サラリーマンに寄生虫が多いのは固定給という社会主義的仕組みだから
2014年 09月 25日
とよく聞かれる。
会社員時代と仕事内容は変わらないが、
収入は会社員時代より明らかに格段に増えた。
もちろんずっとこの先も収入が増えたままになるかどうかはわからないが、
フリーランスって当たり前の話だけど、仕事はやればやった分だけ収入は増えるわけです。
逆に自分がサボれば収入は減る。ものすごいシンプルな仕組み成り立っている。
もっとお金を稼ぎたいと思うのなら、がんばって働けばいいし、
そんなにお金はいらない、時間にゆとりが欲しいと思うのなら仕事を減らせばいい。
フリーランスは仕事量に応じて収入がちゃんと比例している。
ところが会社員はそうではない。
例えば他の社員の2倍ぐらい仕事をしても、
他の社員に比べて給料が2倍になる会社はほとんどない。
逆にいえば、他の社員より仕事をしていなくても、それなりの給料はもらえる。
そうなると「まじめに働くのがバカらしい」と思う人が増えるのは当然だ。
フリーになってしみじみ思うのは、いかに会社員の固定給という仕組みが、
社員のやる気をそぎ、生産性の低い仕事ぶりを助長しているということだ。
いわば、固定給のサラリーマンという仕組みは社会主義と同じ。
まじめに働こうがサボっていようが給料は変わらず、
しかもよほどのことがない限り解雇されにくい。
だから寄生虫みたいな依存心の強い人たちが増えてしまい、
「言われたことだけやっていればいい」とか、「いかにラクして働くか」みたいなことになる。
仕事ができる優秀な若い人ほど会社にいるのがバカらしくなる。
こんなに仕事の成果を上げても給料は増えない。
あんなにサボっている社員とわずかしか給料が変わらない。
そうした不満を昇進という名のポストを与えることでそらしていたわけだが、
年功序列が未だに非常に根強いため、昇進もしにくくなっていると、
ますますまじめに懸命に働くのが損だという話になる。
こうした固定給という名の社会主義的システムゆえ、
会社もそこにいる社員もどんどん腐っていく。
もともと能力がないわけじゃなく仕組みが悪いから、
働く意欲がそがれ、寄生虫を量産している。
それでも今までのように規制をはりめぐらせた鎖国体制により、
外国企業や業界外の新規参入をさせないようにして、
さらには政治家と官僚に金をばらまき、
消費者が損をしても業界の既得権益を守ってもらっていたので、
寄生虫でも食べてはいけた。
でももはやそういう時代ではなくなってしまった。
このままだと寄生虫企業も寄生虫社員も淘汰されるだろう。
そうならないためにもあまりにもガチガチな固定給という名の、
働かない社員を増やす社会主義的仕組みを変えた方がよいのではないか。
完全歩合といわないまでも、仕事をした人に報酬を多く払う仕組みにしないと、
仕事をするのがバカらしくなる。
「仲間同士で競争し合うとチームの輪が乱れ、
組織として成り立たなくなる」という言い訳が通じたのは、
かつての護送船団時代の鎖国体制のこと。
今や人件費が安くて、でも日本人よりはるかに優秀な外国人がいれば、
そっちに仕事が流れてしまう。
固定給でなくなれば、社員一人一人も今までと違い、真剣に仕事に取り組むだろう。
長時間会社に残って仕事をしているふりをしている人が評価されるなんて、
おかしな風潮もなくなるだろう。
とはいえ変化に対応できないちんたら日本社会では、
すぐにすぐ固定給という社会主義制度を変えられるとは思えないが、
そこに安住して寄生虫のような体質になってしまうと、
会社から放り出された時、まったく社会で通用できない人材になってしまう。
こうしたことを見据えて、会社に意味もなく尽くしたり、
ただラクして働くことだけを考えず、自分の人生のリスクヘッジのためにも、
能力やスキルが身に付くことを今から始めておきたい。
時代は変化する。
変化できない人間も企業も国家も淘汰される。
時代は変わった。あなたは変わった?
変わることが生き延びる道。
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