大阪赤字脱却、国政に橋下氏を

大阪府が11年ぶりに赤字脱却し、
2009年度は黒字化する見通しという。
すごいですよ、橋下知事。

荒治療でいろんなものを、
バッサリ切ったとの批判はあるかもしれないが、
もしこのまま赤字を垂れ流していけば、
いずれは府民の行政サービスカットや
増税はまぬがれないわけで、
橋下知事の成果は評価してしかるべきではないか。

ぜひ橋下知事に、日本国財政再建もやってほしい。
天下り含め、役人の無駄遣い、政治家の無駄遣いを、
橋下流荒治療すれば、
消費税増税なんかしなくても、
わんさか税金の無駄が浮くかもしれない。

ちなみに、2万6632人の天下りを受けているのは4696法人あり、
それらの法人に税金が１年間に12兆6000億円も使われている。
12兆円といったら消費税5～6％分！
もしこれらの法人を廃止ないし民営化したら、
増税しなくても消費税5～6％分の予算が確保できることになる。

（まあすべてが無駄とはいわないが、
いるんだかいらないんだかよくわからない、
特殊法人、独立行政法人、認可法人、公益法人、
指定法人、特定営利企業などが多すぎる）

大阪府が11年ぶりに赤字を脱却したように、
国家財政にもう無駄なものはなく、
増税しかないというのは私はまったくのデタラメだと思う。

そもそも消費税増税を騒ぎ立て、
法人税を安くさせようとしている経団連会長キヤノン御手洗だが、
その御手洗会長の知人社長のコンサル会社が、
キヤノン大分工場建設をめぐり、裏金工作して、
法人税脱税容疑で逮捕された。

今のところキヤノンや御手洗会長には何の容疑もないが、
国民に増税を押し付けようとして、
法人税を安くさせようとさせている経団連会長の企業に関連した、
会長の知人で起こした脱税事件を見るに、
国民は騙されているだけであって、
本来、きちんととれるべき税金は、
まだまだいくらでもあるんじゃないか。

結局、企業は裏の手、表の手を使って、
税金を逃れさせ、自分たちは巨利をむさぼって、
そのツケを全部国民に押し付けてしまえと、
こういう論理を持っている人間のほとんどが、
今、何が何でも消費税増税をしたがっている。

消費税増税する前に、
税金無駄遣い撲滅大臣として、
橋下知事を起用すべきだと思う。