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好きを仕事にした週末冒険プランナーが提案するアウトドアイベント

キャンプやアウトドアに行ってみたいけど、実際にはかなりハードルが高い。
・道具がない
・道具を買うとお金がかかる
・道具を買ってもそんなに使わない
・道具を置く場所がない
といった問題や、
・道具はあってもアウトドアに詳しくない
・行く友達がいない
といった問題もある。
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そんなハードルを下げるべく、
道具がなくても知識がなくても初心者でも、
道具をそろえてくれて参加できる、アウトドアイベントをしているのが、
週末冒険プランナーの伊澤直人さん(42歳)。

伊澤さんが週末冒険プランナーとして、
独立起業したのは1年前の2013年のことだが、
ボーイスカウトにはまって10代の頃はキャンプ漬け。
23歳の時に日本で唯一のサバイバル学校に入り、山に入って訓練したり、
私服のままストリートで格闘の訓練をしたりするなど、
ハードなアウトドア知識を実地で学んだ。
なぜかアルバイトではテレビ番組の制作に携わり、
阪神大震災、オウム真理教事件のサティアンなどにも、
現場取材に同行するという経験も持つ。

25歳までは楽しいのでリゾートバイトを転々。
でもさすがにこの先も、リゾートバイトを続けていくわけにはいかないと思い、
外食店の店舗開発の契約社員に。
30歳の時に英会話学校の店舗開発担当として、はじめて正社員になるも、
2年半後にチーム解散による実質上のリストラ。

そんな矢先にサバイバル学校の教官の紹介で、
防衛装備品などの輸入商社の営業マンに転職。
「もういい年齢だし、ここで腹を据えてやろう」と、7年半、勤めたものの、
「このままずっと会社員でいいのか?」
「ずっとやっていたい仕事をしたい」との思いから、独立を考えるように。

でも何をどうしたらいいんだろう。
モヤモヤしていた時に天職塾の三宅哲之さんに出会い、
コンサルティングを受けることに。

「自分が何をしたいのか。
したいことをどうビジネスに結びつけていくのか。
その接点を具体的な形を提示してくれたのが三宅さんだった」
それがきっかけの一つとなり、
アウトドアイベントを主体としたビジネスで独立することになった。
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「悩んでいる大人が多い中、
週末だけでも子供の頃のワクワク感を取り戻してほしい。
きっとそれが今後の人生のヒントになるはず」と、
キャンプイベントや焚き火イベントなどを実施している。
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2013年5月に伊澤さんの主催するアウトドアイベントに行ってきたが、
道具は全部そろえてくれるし、全部セッティングや調理もしてくれるし、
でも手伝いたければ手伝わせてくれるし、まさに初心者にぴったりのイベントだった。

アウトドアイベントはどれも良心的な値段で、
人数制限もあるので、手間暇考えると、
とてもこれだけでは食べていけそうにない。

時々、前職の経験を活かして店舗開発の手伝いなどもしているそうだが、
今後、ビジネスとして力を入れていきたいことが2つあるという。

「1つは、企業の社員旅行や社員研修旅行。
おもしろくもないセミナーや研修なんかしても、
社員のモチベーションは下がるし、寝てしまうのがオチだし、
せっかく時間とお金をかけても、社員が学べるものがない。
これでは会社にとっても社員にとっても時間とお金の無駄。

そこで身のある研修旅行を提案すべく、
サバイバルアウトドア的な要素を組み込んで、
社員間のチーム団結力を高めたり、キャンプし、焚き火を囲んで、
非日常空間で話をしてもらうことで、
普段の悩みや社員同士で腹をわって話し合ってもらったり、
そんなイベントを提案していきたい」と伊澤さんは話す。

「もう1つはビーチランイベントの運営サポート。
もういくつかイベントは手掛けています。
地域おこしのイベントとして最近人気のマラソンイベントがあるが、
道路封鎖やその許可取り、近隣住民への説明、
道路の誘導やその人件費などで、費用も手間もかなりかかってしまう。
でもビーチランなら海辺で走るだけなので、
マラソンイベントに比べて低予算かつ手間も少なく、イベントができる。
ビーチランイベントを町おこしとして活用してもらうよう、
運営ノウハウがあるので働きかけて、
それをビジネスにしていきたい」と語る。

それにしてもアウトドアイベントで独立起業ってすごい。
伊澤さんは独身とはいえ、金銭面での不安はないのだろうか?

「独身だから身軽というのもある。
でも独身だろうがそうでなかろうが、
結局、最終的には自分で腹をくくって、
自分のやりたいことをやるかどうか。
その覚悟があるかどうかだと思います。
どんなに恵まれた環境の人でも、
覚悟がなければいつまでたってもやりたいことはやれず、
独立できないのではないでしょうか」

「独立してからサラリーマンのストレスはなくなった。
でも確かに収入面での不安は常につきまとう。
でも収入の不安より、サラリーマンのストレスなく自由な方がはるかにいい」
と会社員時代と独立後の心持ちの変化を語ってくれた。

伊澤さんが独立したのは1年前だが、それまでの会社員時代も、
アウトドアイベント関連の手伝いや、
サバイバル学校の手伝いなどもしていたという。
思いつきで急に好きなことで独立したわけではなく、
いわば会社員時代から好きなことをやっていたことが、
独立準備につながっていたんだと思う。

ただ好きなことを仕事にしよう!と後先考えず、
会社を辞めてしまい、食えなくなってしまってはシャレにならない。
だからこそ会社員時代から自分の複業をもっておき、好きなことを続けておく。
それがいつかリストラされたり、会社に違和感を覚えた際に、
独立するための土台となる。

代ゼミが20校閉鎖し、400人もの希望退職を募る時代。
自分の勤めている会社が今は安泰でも、
いつどうなるかもわからない時代に生きている今、
お金を稼ぐライスワークだけでなく、
自分が好きな活動をするライフワークも続けておき、
ライフワークを徹底して長年やり続けることができれば、
それでお金が稼げることにつながっていくんじゃいかと思う。

※そういえば「好きなことを仕事にする」というテーマで、
旅写真家の三井昌志さんが、私のことを紹介してくれました!
「かさこさんは「好きなことを仕事にする」ための努力を怠らない人だった」
http://blife.exblog.jp/22525287/

・伊澤直人さんのホームページ「週末冒険倶楽部」
http://backcountry-boys.net/

・日本焚き火コミュニケーションラボという
おもしろい団体のキャンプに参加してきた
http://kasakoblog.exblog.jp/22053027/

<お知らせ>
・旅写真がうまくなる秘訣を教えます!
9/20(土)に旅写真家・三井昌志さん&かさこコラボ講演&懇親会開催!
http://kasakoblog.exblog.jp/22264232/

・10/21スタート。かさこ塾四期生募集開始。20名限定
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=739

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by kasakoblog | 2014-08-30 00:14 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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