入社式前日に内定取消
2009年 04月 02日
入社式前日の3月31日に新卒者19人の採用を取消しした。
3月31日にメーンの金融機関から新規融資を断られ、
4月1日から操業停止を決めたからという。
取消しはやむを得ないかもしれない。
しかし入社式前日ってあまりにもひどい。
それまでに業績の見通しわからなかったのか?
たかが150人の企業が19人も新卒採用しているのも、
そもそもおかしい気もするし。
内定取消ししたら、
学生には1年間の給与分を損害賠償として支払うぐらいの、
法的罰則を設けた方がいい。
もちろんこんなどうしようもない企業を、
就職先として選んでしまった学生の責任が、
まったくゼロとは言い難いけど、
採用は遊びでやっているわけじゃないんだから、
キャンセルするならしかるべきキャンセル料を払うのが、
社会のルールというものだろう。
先日、悪質な内定取消企業を、
厚生労働省がはじめて公表したが、
なんとたったの2社だった。
電子部品製造の小松ライト製作所(大阪府吹田市)
システム開発のジー・イー・エヌ(北九州市)
なぜたった2社なのか。
悪質企業はもっとあるはずで、
どんどん公表すべきだろう。
悪質企業は新卒採用禁止措置を講じるべきだ。
ただ今回の突然の内定取消しが起きた背景には、
採用活動が早すぎるのが原因のひとつだろう。
「カナサシ重工」が19人に内定を出していたのは、
昨年の6月から9月だという。
つまり金融危機の影響をまったく織り込めていない、
採用計画なのだ。
こんな早期に採用したんじゃ、
よほどの大企業でない限り、
採用取消せざるを得なくなるに決まっている。
内定取消しを少なくするためには
採用活動の早期禁止を実施すべきだと思う。
なんでもかんでも企業に採用取消するなというのは、
まったくの筋違いの議論だと思う。
倒産するのがわかっているのに、
内定取り消さず、入社させるのも、
ある意味ではひどいことなのだから。
これだけ内定取消しが問題になっているのに、
もう来年4月入社の採用活動が始まっている。
これがそもそもの諸悪の根源だと私は思う。
内定取消をなくすためにすべきこと
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