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子どもがいない人の子育て論や親はこうあるべきだ論は微妙である

自分が親になってはじめて気づいたこと。
それは、子どもがいない人の子育て論や、親はこうあるべきだ論は微妙だということだ。

申し訳ないが説得力がない。理想論はわかるが現実的ではない。
会社経営をしたことのないコンサルタントのアドバイスが、
どんなに立派な理論に裏打ちされていようとも、
正論であったとしても現実的ではないのと同じように、
子どもがいない人の子育て論って、実際に子どもがいて日々格闘しているからすると、
「だったらあんた、自分で子ども産んで育ててみろよ!」で一蹴されてしまう。

私も子どもがいなかった時はそのような「正論」を、ブログで何度か書いた記憶がある。
今、思うと恥ずかしい。
特に私の場合、子どもが欲しくて欲しくて仕方がなかったのに、
子どもができなかったことがあるので、
「子どもとの時間を大切にしろ!」「子どもが欲しいのにできない人もいるんだぞ!」
的な論調になりがちなのだが、それは確かに正論なのだが、
やっぱり自分の子どもができて思うことは、そんな正論、みんなわかっちゃいるけど、
実際にはできなくて、いろんな葛藤があって困ってるのよ。
それを子どもがいないあんたに正論言われても、
そりゃそうだけど、じゃあどうやって現実と折り合いをつけていくのか、
自分の子育て体験談から語れよ!と思ってしまう。

中には自分の子どもこそいないけど、保母さんしていていろんな子どもを見てきて、
下手な親よりも豊富な「子育て」経験がある人もいるだろう。
でもね、私も親になって気づいたんだけど、
他人の子どもの面倒を見るのと、自分の子どもの面倒を見るのとではまったく違う。
子育て正論は通用しないのよ。他人と親とはぜんぜん違うのよ。
それは親側の意識もそうだし、子ども側の意識もそう。

何が違うかって距離がない。
何が違うかって感情が違う。
子育て正論や親はこうあるべきだ正論が通用しないのは、
親子関係って理屈や理論じゃなくて感情だから。
どれだけ他人の子育てをしようが、自分の子育てをするのとではまったく違う。
親は我が子だという意識があり、子どもも他の大人とは違って親だからという意識があり、
そこに甘えや葛藤や怒りや愛情や依存や憎しみや苛立ちなどなど、
様々な感情が入り乱れるので、理屈や理論でこうあるべきだ論がわかったとしても、
実際に実践するのは他人の子育てするのとはまったく次元が違う。

そのことをわかった上で、子育て論や親子論を述べるならいい。
でもやっぱり自分の子どもがいなきゃ、想像はできても、
体感として理解することは難しいと思う。

特に正論を言われれば言われるほど、実際に子を持つ親は、
「やっぱり私はダメな親なんだ」と自信を失ってしまう人もいるし、
「完璧な親を演じなければ!」と無理して潰れてしまう人もいるし、
「そんなもんできるわけがない!」と開き直ってしまう人もいる。
正論が逆効果になる場合もある。

子どもがいる人がエラくて、子どもがいない人がエラくないとか、そういうことではない。
子どもを心から望んでいるのに、
できないことに苦しんだ人がいっぱいいるのは私も経験があるのでわかるし、
何も考えず、できちゃって、子どもが邪魔で邪魔で仕方がないとか、
親や世間体の手前、当たり前のように子どもを産んで育てているけど、
ホントは子どもなんかいらなかったという人もいる。
だから子どもがいる人がエラくて、子どもがいない人がエラくないとかではない。

ただ体験してみないとわからないことがある。
体験をしたことのない人の正論は参考にはなるけど、説得力に欠ける。
例えば、私が自分でブログ毎日更新していないのに、
「ブログは毎日更新した方が絶対にいい!だからおまえらやれ!」
といったって、その意見は正しくても何の説得力もない。

子どもがいない人が子育て論や親子論を語るべきではないとは思わない。
それぞれの立場で思うことを述べればそれでいい。
また子どもがいないからこそ正論が語れるのであり、
そうした正論は「子どもがいるから仕方がない」と思ってしまいがちな、
子どものいる親にとっては、時に背筋をぴんと伸ばし、
「これじゃいけない。がんばろう!」というきっかけになることもある。

ただ自分には子どもがいない上での意見であるということを、しっかり認識していないと、
「子どもがいないあんたに言われても話にならん」と一蹴されてしまう。
そこを踏まえた上で自分の意見の述べれば、たとえ子どもがいなかろうが、
「確かにそうだよな」と参考になる話になると思う。

いやでもほんと子育ては難しいというか大変というか正解はないというか。
それぞれの経験からこんなことはよかった、こんなことはダメだったと、
それぞれが体験に基づく情報発信をブログですれば、
多くの人にとって役立つことになるのではないか。

ちなみに我が子はもうすぐ3歳。
天使のようにかわいく見えたと思った直後、意味不明に突如機嫌が悪くなったりして、
それを「おもしろい」「貴重な体験は今だけ!」と思えるには、
親の側に相当な心の余裕と感情の抑制がないと難しいなと日々実感している。

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by kasakoblog | 2015-05-09 12:28 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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