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書きたいことを書かない選択肢はない。だって書きたいことを書くためのブログだから

「本当は書きたいことがあるんだけど、
こんなこと書いたら批判されそうで、書くのをためらっている」
「本当はこんなことを書きたいけれど、
仕事のことを考えると、違うことを書いた方がいいと思い、
書きたいことが書けなくなっている」

ブログ術講義の中でよく相談を受けるのが上記のようなこと。
特に前者は多い。
書きたいことをズバッと書いたらSNS全盛の時代、
どこで拡散され、わけのわからん連中から誹謗中傷を浴びせられ、
炎上してしまうんじゃないかと恐れていて、
書きたいことはいっぱいあるけど書けないということだ。

また後者のように、仕事のことを考えると、客にいい顔した方がいいので、
本当に書きたいことよりも、客受けすることばかりを書いてしまい、
だんだんブログを書くのがイヤになってしまうというのもある。

で、なんでかさこさんはそんなにバッサリ書けるんですか?
との質問を受けるのだが、正直、何と答えたらいいかわからなかった。
「だって書きたいから書いてるんだもん!」
というしかなかったのだが、多分それだけでは、
上記のようなリスクを負ってまでわざわざ書く意味がわからない、
ということなのだと思う。

なぜ、他の人はブレーキを踏んでしまうことを私は平然と書けるのか。
質問の答えをずっと電車の中で考えていて、そうだ!とひらめいたことがあった。

私がブログを始めたのは、普段のライター仕事で書きたいことが書けなかったからだ。
私は書きたいことを書くために、サラ金から転職してライターになったのに、
仕事では書きたいことがほとんど書けない。
だから仕事では満たされない執筆欲を満たすために、
ネットがダイヤルアップのぴーひょろろの頃、2000年から、ネットで書き始めたのだった。

私の原点はそこにある。
普段は書けないことを書きたい。
そのためにネットで書く。
だから書きたいけど書かないという選択肢はない。
だって普段仕事では書けないから、ネットという自分メディアが持てる場で、
自分の書きたいことを書きなぐってきた。

仕事で文章を書く時にはいろんなことを気を使わなければならない。
気を使うからはっきりした文章を書けない。
極度なクレームを恐れて、玉虫色のどっちつかずの文章を書いたり。
驚いたのは広告記事ではなく編集記事にもかかわらず、
「ネガティブなことは書くな!」と言われたことだった。
ネガティブなことでも重要な情報もある。
にもかかわらずクレームを恐れて書かないなんて、
それでは真の情報提供ができないじゃないか。

せっかくサラ金からライターに転身できたのに、
書きたいものを書けないじゃないか!
だから私はブログ(当時はまだホームページ)を始めた。

ああ、だからなんだ。
だから私は書きたいことをブログで書いてるんだ。
その原点は14年前から変わっていない。
だからブログでわざわざ仕事の文章を書くように、
毒にも薬にもならないような文章など書きたくない。
ブログは誰の文句も言われず自分で自由に意見が書ける場だ。
だから書きたいことを書く。
それがブログの存在意義だと思っていた。

もちろんそれと同時にネットでの情報発信をきっかけに、
書きたいけど書けなかった旅行関係の記事を書きたいという思いがあり、
ネットをきっかけに本を出せたらいいなという野心もあり、
書きたいことをただ書きなぐる回もあれば、仕事に結びつけるための記事も書いていた。

でもその「仕事に結びつけるための記事」も、
書きたいから書いていたのであって、書きたくないことは書かなかった。
だって日中、イヤというほど勤めていた編集プロダクションで、
当初は書きたくもない記事やおもしろくもない記事をわんさか書いているのに、
なぜお金ももらわず、わざわざ夜22時とか23時に帰ってきて、
書きたくもない他人に気を使った記事を書かなきゃいけないのか。
日中に満たせなかった執筆欲をネットにぶつけていた。
それがブログを毎日更新する原動力だった。
たとえアクセス数が10や20しかなくてもだ。

私にはそうした背景がある。
だから書きたいけど書かないという選択肢はない。
でも昔と違って、顔出しもしてるし、フリーになった。
何がおかしなことでも書けば、場合によっては仕事がなくなるかもしれない。
特に私はダメな取引先の文句ばかり書いているから、
それを見た取引先から仕事を切られるかもしれない。

でも最近思うのだ。
表面をとりつくろってみせたって、いずれ本心はばれる。
そもそも自分の価値観と合わない人間や、
自分の仕事観と合わない人間と無理やり付き合っていたとしても、
そんな関係など、所詮は長続きしない。
長続きしたらむしろ悲惨。
そのせいでストレスがたまり、結果として仕事の能率は落ちる。

だからブログでは書きたいことを書く。
「こんなことを書く人とは仕事をしたくない」というのであればそれでいい。
むしろ「こんなことを書く人だからこそ仕事をしたい。つながりたい」
と思ってくれる人と付き合う方がはるかに健康的だ。

だから「みんな書きたいことを赤裸々に書け!心にブレーキ踏むな!
気に入らないやつなんかと付き合う必要なんかねえ!」と言いたいところだが、
現実問題、お金を稼いで仕事をしていかなければ生きていけないわけで、
ブログで取引先の機嫌を損ねて、仕事を失ったのでは、
しゃれにならないと思う人も確かにいるだろう。

だからこそ先日書いたように「自分に実力がないから社畜・家畜になる」のだ。
ブログで書きたいことを書くためには「実力」がなければならない。
イヤなクライアントと付き合わなくても、
イヤではないけどクライアントのご機嫌取りをしなくても、
ブログで書きたいことを書いても仕事が得られる。
その力がない限り、いつまでたっても書きたいことは書けない。

でもね実力つくまでなんて思っていたら一生書けない。
だから終身雇用の社畜が多い。
違和感を覚えようと、自分の会社で扱っている商品は、
自分や自分の家族には絶対に使わせたくないと思っていても、
自分の生活費を稼ぐためなら、会社の不正も不徳も飲み込んで黙って従う。

でもそれで本当にいいんですか?
そんな人生で楽しいですか?

先日、私のブログを読んでくれているという、
保険コンサルタントの後田亨さんに取材する機会があった。
後田さんは大手生命保険会社で約10年勤めていた経験から、
保険業界のおかしさに気づき、退職。
利益優先顧客無視のおかしな保険業界について、
業界経験者の立場からズバズバ業界のからくりに言及し、
消費者のための保険とは何かという立場で、執筆・講演活動をしている。

そういう人が増えてくれば業界はよくなる。消費者も賢くなる。
昔と違ってネットがこれだけ普及した今、
毒にも薬にもならない記事や情報は見向きもされなくなり、
その人の意見がいいかどうかは別として、
はっきり意見を主張する人の方が読み応えがある。
どんなくだらないことでも好きなことを発信している方が熱が伝わる。
文章のうまい下手ではなく、書きたいことを書いている方が、
美麗字句より伝わる時代になったのだ。

だから実力つくまでなんていわないで、ブログに書きたいことを書けばいい。
もちろん誹謗中傷は論外だし、そうしたことは捕まる時代になったけど、
そうでないのなら自分の書きたいことを書けばいい。

書けば批判する人は出てくるだろう。
1つや2つ仕事を失うかもしれない。
でも毒にも薬にもならない記事を書くより、
自分はこう思う、これが好きだという記事を書いた方が、アンチも増えるがファンも増える。

以前、被災地取材で出会った宮崎県門川町の人がこんな話をしていた。

「多くの人はよ、人から嫌われたくないから、敵をつくらんようにする。
でもおいどんは違う。変わりもんといわれようが、自分の信念を貫く。
それで100人いるうちの70人が敵になったっていい。
30人の変わりもんの味方がいた方が、70人の敵なんかには簡単に勝てるじゃろ。
そういう生き方している人じゃないと、おれはそりがあわんのよ」

長年ブログを書いていて思う。
実際にブログにああだこうだ文句を言うのは100人に2~3人ぐらい。
逆に100人に30~40人ぐらいは共感してくれる。
残りは共感もしないし別に文句を言わない。
はっきり自分の主張を書けば30~40人の「味方」ができるかもしれないのに、
たった2~3人の「敵」を恐れて書きたいことを書かないなんてもったいない。

だから書きたいと思ったら書けばいい。
実力がついてからなんて待つ必要はない。
書くことで誰が味方で誰が敵かがはっきりする。
実際に私も経験があるが、表面上うまくいっていると思っている人が、
ブログを読んで敵になったり、
表面上この人とは合わないなと思っていた人が、
ブログを読んだらものすごく共感してくれて、
今までと違って味方になってくれたりしたことがある。

たかだか70~80年の人生。
いつまた大地震や火山噴火や戦争があるかもわからない時代。
書きたいことを書けばいい。
自分メディアを持てる場があるのだから。

70億人も人がいるのだ。
イヤな人間とわざわざ付き合う必要もないし、気を使う必要もない。
その方が毎日楽しい人生を送れると思う。

・保険会社が言わないホントの保険の話(後田亨氏)日経電子版
http://www.nikkei.com/money/household/hokenhonto.aspx

※最近、感心したのは、
「ママの片手間プチ起業のせいで価格が崩壊。そのせいで非正規が増える」
との趣旨を書いた記事を発見したこと。
顔出し、多分実名。
はっきりいってこんなこと書いたら反感買うのは必至。
私は全面的にこの記事の意見に賛同しているわけではない。
(そういえばつい最近、別のブログ記事でおもしろかったのでリツイートしたら、
「おまえは記事に賛同しているということだろ!」
とバカな輩がいたのでブロックすることにした。
別に全面賛同している記事だけをリツイートやシェアしているわけではない)
でもよくぞここまで書いたし、一理あるなと思って、リツイート、シェアしたところ、
ツイッターでは500人以上がRTし、フェイスブックでは79件もシェアされた。
意見に賛同できるかどうかではなく、ここまではっきり意見を主張できるのは立派だと思います。
こういう記事にこそ価値がある。
http://ameblo.jp/juno-career/entry-11947092241.html

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by kasakoblog | 2014-11-05 02:36 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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