会社がイヤだから農業したいという農業をなめた人が多すぎる~都会と田舎をつなぐ人の必要性
2014年 10月 05日

畑作業は甘いもんじゃない」
都会から田舎に移住し、畑作業をしようと思った石山草子さんは、
地元に人に上記のようなことを言われたという。
地元の人にとっても若い人がきて、農業をしてくれて、地域が活性化するのはうれしい。
これまで多くの都会の人が「農業をしたい」とやってきた。
しかし短期間ですぐに挫折し、結局は都会に戻っていってしまう。
農業の理想的な面ばかりを夢見て、厳しい面を知らず、
安易に農業をやりたいという人がいかに多いことか。
だからこそ地元の人はその人のためにもはじめに厳しいことを言う。
「本気で農業やる気ないんだったら来るんじゃない。
軽い気持ちではじめても、どうせまた都会に戻ってしまうことになるから」と。

石山さんは相模湖に移住し、畑作業に従事して1年になる。
すっかり地元に溶け込み、いろんな野菜を作っていた。
石山さんが他の人と違い、安易な農業憧れではなく、
移住して地元に根を下ろし、畑作業を楽しんでいるのは、
自身が30代半ばになって様々な食べ物アレルギーを発症してしまい、
世に売っているものや店で出されるものが、ほとんど食べれなくなってしまったからだ。
でも農薬や添加物を大量に使ったものではなく、
ちゃんとした作り方をしたものなら食べることができる。
そこで自分で健康にいい野菜作りをしたいと思ったのが、
移住して農業をしようと思ったきっかけだからだ。
他の人が「農業をしたい」といいながら長続きしないのは、
本気で農業をしたいという確固とした理由がないからではないか。

単に、会社がイヤだ。今の仕事がイヤだ。通勤がイヤだというだけ。
農業がしたいんじゃなく、会社員がイヤだという理由だけで、
ある意味では会社員なんかよりはるかに厳しい農業が続くわけがない。
農業なら、自然に囲まれた中、のびのびと健康的な生活ができるみたいな、
いい面ばかりを夢見すぎなのではないか。
もう1つ、農業が続かないのは、地元の人との人間関係。
田舎には都会と違った様々な「ルール」があり、
都会の人から考えれば面倒な人づきありもある。
それにイヤになってしまって再び都会に戻っていく人も多いのではないか。
よそ者を受け入れない町には未来がないと私は思う。
不条理な田舎のルールもどうかと思う。
でも郷に入れば郷に従えというように、その土地に住んでやっていくのなら、
よほどおかしなことでない限りは、その土地のルールに従うべきだ。
これができない。
だからやめてしまう。
以前、田舎に移住した人を取材したことがあるのだが、まったくその土地に馴染もうとせず、
地元の人の文句ばかりをさんざん聞かされ、うんざりした思いがある。
その人にとっては「地元の人が悪い!」と思っているようなのだが、
話を聞いていると「それ、あなたが悪いんじゃない?」と思うことばかり。
移住してきたのに自分のやり方やルールだけを押しつけようなんて、
そりゃ反発食らうに決まっている。
一方では田舎の人たちが移住者を「お客様扱い」してしまうことも、
移住者が勘違いしてしまう原因にもなる。
ぜひとも人に来てほしいと思うことから、
移住希望者を接待するがごとき、厚遇してお客様扱いしてしまうと、
移住者の方も「自分たちが行ってやるんだ」という気持ちになってしまう。
そこで実際に行ってみると「お客様」から「最底辺の新参者」扱いされることに、
ギャップを感じ、やめてしまうのではないだろうか。
都会から移住して農業したいのなら、憧れの面ばかり見ず、
農業自体の仕事の厳しさと、田舎暮らしでの煩わしさを覚悟すべき。
それでも農業がしたいという想いがあるなら行けばいい。
田舎の側も、移住希望者に対してはじめの段階で、
その覚悟があるかどうかを見極めた方がいい。
若い人欲しさにはじめはいいこと言って来させてしまった後、
移住後に厳しいことばかり言うとそれはイヤになってしまう。
ただ思うのは都会と田舎の両方を知る人が少ないこと。
田舎の人も積極的に都会の人と交流し、
都会の人がどんなことを考えているのかを知り、
都会の人も田舎の人と交流し、田舎のことを知る。
そうした交流があって、移住をしたければ移住すればいいし、
たまに行くぐらいでいいのであれば、それでいいんだと思う。

石山さんは都会と田舎をつなげる人が必要と感じ、
地元の人の協力を得て、相模湖で畑体験イベントなどを開催している。
私も昨日そのイベントに参加してきた。

しかし地元の人は不思議がるという。
「なんで何にもないところに、何かをするわけでもないのに、
都会からわざわざ休日に人が来るのか?」と。
都会の人が田舎に魅力を感じるのは、
妙なハコモノなどの観光名所や施設なんかではなく、
何もない自然の豊かさであり、自然とふれあえる体験ができること。
地域活性化という名目のもと、多額の無駄金を使って、
税金を無駄遣いしても一向に地域が活性化しないのは、
都会の人のニーズがわかっていないから。
石山さんのように都会の人の気持ちがわかる人がいるから都会の人が来る。
都会と田舎をつなげられる人が増えれば、
憧れ農業で挫折するような人も減り、本気で農業をしたい人が増え、
交流によって地域の活性化も図れるのではないかと思う。

ちなみに石山さんの妹さんが、かさこ塾の懇親会などで、
料理を出してもらっている、みそソムリエのkeikoさん。
keikoさんが石山さんの作った野菜を使い、
都会でのイベントで料理を提供することで、都会と田舎をつなぐ役割を担っている。
・石山さんが企画するイベント情報を知りたい方
http://comecafe.jp/
https://www.facebook.com/comecafe.jp
・石山さんとは何者か。
以前取材した紹介記事「食の楽しみを奪われたアレルギー体質の女性の再起」
http://kasakoblog.exblog.jp/21621345/
・石山さんのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/comecafe305
・みそソムリエkeikoさんのブログ
http://ameblo.jp/misokeiko/
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