日本焚き火コミュニケーションラボというおもしろい団体のキャンプに参加してきた
2014年 05月 26日
焚き火をコンセプトに、コミュニケーションに関わる問題解決をする専門家集団?!
おもしろい名刺をもらった。
日本焚き火コミュニケーションラボ
代表理事/焚き火ファシリテーター
三宅哲之
焚き火ファシリテーター?!
なんじゃ、このおもしろい肩書きは!
たった一言がきっかけでパワハラにあい、
退職を余儀なくされた後、「好きで起業しよう!」と、
独立起業支援をしている三宅哲之さんを取材したのだが、
昔からアウトドア好きで、独立起業支援の仕事とは別に、
焚き火の団体を立ち上げたと別れ際に別の名刺をもらい、
これはおもしろい!と思って、取材することにした。
日本焚き火コミュニケーションラボは、
「焚き火を囲めば不思議と素の自分に戻れて、
職場や日常の嫌なことを忘れて癒しになるじゃないですか」
ということで、焚き火イベントや焚き火研修、きこり体験やキャンプなどを企画している。
5/24、25に「働き女子☆週末癒しアウトドア体験「アペゼールキャンプapaiser」」
というアウトドアツアーに参加してきた。
参加者は4名。
スタッフは、女性のコーチングを担当する手塚さん、
代表理事で焚き火ファシリテーターの三宅さん、
週末冒険プランナーの伊澤さんの3名。
今回は、カメラマンの永田知之さんも加わった。
このキャンプの何がすごいかって、参加者が何もしなくてもいいこと!
1回目の参加者の声に「至れり尽くせりのお姫様キャンプで感激」とあったが、
まさにその通りだった。
寝袋にいたるまでキャンプ道具はすべて用意してくれて、
キャンプのセッティングも片づけも料理の準備もすべてしてくれる。
何か特別なプログラムがあるわけではなく、
参加者は各自のんびりしてもらいながら、夕食時になると、
まるでコース料理のごとく、おいしい料理が次々と出てくる。
オーブンにもなり、圧力鍋的な役割もできる、鉄製鍋のダッチオーブンを使って、
・ゴロゴロ野菜のオーブン焼き
・柔らか野菜のポトフ
・鹿肉ジビエ
などの料理が出てきて、実においしかった。
また野外で食べる料理のうまいこと。
なんといっても、キャンプでこだわっているのはエゾジカのジビエ料理。
(ジビエ料理=狩猟で捕らえた野生鳥獣を使った料理)。
鹿肉というとなんかまずそうだけど、
ローストビーフみたいにやわらかくて、パクパク何枚も食べれちゃう。
ワイングラスに注がれた赤ワインとともに食べるとこれがまた絶妙な味わい。
それでいて豚肉の約1/3のカロリーで、しかも鉄分が2倍以上もあるという。
なぜ鹿肉なのかというと、ここに三宅さんのこだわりがある。
鹿は害獣のため駆除されほとんどが殺されてしまう現状をもったいないと考え、
鹿肉をキャンプで出すことに。
鹿肉がおいしいという人が増えれば、
ただ害獣として殺されるだけの鹿を有効活用することができる。
処理方法や流通にまだまだ問題があるため、
なかなか鹿肉が他の肉と同じようにスーパーに並ぶというところまでは、
遠い道のりではあるものの、ただ殺すだけなんて確かにもったいない。
ちゃんと料理ができればかなりおいしいし。
確かに屋外で火を囲んで話をするのって、
心のデトックスになるというか、
いい感じでリラックスしてそこに居合わせた人と話ができるからいいかもしれない。
私はカメラマンの永田さんと焚き火を囲んで話をしていて、
40歳の時にガンになり、そこで人生を考え直し、
会社員を辞めてカメラマンとして独立起業したという話を聞いた。
自然に囲まれた中でおいしい料理を食べ、お酒を飲み、
焚き火を見ながら人と語り合うって最高の贅沢なのかもしれない。
私もそうだし、参加者の人もそうだったけど、
キャンプやアウトドアをしたいけど、道具がないし、キャンプ仲間もいない。
そんな時に、道具も全部そろえてくれて、料理も全部作ってくれて、
何もしないでのんびりくつろげるってとってもいい。
もちろん仲間同士でキャンプに行き、みんなで準備したり、
料理したり、片づけたりするのも楽しいんだろうけど、
いろいろやらなくちゃいけないので、あんまりのんびりできないし、
誰が何をしてどうしたとか役割分担でもめたりなんかすると、
結局、気を使いあってリラックスできないと本末転倒になってしまう。
キャンプをしてくれるスタッフさんがいて、
アウトドア体験だけのんびり味わえるって、
私なんかするととってもいいなと思った。
それにしても焚き火をコンセプトにしたイベント企画っておもしろい。
仕事で摩耗し、家庭で疲れ果て、先の見えない不安から、
イヤな日常でも我慢しながら生活している人がいたら、
さすがにすぐにすぐ海外旅行とかには行けないだろうけど、
何でもしてくれるキャンプで自分の心と体をくつろがせることができれば、
すごくリラックスできるんじゃないかなと。
なんか最近思うのは、大人になると子供の頃の純粋な心を忘れて、
やれ、あれだからできない、これだからできないって、
自分の心にフタをして、好きなことに真正面に向き合わず、
うんざりする山ほどの言い訳ばかりして、
私は才能がないからできないだとか、職場がどうだとか家庭がどうだとか、
もうほんとうんざりするんだけど、それ、全部、自分が選んだ人生でしょと。
いい大人が自分の人生を他人のせいにしたり社会のせいにしたりして、
悲劇のヒロイン気取って嘆いてるって一体何様なんだろうと思ってしまう。
大人になって心が曇っている人は、
一度、何でもおまかせできるキャンプに参加し、
焚き火を見ながら自分を向き合う時間を作ったらいい。
ちゃんと自分の心のメンテナンスをしないと、
病気になったり、犯罪おかしたりしちゃうから。
興味のある方は、日本焚き火コミュニケーションラボのイベントに、
参加してみると癒されるんじゃないかと思います。
・たんぽぽ畑の写真撮影に夢中になる私と参加者
私がこのキャンプを紹介したのをきっかけに参加したSuganoさん。
・キャンプ場の近くにあったたんぽぽ畑写真
http://kasakoblog.exblog.jp/22047847/
・日本焚き火コミュニケーションラボ
http://jmtf.jp/
・超エリート社員がたった一言で左遷・パワハラ・退職。
転職失敗も独立し奇跡の復活~天職デザイナー三宅哲之さんインタビュー
http://kasakoblog.exblog.jp/21858353/
<お知らせ>
・6月10日にセルフマガジンの作り方講義開催!22名の申込み。
http://kasakoblog.exblog.jp/21994153/
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7月22日、7月29日、8月5日、8月12日の19:30~21:30。
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