子どもが家を散らかして気づく。片づけより捨てること
2014年 06月 14日

今まで届かなったところに手が届くようになり、
今まで開けられなかった引き出しを開けられるようになる。
そして全部出す。
引き出しの中にあるものを全部床にぶちまけ、遊ぶ。
「ああ、また散らかった!」といって片づけたところで、また翌日は同じことをする。
「よし、じゃあ鍵をして開けられないようにしよう」なんて思うと、
かえって逆効果で、さらに興味関心を高めてしまい、なんとかこじあけようとする。
仕方がないので鍵をあけると、また引き出しのものを全部出し、
きゃっきゃと喜んでいる。
それ以外のものは毎日繰り返し。
片づけては散らかし、片づけては散らかす。
ああ~面倒だ!
と思った時に気づく。
この引き出しの中にあるもの、ほとんどいらないんじゃない?!と。
子どもが床にぶちまけて気づく。
いかに使っていないものが多いことか。
「いつか使うかも」と思って1年以上も使っていないものとか、
「念のためとっておこう」と思い、まったく使っていないもの。
「何かの時のための予備に」と思い、買ったものの、
買ったことすら忘れていて「こんなところにしまっていたのか」
とかえって驚いたりする。
我々はいかに無駄なものに囲まれているか。
引き出しや収納をあけてごらん。
きっとあなたの家も「ゴミ屋敷」のはず。
いやそれを「ゴミ」なんて言ったら怒るんです。
「これは貴重なものだ!」
「いつか必ず使うはずだ!」
「念のためとっておいた方がいいに決まっている!」
と言いながら、子どもが全部床にぶちまきでもしなければ、
そこにしまったことすら忘れていた物の数々。
年金不安だとか会社不安だとかいう前に、
いらないものを買いすぎなんじゃないか。
無駄な物を買わない節約から始めれば、
意外と出費を抑えられるのではないか。
家が狭いとか収納スペースがないとか、
家のローンが大変だとか言う前に、
無駄な物を買わなければもっと広々とスペースを使えるのではないか。
片づけるのが大変だとかいってないで、
いらないものを捨てることからはじめたらどうか。
「いつか使うかも」「もったいない」なんて、
何度その言葉を繰り返し、使わずに放置してきたことか。
いらないものはいっぱいあるはず。
片づけするのではなく、きれいに収納することではなく、
いらないものを捨てること。
これに懲りて無駄な物はできるだけ買わないこと。
物をシンプルにできれば、生活もシンプルになり、心もシンプルになれる。
子どもによって気づかされたいらないもの。
一度自分で引き出しや収納にあるものを床にぶちまけてみたらいい。
いらないものがいっぱいあるはず。
捨てる勇気を。
・捨てる勇気が得られる素晴らしい本
「人生がときめく片づけの魔法」近藤麻理恵著
・オフィスの整理整頓に役立つ素晴らしい本
「トヨタの片づけ」
<お知らせ>
・20名限定!かさこ塾第三期生の募集開始!すでに12名申込み。
7月22日、7月29日、8月5日、8月12日の19:30~21:30。
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=739
・6/15新前橋、6/22横須賀、6/28江東区で映画「シロウオ」上映!
http://www.kasako.com/2013eiga4.html
・セルフマガジン「かさこマガジン4」無料配布!3500部増刷しました!
かさこマガジン希望の方は、
郵便番号、住所(マンション名など省かず)、お名前、希望部数を、
kasakotaka@hotmail.comまでメールください。
・Amazonで買い物する際、下記よりお願いできればありがたいです。
Amazon
(有料メルマガに頼らない私の方法 http://kasakoblog.exblog.jp/18718552/)
かさこツイッター(お気軽にフォローどうぞ。基本フォロー返しします)
http://twitter.com/kasakoworld
かさこフェイスブック(お気軽に申請どうぞ。基本承認致します)
http://www.facebook.com/kasakotaka