イヤな仕事がおもしろい仕事に変わるたった1つの方法
2015年 08月 10日
以上。
仕事かったるいよなーとか、
この仕事イヤだなーとか、
仕事に行きたくないよなーなんて、
思うこともあると思うんだけど、
でもそこで単純に、
「やっぱ、この仕事、自分に向いていない」とか
「やっぱ、この仕事、自分は好きじゃない」と、
考えてしまいがちだが、それは間違っている可能性がある。
なぜなら、仕事の内容が嫌いなんじゃなく、
仕事をする環境や、働き方がイヤなだけで、
実は仕事そのものは自分に向いているし、
好きなことかもしれないからだ。
たとえば、自分が大好きな仕事でも、
人間的に問題のある取引先や客や上司と、
一緒に仕事をしていたら、まず間違いなく、
その仕事は嫌いになるだろう。
でもそれは仕事の内容そのものが嫌いなのではなく、
仕事を一緒にする人間が嫌いなだけ。
だから仕事が嫌いなわけじゃない。
そこを勘違いするとおかしなことになる。
仕事が好きになるのか嫌いになるのか、
大きな要因となるのが一緒に働く人。
私も先日あったが、旅行に行って、
記事を書き、撮影をするという、
めちゃくちゃ自分にとって好きな仕事があったのだが、
仕事の発注主の人があまりにも仕事の段取りは悪いわ、
おかしなことするわの連発だったので、
次回以降の仕事は断った。
仕事が嫌いなんじゃない。
働く人が嫌いなだけだ。
もちろん会社員だと一緒に働く人は自分では選びにくい。
会社の命令で誰と働くかを決められてしまうし、
会社の命令で取引先も決められてしまうので、
自分がイヤだと思っても変えづらいと思うのだが、
だからといって「これは自分に向いていない仕事だ」とか、
「この仕事は好きじゃなかったんだ」と勘違いしない方がいい。
そのような意味で、仕事が好きか嫌いになるかは、
働き方の問題が非常に大きい。
仕事そのものが好きでも、
長時間労働を強制されたら、そりゃいくら好きな仕事でも、
嫌いになるだろうし、
通勤時間があまりに長かったら嫌いになるかもしれないし、
働いても働いても給料が増えない会社にいたら、
そりゃどんなに好きな仕事でもイヤになってしまうだろう。
私は3年前に突然会社を辞めてフリーランスになった。
フリーランスになるつもりなんてなかった。
会社の人たちも好きだし、仕事内容も好きだった。
でも働き方に対する不満がああった。
私の仕事は朝9時に来る必要はまったくないにもかかわらず、
9時出勤を強要されるストレスとか、
効率よくスピーディーに仕事をすればするほど、
仕事をいっぱい頼まれるのに、給料は変わらず、
むしろダラダラ仕事をしている人の方が、
少ない仕事で給料をもらえてしまう仕組みとか。
あとはイヤなクライアントを自分の判断で切れないこととか。
いろんな不満があって結局独立することになったのだが、
会社員時代とほとんど同じ仕事をしているのにもかかわらず、
フリーランスになった時の方が、
今まで以上に仕事を好きになれたことに驚いた。
会社員時代に「なんかこの仕事、面倒だな」と思ったものでも、
フリーランスになったら「おもしろい!ありがたい!」と思えるようになった。
それは働き方が変わったからだ。
働き方のストレスや不満が軽減されたので、
同じ仕事なのに、今までより好きと感じるようになったのだ。
ただ勘違いしてはならないのは、
会社員の働き方が悪くてフリーランスの方がいいという話ではないこと。
人によっては会社員の働き方の方がよく、
フリーランスになったら逆に仕事が嫌いになってしまうという人もいるだろう。
実際、私は10年以上前に、独立することに憧れて、
フリーランスになってみたが、仕事が逆につまらなくなってしまい、
結局、フリーランスをやめて再び就職して正社員になった経験もある。
会社員だろうがフリーランスだろうが、
その時の自分の状況や志向にあった働き方でないと、
仕事は好きなのに仕事が嫌いになってしまう悲劇を生んでしまうのだ。
だから「好きな仕事」を探すジプシーになる前に、
働き方を見直した方がいい。
同じ仕事でも働き方を変えたら、仕事が好きになるかもしれない。
働き方によって仕事の好き嫌いが大きく左右されることを、
認識しておきたい。
・生き方・働き方の参考になる本
好きを仕事にした26人の物語を描いた拙著
「マイナスな人生でもプラスになれる生き方」
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