好きを仕事にできないのは、作品と商品の違いがわからないから
2014年 11月 28日
という人は結構多い。
だから好きは仕事にできないというのだがそれは違う。
好きを仕事にしたけど嫌いになったのは、
作品と商品の違いがわかっていないからだ。
クリエイター系に多い。
文章、写真、音楽、イラスト、漫画、映像など。
自分がいいと思った自己満足に過ぎない作品づくりをしても、
それが仕事になるわけがない。
それはマスターベーション=自己満足にしか過ぎないからだ。
こだわりがあるのはいい。自分が楽しいと思うことは大事だ。
でも自己満足に終わったら、そんなもん、仕事になるわけがない。
自己満足の作品を提出したら、クライアントに評価されず、
自分の納得のいく作品ができないからといって嘆き、
好きだったはずのことが嫌いになってしまう。
いやさ、趣味じゃないんだからさ。
あんたの自己満足を押しつけてどうすんのよって話。
趣味と仕事は違う。
趣味は自分だけが満足すればいい。
仕事は相手を満足させなければならない。
もちろん相手が満足するだけで、自分がイヤイヤやっていたら、
それはストレスになるし、いいものはできないだろうけど、
仕事にする以上、自分の独りよがりな作品を押しつけるのとは違う。
作品ではなく商品を作る。
その意識が欠けているから、
「好きを仕事にしたのに嫌いになった」という結果になってしまう。
特にクリエイター系の仕事って、
いい悪いではなく好き嫌いによる評価が大きい。
いくら自分が素晴らしい写真だ、デザインだといったところで、
金の出し手が嫌いといってしまえばそれまで。
それは自分の作品や技術が否定されたのではなく、
相手の好みに合わなかっただけ。
自分の好みを押しつけるのではなく、
お客さんの好みに合うものを作ってあげる。
それがプロってもんでしょう。
仕事にする以上、趣味ではないのだから割り切ることが必要。
自己満足の作品しか作れないなら趣味でやればいい。
好きなことの技能を活かして、相手のために商品を作ってあげる。
だからそこにお金が発生する。
それが仕事。
なんか、好きを仕事にってことを勘違いしている人が多いんだよね。
自己満足の作品が金になると思っている。
稀にそういう人もいるかもしれないけど、そんなのごくわずか。
多くの人は好きなことを活かして、自分も楽しみながら、
相手のためになる商品を作ってあげる。
それが好きを仕事にって意味だと思う。
その辺の折り合いをいかにつけるか。
自己満足の作品以外は作りたくないから、
好きを仕事にするのはあきらめて、
好きでもないことを仕事にするという選択は、
その人の生き方だから仕方がないけど、
そんなんでいい仕事できるのかなと不思議に思ってしまう。
ただ金が稼げればいい。ラクして儲かればいい。
その程度の意識でしかなく、お客さんのためにがんばろうとか、
お客さんのためにいいものを提供しようってモチベーションが、
わかないんじゃないか。
だから好きなことを仕事にしてほしいと思う。
今、得意でなくても、好きなことならがんばれるから。
不景気になろうが業界が斜陽化しようが、
好きなら努力や工夫をしようと思えるから。
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