だってあれでしょ。
中身がないのに、さも自分を立派そうに見せかける、小手先のテクニックを教えてるんでしょ。
そんなの、見る人が見ればすぐバレちゃうから意味ないのよ。
セルフブランディングより中身が大事」
と誰かが言った。
なるほど。確かにそういう誤解はあるかもしれない。
またそういう小手先のテクニックを教えている人も、
この世の中にはいっぱいいるのかもしれない。
特にプロフィール写真を実物以上に見せて、盛ったりするのが横行しているのも、
セルフブランディングに対する疑いにつながっているのかもしれない。
私が教えるセルフブランディング術は、見せかけをよくすることではない。
自分の素をさらけだすことだ。
プロフィール写真はできる限り盛らない。
経歴を誇大に書かない。
みんなにいい顔して、キレイ事ばかり書かない。
ムカつくことはムカつくと書き、バカヤローと思ったらバカヤローと書き、
地獄におちろ!と思ったら地獄におちろ!と言い、さらにその動画をアップしてしまえばいい。
つまり変に隠し立てせず、いい子ぶりっこするのではなく、
他者からよく見せようよく見せようと、作りこむのではなく、
今の自分の素をさらけださすことこそがセルフブランディングだと思っている。
でもね、そんなことしたら損することもあるわけ。
例えば、以前、無断でキャンセルするバカについて、厳しく言及する記事を書いたら、
「そんなこと書くような人は嫌いだから、かさこ塾の申込をキャンセルします」という人がいた。
私が本音で書いたことで反発し、このように「実害」を伴う場合もある。
でもね。いいんです。
だってそうでしょ。
自分をいかにかっこよくいい人ぶって見せたところで、そんなもん、いつかはバレるから。
というか、いい人ぶって見せたところで、そういう作られたイメージに惹かれた人って、
ちょっとなんか厳しいことがあろうものなら「この人に裏切られた」「イメージと違う」とか言い出すわけです。
それにね、お互いいいところしか見せないようにしたところで、
就職や結婚と同じで、そのまま付き合ってしまうと、
いずれ話が違うとミスマッチが起き、関係が破綻することになりかねない。
だからね、はじめから自分をさらけだしてしまう。
変に上塗りしたり盛ったりしない。
そのままの自分を出してしまう。
そんな自分でもいいですかと相手に選んでもらい、
「こんな奴いやだ」と思うのなら二度と関係を持たなければいいし、
「こんな奴でもいい」「むしろこんな人だからこそ好き」
と思ってくれる人と関係を持った方がうまくいく。
だから私は年齢も隠さず明かしてしまえと言っている。
プロフィール写真はできるだけ盛るなと言っている。
できるだけ本音で思うことを書けと言っている。
80人に嫌われても20人に好かれればそれでいい、
というスタンスで書けばいいと言っている。
だってその方が疲れないでしょ?
自分の実力以上に自分を見せかけるのなんて、
ブランディングでも何でもない。
単なる詐欺だ。
そんなもん、やがてメッキがはがれる。
素の自分を出してしまった方がいい。
それが真のセルフブランディング。
実物以上によく見せることがセルフブランディングではない。
ありのままの自分を見せて、それを受け入れてくれる人を探す。
それがセルフブランディング。
ただ勘違いしてほしくないのは、ありのままの自分とは、
相手への配慮を一切しないという意味ではない。
実力以上に盛るなという話なだけであって、
自分を他者に見せる以上、最低限の配慮は必要だ。
ただその配慮を必要以上にしたり、実物以上に見せる配慮は、
かえって逆効果というか本末転倒になるという話なだけ。
人は一人では生きていけない。
だから自分がどんな人間であるかを、できるだけ多くの人に見せることで、
自分を必要としてくれる人とマッチングができ、それが対価=仕事につながったりする。
それがセルフブランディング。
けして中身がないのに見せかけを良くすることが、
セルフブランディングではないので気をつけたい。
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