあり、
でもとてもわかりやすくて、わりと具体的で実践的な内容が多いので、
生き方、働き方を考える上で非常に役立つと思います。

でもこうした「好きを仕事に」という本が最近増えている気がする。
未だに「好きなことなんか仕事にできない」「というかしちゃいけない」
みたいな風潮も根強い中、先行き不透明な社会の中で、
個人として生き残っていくには、好きなことを主軸にしないと、
もはや通用しないぐらい厳しい時代になっているのではないか。

私もまさにそんな風に思い、講演などに力を入れて、
一人でも多くの方が、好きを軸に仕事ができる、
個人力を身に付けてほしいと願っています。

「好きなことで起業できる」三宅哲之著

・「私なんか普通の会社員だから好きを仕事になんかできない」
と思い込んでいる方なども、ぜひ一度、
私の話を聞いていただければ、人生観が少しは変わるかも。

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by kasakoblog | 2014-03-25 01:35 | 書評・映画評

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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