いつか来た道

マクドナルドの売上高が過去最高を記録。
ユニクロは決算予想を上方修正し、
フリースブーム時に記録した、
過去最高益を更新するのではないかと見られている。
その一方で百貨店の売上げ不振ニュースが相次いでいる。

まるで、いつか来た道。
まるっきり同じようなニュースが、
今から8年前の2001年頃に騒がれた。

ユニクロはフリースブーム。
マックは65円バーガー。
松屋は牛丼290円、吉野家は牛丼280円。
低価格路線の店が売上げを伸ばし、
百貨店のような中途半端な店が、
どんどん淘汰された時代。

結局、同じようなことを繰り返している。
不況になればなったで、儲かる会社もある。
低価格企業が見直される。
そして、中途半端でダメな企業が潰れていく。

ところがデフレ不況は悪だということで、
様々な経済対策が行われた結果、
今度は好景気が続き、
マックやユニクロは見向きもされなくなり、
不況で苦しんだ企業が息を吹き返し、
不動産がお決まりのごとくバブル化し、また弾ける。

なんだか経済の景気循環ってバカみたいじゃないか。
もちろん今回の不況は2001年と違う要素はいっぱいあるし、
深刻度合いも違うものの、
マックやユニクロやコンビニまでもが、
ダメになってしまうわけではなく、
結局かつての時代と同じく、
不況に強い業種が見直されるのが、
繰り返されていくだけ。

なんだか悪い夢を見てるみたい。
何がいいのかよくわからん。
好景気だからいいのか不景気だから悪いのか。
不景気で全企業が全滅するわけでもなく、
むしろ不景気が追い風になっている企業がある現実。
しかもそれはかつて経験したことのある出来事。

こうしてしばらくすると、
バラマキ景気対策のおかげで景気が回復し、
様々なものがバブル化し、
学生はバカでも就職でき、
ガソリン価格が上がったり、食料品が値上りしたり、
不動産バブルが再発し、
昨年倒産した不動産会社が名前を変えて、
わが物顔で不動産バブルを煽り、
そしてまた弾けて大変だと騒ぐ。

この景気循環という名のバカらしい悪夢を、
これから何度となく繰り返さなくてはいけないのだろうか。
人々の生活に大きな変化はないはずなのに、
ジェットコースターのような経済を、
安定的にしようという発想がないのだろうか。

デフレの時代にさんざん書いた記事を、
また8年後に書くとは思いもしなかった。
人類は経済成長することができても、
真の意味での社会的成長はしてないんじゃないかとも、
疑ってしまう。

好景気も不景気もなるべくない、
できるだけ安定した経済にしようという対策が必要なんじゃないか。
不景気だから無理やり好景気にしようと、
変なことするからバブルを繰り返してしまう。

今こそ好景気がいいという価値観を
変えるべき時ではないかと思う。

by kasakoblog | 2009-02-05 01:25 | 金融・経済・投資

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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