絢香さんとバセドー病
2009年 04月 04日
そんな風に思っている人は多いのではないか。
絢香さん。
一躍売れっ子アーティストになり、電撃のスピード婚に、
「なんて幸せで運がいい人なんだろう。
歌もうまいし、かわいいし、売れてるし」
と思った人もいるかもしれないが、
その陰でバセドー病で苦しんでいたことを告白した。
隣の芝は青く見える。
=他人のものは何でもよく見える。
どんな人にも悩みや苦しみがあって、
それを乗り越えて生きている。
他人の幸せを妬み、
あいつは運がいいだけだみたいな態度ではなく、
自分だけが不幸とか、運がないとか、
自分を過度に過小評価して悲観してみせる、
そういう逃げの態度ではなく、
困難があってもそれを乗り越えて、
道を切り開いていくことが必要なんじゃないか。
別に私は絢香さんのファンでもなんでもないし、
バセドー病という耳慣れない病気に、
過大な同情論で言うつもりはないけど、
すべてが順調にいっているように見える「成功者」にも、
こうした苦労があるということを知る、
いいニュースだったんじゃないかと思う。
誰もがみなコンプレックスや「病」を持っていて、
でもそれをプラスの力に転化していく強い心でのぞむ。
そういう心を持って生きていきたい。