なぜ人口の少ない田舎町で一見お断りの会員制レストランを営むのか?
2015年 10月 28日

人口約7万人の大分の小さな田舎町、日田。
そんな小さな町で看板もろくに出さず
一見客はお断りで
紹介でないと入れないレストランを
運営しているのが、先日、大分日田で
かさこブログ術講義を開催してくれた
料理人の高瀬妙子さんだ。
まだオープンして1年。
えっ、そんなんでやっていけるの?
ランチもしない?
そんな小さな町で会員制って……。
なぜそんなことをと驚いたのが
高瀬さんはこれまで福岡をはじめ
料理人などの経験をする中で
このような形態にたどり着いたのだと思う。
1つは自分の体を壊さないため。
料理人や飲食業界にありがちだが
客優先、営業優先、店優先になりがちで
時間的にも体力的にも精神的にも
働く側が追い詰められ、
神経も肉体もすり減らしてしまう。
でもそんなのでいいのか?
そんな働き方は本末転倒なのではないか。
食を提供する料理人が不健康で
自分の心をすり減らしてまで
提供しておいしい料理が出せるのか。
きっとそんな考えから
自分も健康をしっかり保ちながら
いい状態でいつも店や料理に
向き合えるよう環境を整えるために
ランチもせず、会員制という形で
ある意味では客を選び
自分にとっていい環境で店をすることが
いい料理の提供につながると
考えたからではないか。
もう1つは食や健康に対する
自分のこだわりを貫くため。
これまで飲食業界を経験している中
感じた様々な矛盾や葛藤。
本当はもっと健康にいいものを出したとか
私だったらこんな料理を作りたいのに
といった彼女自身のこだわりを
実現するため
「この料理の良さがわからない人に
わかってもらう必要はない。
わかる人に料理を提供したい」
そんな思いがあったからこそ
会員制という形にしたのではないか。
彼女が提供しているのは料理なのではない。
高瀬さんのブログには
「食を中心とした全体からみた
自然治癒の観点から
健康になろうというお店を
目指しています。
ですので、食はもちろんですが、
健康食品、オーガニック食品、
癒し商材、グリーンツーリズムなども
開催しています」と書かれている。
料理は一つの手段に過ぎず
食と健康をトータルで考えた
料理人にとどまらない活動を
したいのではないかと。
世の中にはいろんな人がいて
いろんな「変わり者」がいる。
でも今の世の中の常識が
果たして本当に正しいことなのか。
ほんとは間違っているのではないか。
違うやり方があるのではないか。
新しい常識が必要なのではないか。

きっとそんな思いから
小さな田舎町にもかかわらず
会員制レストランをしながら
なぜか屋久島ツアーを企画したり
かさこブログ術講義を企画するなど
おもしろいことに
取り組んでいるのだろう。

今回、大分日田でのかさこブログ術講義は
高瀬さんのお店で講義をした後
高瀬さんのパスタランチ付きだったのだが
パスタ好きの私も絶品!と言わしめるほど
実においしいパスタだった。
自分の心も体もすり減らせて
働く生き方ではなく
業界の当たり前に疑問を持たずに
従うだけの生き方ではなく
既存の常識を疑い
既存の価値観に流されず
自分が信じることを貫き行動する。
そんな人が一人でも二人でも
増えたらいいかなと思っている。
・高瀬さんのブログ
http://ameblo.jp/reheala/
・そんな高瀬さんに私を
紹介してくれたのが
大分中津のかさこ塾生の
保険難民のための保険アドバイザー
平原美津代さんのブログ
http://ameblo.jp/so-ma6211/
<まだまだ九州方面を中心に
ブログ術2時間講義など開催!>
・いよいよ開催!10/31大分中津で
かさこトークライブ&写真術講義開催
http://kasakoblog.exblog.jp/23675696/
<2時間凝縮ブログ術講義>
・11/7沖縄※残席2名
http://kasakoblog.exblog.jp/23531194/
・11/9鹿児島※残席2名
http://kasakoblog.exblog.jp/23680082/
・11/16八王子
http://kasakoblog.exblog.jp/23793706/
・11/24藤沢※キャンセル待ち
http://kasakoblog.exblog.jp/23724594/
・11/29下関
http://kasakoblog.exblog.jp/23793511/
・セルフブランディング11か条を解説した
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