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ベストセラー「嫌われる勇気」を実践していたタモリさんに学ぶ生き方術

この10数年で読んだ本の中でベスト5には入るであろう素晴らしい本、
「嫌われる勇気」をまだ読んでいない人は、消費税が3%分上がっちゃったけど、
今すぐ購入して読んでおいた方がいいと思うのだが、
3月末で終わった「笑っていいとも」の放送を見ていて思ったのは、
「タモリさんは「嫌われる勇気」を実践していたからこそ、
多くの人に親しまれ、かつ32年もの長寿番組ができたのだな」と思った。

「嫌われる勇気」を実践というのは、文字通りの「人から嫌われてもいい」という意味ではなく、
「嫌われる勇気」の本の内容を実践していたという意味。

「笑っていいとも」最終回で多くの出演陣が語っていたことは、
1:タモリさんは何があっても怒らない
ということ。

また過去の放送を見て感じたのは、
2:タモリさんは過去の自分の放送は見ず、反省しない
ということだ。

まさにこれぞストレスなく毎日を楽しく過ごす、「嫌われる勇気」の実践ではないか。

「嫌われる勇気」で展開する1つの柱が、「他人の課題には踏み込まない」ということだ。
なぜ人はストレスをため、思い通りにいかないと人生を嘆くのか。
その理由が自分ではコントロールできない他人を、なんとかいうことを聞かせようとするからだ。
でも他人は他人でしかない。自分の思い通りにはならない。
でも人は他人の課題に踏み込んでいってしまう。
だから人間関係が悪化し、泥沼にはまってしまう。

タモリさんは出演者が遅刻してきても怒らなかったという。
怒らないということは、ある意味では冷酷でもあるが、
それは「他人の課題には干渉しない」ということだ。

出演者が遅刻したことで、他の出演者や局の人に嫌われようが、自分の知ったことではない。
自分はただ番組の司会者として番組をおもしろおかしくすればいい。
それが自分の課題であって、出演者が遅れてこようが定刻に来ようが、
それは自分の問題ではなく、出演者自体の問題だ。
むしろ遅れてくるならそれをネタにして番組を盛り上げてしまえばいいという、
見事なプラス思考で臨んでいるようだった。
だから生放送のトラブルにも冷静に対処できたのではないか。

そういえば「嫌われる勇気」では、「叱ってもいけないが、ほめてもいけない」と説いている。
それは正直どうなんだろう?と思うが、
まさにそれを実践していたのがタモリさんだったのではないか。

2の「過去を反省しない」というのも、人生を円滑に送る秘訣だ。
「嫌われる勇気」では、「過去は今後の人生に何も関係ない」とし、
だからこそ過去にどれだけ残酷で凄惨な出来事があっても、
トラウマは明確に否定できると断言する。

一切、過去を反省しないのがいいのかはわからない。
タモリさんは安倍首相が「笑っていいとも」に出演した回では、
タモリさん自身は「私は反省しない」といい、
それを受けて安倍首相は「私は毎日反省している」と答えていたが、
それに対してタモリさんは、職種によって、
反省しなくてもいいものと、反省しなければならないものがある、
といったような返答をしている。

どんな人も過去を振り返らず、反省が不要とは思わないが、
過去ばかりを気にして、特に過去の失敗ばかりに捉われ、
そこで延々ループしていると、いつまでたっても明るい未来が描き出せない。
過去に捉われず、今できるベストのことをすればいい、
というタモリさんの考えは、まさに「嫌われる勇気」で描かれていたことだ。

新生活が始まり、慣れない人間関係や環境のために、
様々なストレスを抱えざるを得ない状況に追い込まれるかもしれず、
だから五月病になったりうつ病になったりしてしまう人が多いわけだが、
ぜひ「笑っていいとも」のタモリさんがヒントをくれた、
「嫌われる勇気」的な生き方を実践してみたらよいと思う。

まだこの本を読んでいない方は絶対読んでおいた方がいい。
・「嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

・「笑っていいとも」の人気の秘訣に学ぶブログ術
http://kasakoblog.exblog.jp/21843274/

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by kasakoblog | 2014-04-01 20:24 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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