人は他人によって育てられる
2009年 02月 17日
部下は上司に育てられ、上司は部下に育てられる。
書き手は読者によって育てられ、
アーティストはファンによって育てられ、
政治家は国民によって育てられる。
彼氏は彼女に育てられ、彼女は彼氏に育てられる。
ミクシィユーザーは、マイミクによって育てられる・・・。
人は他人によって育てられる。
当たり前と言えば当たり前ですが、
ついつい人って、自分の成長は、
自分の努力や自分の行いだけだと思いこんでしまいがち。
人は一人じゃ生きていけないとよく言うけれど、
成長する過程においても、他人は欠かせないのだなと。
そんなことを思った出来事があった。
日曜日に1日がかりで東京少女撮影をしたことだ。
写真を撮っていてふと思ったわけです。
「写真家はモデルによって育てられてるんだなあ」と。
写真を撮るのは自分だけど、
被写体となってくれるモデルさんから、
「こういうのはどうでしょう?」とアイデアをくれる。
それがすべていいわけではなかったとしても、
自分では考えつかなかった提案に、ふっと虚をつかれて、
「なるほど、そういうのもあるのか!」と気づかされる。
それでトライ&エラーを繰り返して、
写真家って成長していくんだなと、
つくづく実感したわけです。
それって写真家とモデルだけの関係じゃなく、
企業とお客さんの関係でもそうだし、
いろんなところでそういう関係が成り立っているんじゃないかなと。
今、「ブログ炎上」というおもしろい本を読んでいるだけど、
「クレーマーは最良のお客様になる可能性がある」
みたいなことが書かれていて、
なるほどなと思うわけです。
双方向。
ブログやミクシィなどのSNSが、
一方的ではなく双方向だからすごいといわれていて、
それは頭では理解していたけど、
別にネットの世界に限らず、
双方向っていうのはいい意味でも悪い意味でも、
刺激しあい、切磋琢磨して、
お互いが成長していく重要なプロセスなんだなと。
だから双方向のメディアはすごいというか、
双方向のコミュニケーションって重要なんだなと、
あらためてわかった感じ。
文章を書いているとそれを強く感じる。
みなさんもそうだと思うけど、
ミクシィやブログで日記を書いたことに、
コメントが寄せられて、
人ってこんなこと考えてるんだとか、
こんな風にこの日記に感想をいだくんだとか、
すごく新たな発見になる。
人は他人によって育てられるって意識を、
今まで以上に大事にしたいなと思った次第です。
