迷惑メール業者の処分が甘すぎる
2009年 02月 17日
迷惑メールが送られてきて、
その処理に1日何分も費やされている人は多いと思う。
今日、迷惑メール業者に初の行政処分が出たという。
しかし1ヵ月に約30万通も送ったと見られる業者に対して、
特定商取引法に基づき送信をやめるよう、
改善指示をしただけで終わった。
なんでこんなに甘いのか、不思議に思う。
迷惑メールがなくならないのは、
改善指示程度の処分しかされないからだろう。
たとえば迷惑メール1通につき罰金1万円にするとか、
(そうすればこの業者は罰金30億円になる)
送信した迷惑メールの10倍分の迷惑メールを、
この世の中からなくすまで刑務所から出れないとか、
そのぐらいの適切な罰則があれば、
迷惑メールは随分減るんじゃないか。
それにしてもなんでこんなに処分が甘いんだろう。
ネットにうとい人間が政治家や官僚やっているからなのか。
今やメールってすごく重要な公共インフラとなっていて、
それが迷惑メールで阻害される行為って、
いわば線路に置き石して電車をストップさせるぐらい、
重大な社会的害悪をもたらしているのに。
社会の交通を乱す重罪犯として、
せめて置き石犯罪と同じぐらいの刑罰にしないと。
(刑法125条:汽車又は電車の往来の危険を生じさせた者は、
2年以上の有期懲役に処する)
刑罰を重くすることで社会から迷惑行為がなくなるものって、
相当あるんじゃないかと思う。
・出会い系業者に行政処分=迷惑メール送信で初-経産省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090217-00000173-jij-bus_all