人は連れ合う仲間や環境で大きく変わる~中学生だった私が片道1時間もかけて遠い塾に通った理由
2015年 10月 30日
わざわざ片道1時間もかけて
遠い場所にある塾に通ったのか。
それはともに学ぶ塾生がおもしろかったから。
先生がエッジのきいた
おもしろい人だったから。
だから別に親に強制されたわけでもなく
むしろ頼み込んで遠くの塾まで
通わせてもらった。
あの時の経験は私の成長にとって
かげないのない原体験になっている。
自分自身に能力や意欲があったとしても
おそろしいほど連れ合う仲間や環境に
影響されるのだと。
中学2年生の時、私にとって
大きな決断があった。
家から歩いて1分でいける塾に
そのまま行き続けるべきか。
それともこの塾をやめて
1時間も離れた場所に塾を開講して
独立する先生のところで学ぶか。
中2だよ。
わざわざ部活終わってから
電車に乗ってそれから
駅から20分以上も歩く。
そんな場所にある塾にいけば
相当な時間のロスだ。
今いる塾なら徒歩1分でいける。
迷いに迷ったが
近い塾をやめて遠い塾に通うことにした。
なぜならなんといっても
その先生に魅力があったから。
厳しいこともいい
時には生徒ともぶつかる
濃いキャラの先生だったが
あの先生のもとで学びたいと思った。
そして何よりこの塾で学んだ
おもしろい仲間たちの何人かが
今の塾をやめてその先生の塾に
通うと言い出したからだ。
おもしろい仲間がいなくなれば
切磋琢磨しあえる仲間がいなくなり
自分自身の成長が止まってしまうのではと
危機感を覚えた。
今そのまま残れば
ぬるま湯の環境の中で
学力的にも自分がトップクラスになり
優越感に浸って塾に行ける。
でもそのままでは成長がない。
自分より学力が高かったり
自分にはない魅力を持っていたり
アクの強い濃いキャラの面々と
一緒にいることの方が
楽しいし、成長ができるのではないかと。
結果は遠い塾に行って正解だった。
濃いキャラ同士だったので
時にはケンカもした。
長い通学時間で拘束時間は長くなった。
そこにいると学力的には
劣等生的立場で
必死についていかないと
自分はどんどん落ちこぼれてしまうと
危機感のある環境だった。
でもそんな環境だったからこそ
がんばれた。
そのおかげで中2で
偏差値63ぐらいだった私が
学区内でトップクラスの進学校であり
偏差値70ともいわれる
埼玉県立川越高校に
入学することができたのだ。
人は厳しい環境より
ラクな環境を選びがち。
でも大事なのは刺激があるかどうか。
ぬるま湯ではなく成長できるかどうか。
そして何よりそこにいる人たち。
先生であり塾生が
魅力ある人であるかどうかが
極めて重要なのだと。
社会人になると長年同じ環境に
身を置き続けていると
知らず知らずのうちに
自分が「腐って」しまう。
仕事がつまらないわけじゃない。
会社の人や取引先の人たちが
悪いわけではまったくない。
つきあう友達が悪いわけでもない。
でもずっと同じ関係性で
同じ業界の人だけとつきあい
同じ環境でとどまっていると
知らず知らずのうちに
刺激や意欲を失い
毎日ただ同じことを繰り返すだけの
単調なマシーンと化してしまう。
そうやってどんどん自分が
停滞していってしまう。
停滞していることすら
気づかなくなってしまう。
そして気づけば時代が変わり
社会が変わり
ロボットや外国人労働者に仕事を奪われ
自分の居場所が自分の存在価値が
なくなってしまう。
だからこそ大人になってから
いい意味で刺激のしあえる仲間が
必要なんだと思う。
会社員なら付き合いは限定される。
否、個人事業主だって
より付き合いは限定される。
主婦になったらなおのこと
狭い世界の中に限定される。
だから大人の塾が必要なんだと思う。
異業種の人との出会い。
違う年代との出会い。
違う地域の人との出会い。
私がイベント担当者から
塾をやった方がいいと言われ続けながら
ずっと断っていたものの
でも自分がやりたいと思ったのは
私自身がおもしろい仲間の
必要性を感じたからだった。
フリーランスになって2年。
仕事は順調で売上も申し分なかった。
仕事も断るぐらいあった。
でもこのままでいいのだろうか?
いつかこの狭い関係性の中でしか
仕事をしていないと
何年か後に息詰まってしまうのではないか。
いや何よりも会社の同僚的な
気軽に楽しみあえる仲間が欲しかった。
そんな思いからかさこ塾を始めた。
今では14期生約240名までになった。
塾生といろんな会話や付き合いをしながら
ふとなぜ自分はこの塾を
やっているのだろうと思った時に
あの中学生の頃の塾のことを思い出したのだ。
塾なんてやらずに
フリーランスのライター・カメラマンの
仕事だけをしている方が
はるかにラクだし儲かる。
仕事ももちろん楽しい。
でも何かワクワク楽しいことが
あったらいいなとか
まったく違う異業種の人と
知り合うことで刺激し合いたい
という思いからこの塾を
やっているんだと思う。
私は中2の時に濃いキャラの先生と
塾生のいる塾を選んだことで
切磋琢磨し成長できた。
そんな原体験がかさこ塾をしている
自分のどこかにあるのかもしれない。
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