避難所にいる人だけが被災者ではない~行き渡らない支援~東日本震災の教訓を学べぬニッポン
2017年 03月 10日
テレビの映像で度々流されるせいか
避難所にいる人たちが被災者
と思いがちだが
避難所に行かずに
被災している人もたくさんいて
そういう人たちに支援が行き渡らないのは
2011年東日本大震災でも問題になったし
2016年の熊本地震でも同様だった。
被災した人の分類
1:避難所にいる人
2:避難所の外で車中避難する人
3:自宅で待機している人
4:自主避難した人
支援が集まるのは当然避難所。
でも避難所も人でいっぱい。
でも避難所の中に入らず
車中で避難している人もいる。
自宅で待機している人もいる。
電気、ガス、水道が使えない状況で
店もやっていない状況の中
避難所のみならず
車中で避難している人や
自宅で待機している人にも
物資の支援をしていく必要がある。
みなさんが被災者になった時に
ぜひ覚えてほしいのは上記のこと。
避難所に入る被災者になるとは
限らないということだ。
車中避難や自宅待機で
自分たちのところに支援物資が
回ってこないと嘆いていても仕方がない。
避難所にいって分けてもらうなり
支援に来たボランティアなどに
積極的に声をかけて窮状を訴えるなり
ツイッターやフェイスブック、ブログが
発信できる環境にあれば
自身の窮状を訴えて
支援を呼び込まなくてはならない。
もちろん避難所にいても
支援は不足がちになるだろうから
発信していく必要があるし
またもし避難所で物資が余っていたら
避難所外にいる人や
自宅待機している人にも目を向け
物資を配分してあげることだ。
そういう意味でも
普段から備蓄は大事。
津波で家が流されたり
地震で家が倒壊しない限りは
家の備蓄が生命線になるわけで
備蓄に水や食料があれば
避難所に入れなくても
なんとか食べていける。
避難所同士や被災者同士で
ネットワークができれいれば
物資の融通のしあいもできる。
東日本大震災の時にあったが
こっちの避難所には食料がいっぱいあり
捨てるぐらいきているのに
近くの避難所にはほとんどない
といった事態もあり
避難所同士、被災者同士が
連絡をとりあっていれば
そこのミスマッチが解消されるのだが
いざ被災したらそこまで
気が回る人はほとんどいない。
でも避難所同士、被災者同士で
物資の融通がうまくいけば
助かる人も多いはずだ。
また普段からSNSを使っておくといい。
災害になってあわてて
発信したところで
多くの人に見てもらえない。
あやしいアカウントと
思われてしまう可能性もある。
普段からSNSで発信し
いろんな人とつながっておけば
いざ被災した時に
ネットで助けをもとめれば
瞬く間にその情報が拡散し
支援が回ってくるかもしれない。
ただ発信する際は
発信日時を入れること。
3/11の17時時点で~~の場所で
~~が不足といったように
日時の記載をしておかないと
ネットで拡散され
足りた後にも大量に物資が
送られてくる事態になるからだ。
未曾有の大災害、東日本大震災から
まもなく6年が過ぎようとしている。
そろそろまたどこかで
でかい地震が起きないとも限らない。
自分がまさか被災者になるとは
思ってもみなかった人が
まさかの被災者になり
避難所に入れず
物資に困ったりする事態が
起きるかもしれないということを
頭の中に入れておくだけでも
被災した時に冷静に
行動できるのではないか。
日本にいる限り
いつ地震や津波や竜巻や台風や
火山噴火や原発事故により
被災者になるかもわからない。
東日本大震災の教訓をもとに
災害後の賢い行動で
人災を減らし、減災に努めていきたい。
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