世紀の大愚策・給付金はじまる
2009年 03月 08日
世紀の大愚策・給付金を実施したからである。
給付金1000万円を配るのに650万円の経費がかかる自治体もある。
まあこういうのは極めてレアケースとはいえ、
たとえば熊本市では100億配るのに3億の経費、
北九州市では153億配るのに6億経費がかかるという。
定額給付金が景気対策になるとかならないとか、
高額所得者にも配っていいのかとか、
政治家はもらうのかもらわないのかとか、
反対の奴はもらうの辞退しろとか、
違う使い道があるじゃないかとか、
そんなことはどうでもいい。
定額給付金の何が問題かって、
莫大な経費がかかること。
そんなこと、やる前から容易に想像できた話だ。
2兆円配るためにかかる経費は、
その分、全部、将来の税金のツケとなって、
回ってくるわけです。
こんな愚策、前代未聞という他ない。
1万2000円あげるから、
その配る経費として、
来年から住民税10%アップしますから、
といわれたらどうだろう?
だったらそんなものいらないから、
これ以上、増税するな、
と考える人は多いんじゃないのか。
景気対策にもなり、経費もかからず、
支持率も上がる簡単な政策がある。
消費税を2兆円分(2ヵ月半)、ゼロ%にすることだ。
消費税をゼロ%にすれば、
金を配る経費などは国(国民)には一切かからない。
ホームレスに配るにはどうしたらいいかなんて、
悩む必要もまったくない。
誰もが等しく恩恵を受ける政策だ。
しかも定額給付金のように、
実施までに時間がかかるといったこともなく、
全国同時にすぐ実行に移せるという利点もある。
ゼロ%になれば、自動車や家電など、
高額商品は今がお得ということで、
かなりの需要が期待できるだろう。
それにより金融危機による製造メーカーの、
急激な生産調整ショックを、
幾分かだが和らげることができ、
一時的とはいえ急激な社員切りを止めることもできただろう。
高額商品だけでなく、
低所得者層にとっては、
毎日の生活に5%かからなくなり、
景気悪化で給料減や失業しても、
その分わずかだが生活は助かっただろう。
もし自民・公明が定額給付金ではなく、
100年に一度の金融危機のために、
消費税を2ヵ月半ゼロ%にする政策を実施したら、
支持率は間違いなく上がっただろう。
政治家にとってもメリットがあったのに。
もちろん期間限定だから、
反動でその後、売れなくなるかもしれないが、
何もしなくても売れないわけなんだから、
やらないよりやった方がマシだろう。
というか定額給付金だって1万2000円使ってしまったら、
それで終わりなんだから、
これこそ一時的な効果しかない。
この世紀の愚策が衆議院で再可決される際、
小泉元首相が欠席を表明し、
造反がでるかと思ったタイミングで、
特捜部が小沢秘書を逮捕し、
造反を結果として食い止めた。
こんな世紀の大愚策をやった、
自民・公明の議員って、
ほんと頭おかしいとしかいいようがない。
1万2000円もらえればそりゃみんなうれしい。
しかしそのために莫大な経費がかかって、
消費税を3年後に10%に上げるんじゃ、
ほんと意味がない。
まだ今、消費税をゼロ%にするから、
その分3年後に上げさせてくれといった方が、
国民の理解を得られただろう。
世紀の大愚策で、また国民の税負担が、 将来重くなる。
この国はどうかしているとしかいいようがない。
