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残業代ゼロにするなら、定時を撤廃して完全フレックスにすべき

日本総ブラック企業化を目指して、
政府が一般社員に残業代ゼロで働かせるよう動いているようだが、
じゃあ会社がイヤだ、サラリーマンがイヤだという理由で会社を辞めて、
独立してフリーランスになったら残業代はゼロですから。

残業代ゼロなんてふざけんな!と言ったところで、
これからどんどん会社員のフリーランス化が進むだろう。
というか正社員という「職種」はなくなるのではないか。
みんなフリーランス。みんな契約社員。
仕事ごとに企業と個人が契約をし、その対価を払う。
そこに残業代とか固定給といった観念はない。

仕事の成果に関係なく、時間拘束が前提の仕事である、
店員とか警備員とかコールセンターとか、
その時間に張り付いていることが仕事の人は別だが、
それ以外は、みんな残業代も固定給もなくなる時代がやってくるのではないか。

会社を辞めて個人で独立して仕事をすればそれが当たり前。
残業代がゼロとかゼロじゃないとか、
独立して仕事をしている身からするとのんきな議論だなと思う。
私の会社員生活4社15年間の経験からすると、仕事ができない社員ほど残業し、
仕事ができる社員ほど早く帰るし、休みもきっちり取っていると感じる。

もちろんブラック企業は論外。
ブラック企業は仕事できるできないに関わらず、
長時間労働を強制させ、挙句の果てに残業代もしっかり払わないのはお話にならない。
こうした企業の経営者は終身奴隷刑にすればいいんです。

会社で働くという生ぬるい環境から一度でも抜け出し、
個人で働く厳しさを知れば、時間換算の残業代なんて感覚がバカらしくなる。
ある意味でフリーランスは24時間365日仕事みたいなものだし、
そもそも仕事とプライベートの境界もあいまいだし、
時間かけて仕事すればお金がもらえるみたいなあり得ない感覚はない。
いかに効率よく仕事をこなしていくか。
必要以上に時間をかけて仕事をするなんてあり得ない。

ただ今の日本社会で問題なのは、
残業代ゼロのような方向に持っていこうとするくせに、
定時という無意味な時間縛りがあること。
なぜ定時に来なくてはいけないのか?
時間を強制するなら残業代はゼロにするなと思う。

私が前の会社を辞めた理由の1つもこれ。
残業代は支払わない給与体系なのに、定時に来いという。
なぜ?意味わかんない。

例えば私の仕事が警備員で9時から17時まで警備する仕事なら、
定時に来なくてはならないだろう。
また私が店のスタッフで店の営業時間が9時から17時なら、
当然その時間に行かなくてはならない。

でも私の仕事はそういう内容ではない。
定時という概念はまったく無意味だ。
締切が迫れば深夜に働かざるを得ない場合もあれば、
逆に締切を過ぎれば、午前中は寝ていてもいい。
取材が早朝にあれば定時に関係なく仕事に行く。

このように時間に縛られない仕事内容にもかかわらず、
ましてやネットや携帯電話があって、いつでもどこでも連絡がつくし、
仕事ができる環境にあるのに、昔の名残で時間拘束を強制するくせに、
残業代は払わないって詐欺じゃないのと思うわけです。

残業代なんて無意味な仕組みは時間拘束する職種をのぞいてやめればいい。
その代わり、残業代ゼロにするなら、社員に時間を拘束するなと言いたい。
時間拘束するのに残業代は支払わない。
これぞまさしくブラック企業ではないかと思う。

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by kasakoblog | 2014-04-24 13:13 | 働き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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