悩んでいる人の背中は押してもいい。でも断じて手を引っ張ってはいけない理由
2016年 03月 26日
依存させるから。
生きていればいろんなことに悩む。
そんな時「こんな風にすればいいのに!」
とアドバイスしてくれる人の存在はありがたい。
でもね。
アドバイスする人間は
ウジウジ悩んでいる人が
一歩踏み出すきっかけとなる
情報を提供することで
背中から後押しはしてもいいけど
断じて手を引っ張って
連れていけない。
それは優しさじゃない。
傲慢だ。
アドバイスする人間が
「人のために」といいながら
自分が他人から好かれたいからという
「自分のため」だけにやっている
醜い行為だと私は思う。
手を引っ張って連れていくような
アドバイスをすれば
その人は自分の力で歩いていけなくなる。
またそこに依存心が芽生え
何か困ったことや悩みがあっても
「きっとまだ誰かが連れていって
くれるだろう」と考え
悩んでいる姿を周囲に
見せつけるようになる。
自分で考え、自分で行動しなくなるのだ。
しかもやっかいなことに
他人から手を引っ張って連れてこられた場合
後からいろいろ文句を言ったりする。
「私がここに来たいって言ったわけじゃなく
連れてきたあの人が悪い」みたいな。
だから私は背中を後押しする
アドバイスはするけど
ウジウジ悩んでいる人に
優しい声をかけて一緒に行こうよと
手を引っ張るようなことはしないよう
細心の注意を払っている。
ウジウジ悩んでいる人の中には
背中を押すぐらいでは
一歩踏み出せない人もいる。
でもそれはもう仕方がないこと。
踏み出せないまま人生を棒にふるしかない。
「冷たい」と思われるかもしれないが
最終的にはすべては
本人の意思と行動次第。
一歩踏み出さない人間がどうなろうが
他人が干渉すべき問題ではない。
それを「冷たい」と勘違いし
余計なおせっかいをする人がいるが
それは間違いだ。
悩んでいる人が自分で考え
自分で行動する機会を奪い
他人に甘え、依存する醜い心を
助長するだけだ。
そして何よりそれを「優しさ」と
勘違いしている手を引っ張る人間もまた
ウジウジ悩んでいる人に
依存することになる。
世の中にはぐだぐだ悩んでいる人が
いっぱいいるが
決して余計なおせっかいはしてはいけない。
どこまで手助けしどこまで手助けしないか
その線引きをしなくてはならない。
背中は押してもいい。
でも手を引っ張って
連れていくようなことはするな。
それが長期的に見れば
悩んでいる人のためになる。
そこで自ら動こうとしない人間が
どうなろうが知ったこっちゃないと
きちんと割りきることが必要だ。
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