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定額給付金5月に支給?

景気対策効果が疑問視されている定額給付金だが、
仮に実施されたとしても、下手をすると、
支給されるのが5月にずれ込む可能性が高いという。

福田総理が政権を放り投げたのが9月。
すぐに選挙をするため麻生内閣ができたが、
金融危機が起きたことを理由に、
「国民が望んでいるのは選挙ではなく景気対策だ」
と称して、早急に景気対策を打つといいながら、
このどうしようもない景気対策・定額給付金ですら、
それから8ヵ月後の実施。

私は定額給付金はナンセンスと言ってきたが、
それでも年越し前、何かと金が入り用な、
12月ぐらいに実施されれば、
それなりの効果はあったかもしれない。
それが5月ですよ。5月。

しかも2兆円ばらまくのに800億円も費用が必要だという。
1人あたり2万円とするなら、
2万円もらうために国民は、
800円の税金を余計に支払わなければならない。
だから3年後に消費税を上げるという文言を、
何が何でもねじこもうとしている。

定額給付金を盛り込んだ第2次補正予算案に賛成しなかったのは、
民主、社民、国民新党、共産党以外では、
かねてから自民党批判を繰り返していた渡辺善美氏と、
造反は彼だけかと思いきや、
まったく予想外に自民党の松浪健太氏も賛成せず、途中退席した。

国民をここまでバカにした政治はない。
定額給付金を批判し、麻生政権を批判しながら、
結局、何も行動しなかった、
この両氏以外の自民党議員と公明党議員は、
今度の選挙で全員落選させるべきだと思う。

国民もなめられたもんだ。
せめてこのばかげた定額給付金でも、
12月ぐらいまでにやれば、まだ効果はあったろうに。

5月頃の実施しかできないんだったら、
勇気を持って白紙撤回して、
2兆円分、消費税を減税すればいいじゃないか。
1年間の消費税税収は約10兆円。
2兆円分なら2ヵ月半ぐらい、
消費税廃止というサプライズ景気対策ができる。

そのぐらいインパクトのある対策をすれば、
景気に効果はあるだろうし、
自民・公明にしたって同じ2兆円を使うんだったら、
それをやれば支持率上がるのに。

それにしても本当にひどい自民・公明議員。
国民ができることは、
次の選挙で彼らを落とすことぐらいしかできないけど、
それはきっちりやるべきだと思う。

国民をバカにするのもほどがある。

by kasakoblog | 2009-01-14 02:01 | 政治

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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